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【プロ野球】嶋、FA行使せず残留 東北に再び歓喜を2015年10月31日 紙面から
プロ野球のフリーエージェント(FA)有資格者が権利を行使するための手続き期間が30日、スタートした。国内FA資格条件を満たした選手では、ヤクルト・畠山和洋内野手(33)、取得に9年が必要な海外FAの条件を満たした選手ではソフトバンク・松田宣浩内野手(32)らの動向が注目される。 今季、有資格者として公示されたのは95選手。FA権を行使する場合は在籍球団への通知が必要で、ことしは11月10日が期限。翌11日にコミッショナーからFA宣言選手として公示され、12日から契約交渉が解禁となる。 東北に再び歓喜を−。楽天の嶋基宏捕手(30)が30日、仙台市内の球団事務所でFA交渉を行い、今季取得した海外FA権を行使せずに残留すると宣言した。2017年までの4年契約を結んでいるが、FA権の行使は可能だった。年俸変動制のため、契約更改は後日あらためて行う。 今季は117試合出場で打率2割1分9厘に終わり、チームは2年連続リーグ最下位。「もう一度、東北のファンの方々と優勝を味わいたい。梨田新監督も来られたし、新しく就任された星野(仙一)副会長にも、まだ恩返しできていない」と残留を決めた理由を明かした。 チームリーダーの残留に成功した安部井寛チーム統括本部長は「もう一度、日本一を取りにいくためには嶋のリーダーシップが必要と星野副会長とも話していた。非常に良いニュース」と喜んでいた。(小林孝一郎) PR情報
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