初日に見に行ってきました。
長女と。
子供映画は、早めに見ないと、学校でネタバレされて可哀想なので、なるべく早めに行くようにしています。
決して、私自身が張り切ってたり待ちきれなかったわけじゃないんで!!
今年は、例年みたいに長編1本じゃなくて、3本立て。長時間集中力が持たない子供にはありがたい構成でした。
以下、ちょびっとネタバレ感想文です。
1本目『キュアフローラといたずらかがみ』
約5分くらいのサイレントショートムービーでした。
CGアニメのちっちゃいキュアフローラが可愛いっ!
雰囲気ディズニーっぽいかも?
フローラ以外の3人も、最後にちょこっと出てきて、それも可愛い。
でもね。
それだけ。
意味がわからない。
NHKEテレの5分番組『プチプチアニメ』好きなんですけど、それみたいな感じ。
いや、プチプチアニメはたとえサイレントでも、子供でも意味わかってちゃんと楽しめる工夫があるけど、それもない。
そもそも1800円払って、大画面でプチプチアニメ見に来たわけじゃない。
CGは可愛いけど、ぶっちゃけ、かなり残念な作品。
ちなみに長女の感想は
「意味わかんないし全然つまんない」
でした。
2本目『パンプキン王国のたからもの』
たぶんメインの作品。
普通のアニメで、約1時間くらい、かな?
すごくよかったです。
歴代のプリキュア映画の中で1番よかったです。
何がよかったって
尺も内容も、子供が無理なくちゃんと楽しめるものだったから。
プリキュアの映画って例年、幼児が見るには長すぎだし、内容もちょっと難しくて、子供が完全に理解するのはほぼ無理めだったんですが(まぁ大きなおともだちもプリキュアの公式対象年齢に含まれてるんで、仕方がないとは思います)、今年は、長さも内容も、小さな子供でもばっちり楽しめるものでした!!
それでいて、パンプルル姫可愛すぎ!!
私が男だったら、恋に落ちてしまうレベルの可愛さ!!
大きなおともだちさんへのケアも怠ってません!!
あと悪役ウォープが半端なく怖い!!
途中まで、王国の大臣に化けてる?ので、すらっとした長身のおにいさんなんですが、本性を現した姿は、かなりキテる怪物。
むちゃくちゃサイズでかくて、黒くて、ずんぐりむっくりなのに手足だけひょろ長くて、口の中に歯がいっぱいあります。
かなり怖いよ?
泣く子いるかな?と思ったんですが、恐怖を紛らわせるために、画面から目をそらし、わざとおどけた発言をする子供が多数。
ウォープの声優さん、すごくいいな、うまいな、これいつものパターンだと芸能人枠のはずなんだけど、そんな感じあんまりしないなーと思ってたら、諏訪部順一さんっていう、実力派声優さんでした。ヨカッタ。
そして。
王様の声優さんが
まさかの
チョーさん!!
チョーさんって、あの、幼児視聴率ほぼ100%のNHKEテレ『いないいないばぁっ!』の、超人気者ワンワンの中の人です!!
チョーさんは、ワンワンのきぐるみの中の人兼声の人で、幼児親子に絶大な人気があるんです。当時、わたしもどんなにかチョーさん・・・いやワンワンに癒されたことか・・・。
これは嬉しい起用!!
久しぶりのチョーさんとの再会に、ちょっと泣きそうでした。
わけわかんないタレント声優じゃなくて本当によかった!!
内容も、小難しい教訓だのメッセージだの一切なし!
小さなわか子にもわりやすい勧善懲悪。
子供が笑えるギャグポイントもいっぱい。
敵は映画仕様の特別なやつじゃなくて、いつもテレビに出てくるゼツボーグ!
映画バージョンの特別変身も、いつもはピンクのプリキュアだけなんか荘厳な感じの変身するんだけど、今年はプリキュア全員で、パンプキンドレス!!
今までのプリキュア映画よりもずっと、小さな子供に寄り添って作られてるなぁと感じました。
あ、最後の最後で、ミス・シャムールも出てきて、場内沸いてました。
1本目で期待度がぐんと下がってた分、いい意味で裏切られた良作でした!!
ただね。
今日初日で、これからしばらく公開するのに、テーマが『パンプキン』でいいの?
という疑問。
映画、思いっきしハロウィン仕様だけど大丈夫?
必殺技も『ハロウィン~!!』って言っちゃってるけど?
今日は確かにハロウィンだけど、今日でハロウィンおしまいだよ?
むしろ明日から、街は、早いクリスマスムードになっていくと思うんだけど・・・。
テーマ、ハロウィンより、クリスマスの方がよかったんじゃ・・・。
長女も「ハロウィンって今日だけじゃん!これ今日見なかったら意味ないじゃん!」と言ってたほど、わかりやすくハロウィン映画でした・・・。
3本目『プリキュアとレフィのワンダーナイト』
いつものテレビのエンディングで見てるCGアニメの映画。約15分くらいかな?
これはサイレントじゃなくちゃんとセリフもあって、短編としてすごくよくできてたと思います。
CGアニメ可愛かったっ!!
2作目に出てきた、パンプルル姫にもらったお人形、レフィが住む国のお話。
ただ、これもおもいっきしハロウィン仕様だった。
いや、それでいいならいいけど。
CGアニメなのに顔に縦線入る、キュアフローラのギャグキャラっぷりが可愛かったです。
敵もいつものゼツボーグだし。
レフィの声優さん、声もすごく可愛いし歌も超絶うまいんだけど、ちょっと違和感あるなーと思ってたら、ミュージカル舞台の子役の女の子でした。12歳、かな?
まぁ、某鶴〇さんや某慎〇ちゃんよりは100万倍いいですけどね。
全然許容範囲。
お話の重要なキーが、映画を見にきてる子供たちに配られてるミラクルライトだったのもよかった。みんな、自分の持ってるミラクルライトを見るたび、この映画のことを思い出すんじゃないかな。ライト、ちゃんと大事にすると思います。
キュアフローラが戦闘員としてレフィを扱ってるのが、おい、と思ったけど、レフィは立派に噛みついて敵ボス撃退!
長女はこの3作目が一番面白かったと言っていました。
CGアニメで可愛いプリキュアが存分に見れて、きっと大きなおともだちさんも大満足なんじゃないでしょうか。
まとめ
私が今まで見たプリキュア映画を振り返ってみると
『yes!プリキュア5gogo』・・・キスシーンがあり子供視聴不向き。
『フレッシュプリキュア』・・・普通に面白い。やや説教くさい。
『ハートキャッチプリキュア』・・・内容が大人向けで子供にはウケない。
『スマイルプリキュア』・・・普通に面白い。おとぎ話の予習が必要。
『ドキドキプリキュア』・・・つまらない。ラストに納得がいかない。
『ハピネスチャージプリキュア』・・・普通。ラストに納得がいかない。
と、スマイルプリキュア以降、私の中では不作続きだったので、今年のプリキュア映画はとってもよかったなーと思います!!
小さな子でもちゃんとお話の意味がわかって、最後まで飽きずに楽しめるっていうのは、もしかしたらプリキュア映画では初めてかも?
お話の腰を折るど下手なタレント声優さんもいません。
ということで、小さなお子さまの映画館デビューにもおすすめ!!
恋愛色ゼロ!!
王子様要素ゼロ!!
親子で安心して見られる!!
CGアニメ可愛い!!
今年のプリキュア映画かなりいいよ?
おまけ
来春
映画プリキュアオールスターズやるって。
プリキュア、たぶんもう40人くらいいるけど・・・どんな映画になるのかなぁ?