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【プロ野球】

館山は感謝の残留 球団は複数年提示

2015年10月31日 紙面から

 今季海外FA権を取得したヤクルト・館山昌平投手(34)は30日、神宮クラブハウスで取材に応じ「行使するつもりはない」と残留する意向を示した。

 すでに腹は決まっていた。館山は「シーズン中から球団と何度か話し合いをしたが、駆け引きなしで複数年を提示してもらった。この4年間のことを考えれば、それだけで満足」と、球団に感謝の言葉を並べた。

 2011年オフに、年俸1億9000万円の4年契約を結んだが、13年4月に右肘靱帯(じんたい)を再断裂。2年連続で手術を受け、今季6月に1軍復帰。7月には1019日ぶり勝利を挙げると、約3カ月で6勝挙げてリーグ優勝に貢献した。今季は年俸9000万円だったが、すでに球団は1億2000万円を提示したもよう。小川シニアディレクターは「来年、日本一奪還のために必要な戦力。通年なら今季の倍は勝ってくれると思っている」と、期待をかけた。

 下交渉での複数年提示を意気に感じて残留を決意。ただ、館山は「前回のこともあるので、1年1年で契約したい」とあえて単年契約で勝負するつもりだ。 (竹村和佳子)

(金額は推定)

 

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