瀋陽=平賀拓哉
2015年10月31日23時47分
中国東北部の黒竜江省で栽培される人気のブランド米「五常大米」の偽装が横行し、流通量が生産量の10倍にも上っているとして、産地の地元政府が今月から対策に乗り出した。
国営新華社通信のニュースサイトなどによると、同省五常市で栽培される五常大米は稲作に適した気候や、品種改良のために味が良いとして全国的に人気が集中。一般の米の販売価格が500グラム3元(約56円)程度なのに対して、インターネット上では同じ量を198元(約3720円)で販売する業者もいる。
ところが別の米に香料やろうで風味やつやを加えたり、五常大米と別の米を混ぜたりする偽装が横行。地元政府は年間生産量約105万トンの10倍が「五常大米」の名前で流通しているとしているが、「地元政府の公務員が偽装に関与している」とする週刊誌報道もある。地元政府は正規の販売業者を紹介するホームページや悪質業者のブラックリストを作成するなどの対策をとるという。(瀋陽=平賀拓哉)
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部
PR比べてお得!