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我が家のサンショウウオ幼生のラナウイルス感染症、どうやら終息に向かいつつあります。
決してハッピーエンドではありません。 ブチに続き、ハクバ幼生もたぶん全滅です。 2つのケースに分けて飼育していたハクバ幼生、すでにケースAは全滅し、麻布大学に検体送付したところラナウイルス感染症と診断されました。 そしてケースB。どうやら発症したようです。 まだ元気な個体もいますが、全個体を検体送付する決断をしました。 断腸の思いです。 麻布大学の宇根先生によると、日本国内でのラナウイルス感染症は、野生のウシガエルで7例。飼育下の生物では有尾類のみで報告があり、我が家のケースが3例目だそうです。 少しでも先生の研究のお役に立てれば、ハクバ達も報われる…と信じます。 全個体を送り出し、飼育器具の消毒を終えたら、今回のラナウイルス禍は終息です。 |
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お疲れさまでした。真に、御愁傷様です。
ウィルスで、人間には感染しないとなると、経路を辿るというのは不可能なのでしょうか?
その昔、海外の口蹄疫禍に巻き込まれた時は、豚だったので世間の感心も関係もあってパンデミックを間一髪で免れたのですが、マイナーな両棲類では…。症例が計10件、というのはまさに「氷山の一角」なのでしょうね。にろろさんの報告が今後の予防研究に貢献されれば、と強く願います。
2011/8/15(月) 午前 0:10 [ 崩れ(自称館長) ] <<コメントに返信する
崩れ館長
お気遣いありがとうございます。
まだ日本国内では報告例が少なく、また報告があっても検体が手に入らないケースもあるそうで、麻布大学で保存している(即ち国内で保存されている)ウイルス株は3株のみだそうです。
なかなか感染経路解明に至らないのも頷けます。
幸い私の場合、このブログに色々と書きなぐってましたし、また息子の自由研究の題材として記録も残してました。
我が家での感染拡大の様子は、正確な日付とともに麻布大学に報告します。
なお、館長の仰る「氷山の一角」私もその通りだと思いますし、これまでの報告例の傾向から気付いたこともあります。
皆様への警鐘も込めて、近いうちに記事にします。
2011/8/15(月) 午前 0:23 [ にろろ ] <<コメントに返信する
ホントに何と言っていいのやら…
適当な言葉が見つかりません…
私はかつてツボカビ症の個体を見ましたが、それ以上の脅威なんでしょうね…
それにしても、わずか3例なのに、何でにろろさんの所にウィルスが行ってしまったのか…
ウィルスを許せません…
2011/8/15(月) 午前 0:41 [ 不使用1 ] <<コメントに返信する
謎のハンター様
ありがとうございます。
この1週間、特に前半はパニック状態でした。今はやっと冷静に観察できるようになりましたが、やはり辛いです。
最近の朗報は、拒食でガリガリに痩せていたハクバ成体が、シルクワームを食べるようになり持ち直したこと。ですね。
このラナウイルス感染個体、生物兵器として使ったろかな…などと不謹慎極まりないことも、一瞬考えました。
2011/8/15(月) 午前 1:02 [ にろろ ] <<コメントに返信する
お疲れ様でした…
残念ですが全種野望は諦めないで下さいね…
2011/8/15(月) 午後 3:25 [ げろ ] <<コメントに返信する
げろ様
今回の事態は残念でしたが、発生してしまった以上は少しでも研究に役立ってほしいと願っています。
全種制覇の野望は捨てておりません。ただ、今年はもう飼育種を増やすことはないと思います。
2011/8/15(月) 午後 7:44 [ にろろ ] <<コメントに返信する