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ミラノの国際博覧会閉幕 日本館は高評価
11月1日 6時36分

「食」をテーマにしてイタリアのミラノで半年間にわたって開かれた国際博覧会が31日閉幕し、日本の展示館は、来館者が当初の予想を上回る210万人に上るなど高い評価を得ました。
ミラノの国際博覧会は「食」をテーマに、およそ150の国と地域、国際機関が参加して、ことし5月から半年間にわたって開かれ、31日、閉幕しました。
博覧会の国際事務局によりますと、期間中に会場を訪れた人の数はおよそ2100万人に上り、このうち日本の展示館を訪れた人は、当初の予想を上回るおよそ210万人でした。日本館の前では最終日も朝から順番を待つ長蛇の列が出来、係員から5~6時間待ちと言われて入場を諦める人の姿もありました。
日本館では、最新の技術を駆使しながら、ユネスコ=国連教育科学文化機関の無形文化遺産にも登録されている日本の多様な食文化が紹介され、国際事務局から「展示部門」で金賞に選ばれるなど、高い評価を得ました。日本館を訪れた人からも「博覧会の展示館の中でいちばんきれいで、とても魅了されました」とか「すぐにでも日本に行きたくなりました」といった声が聞かれました。
これについて、JA全中=全国農業協同組合中央会の金井健常務理事は「これほど世界から、日本の食や農、地域が評価されていることに改めて驚かされた。日本に対するこうした思いをどうつなげていくかが、今後の大きな課題だ」と話していました。

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