こんにちは。
２０年前、大阪市東住吉区で、小学６年の少女が死亡した火災を巡って、裁判のやり直しを決まった母親など２人について、大阪高等裁判所は、検察の異議を退けて、２人の釈放を認めました。
青木惠子受刑者と、同居していた朴龍晧受刑者は２０年前、保険金目当てで自宅に放火し、青木受刑者の長女を殺害したとして、無期懲役が確定し、裁判のやり直しを求めていました。
今月２３日、大阪高裁の米山正明裁判長は、火災は自然発火である可能性が否定できないなどとして、裁判のやり直しと２人の刑の執行を停止し、釈放を認めました。
大阪高等検察庁は、
横浜市のマンションで、くいのデータが偽装され、建物が傾いた問題で、国土交通省が、元請けの三井住友建設による設計段階でミスがあった可能性もあると見て、調査を始めていることが分かりました。
横浜市のマンションでは、固い地盤に届いていないか、不十分な状態のくい８本が、工期の終了間際に打ち込まれていました。
国土交通省は、元請けの三井住友建設が、事前調査で、固い地盤の深さを誤って計測し、くいの長さを短く設計したことがなかったかや、下請けの旭化成建材に対し、工期短縮の強要などがなかったか、関係者などから詳しく事情を聞いています。
また、傾いたマンションの構造設計そのものについても、問題がなかったかどうか調査を行っています。
一方、国交省によりますと、旭化成側による全国の３０４０の物件の所有者などへの連絡は、２８４０件分が、きょうにも完了する見通しですが、残るおよそ２００件については、代表者名などが分からないため、作業が遅れているということです。
こうした中、旭化成建材の下で、くい打ちに携わったことのある元現場責任者が、ＦＮＮの取材に応じ、設計の段階で問題があったと指摘しました。
私自身もやっておりますし、何十人も同じことをやるのが当たり前ですね。
証言したのは、２０年以上、くい打ちに携わった元現場責任者です。
くいが固い地盤に到達していなかった問題について、設計図に問題があったと指摘します。
与えられた図面のとおりの施工はしてるわけなんですね。
不足が出るのであれば、やはり設計の段階での問題があったんではないかということを私は考えます。
元現場責任者は、設計の問題を元請け業者などに報告しても、下請け業者が費用を負担させられる業界の構図が問題だと指摘します。
報告をしたところでも、金銭的や工期的なもので、デメリットを負うのは下請け業者になってくるというのが現状です。
データ改ざんの背景には、こうしたプレッシャーもあった可能性があるということです。
橋下大阪市長が結成する新党への対応を巡って、維新の党を除名された新党合流組が、維新の党の解散を決議したのに対して、松野代表は先ほど、ＦＮＮのインタビューに、対抗していくと、応じない考えを示して、刑事告訴も辞さない構えで、週内に緊迫した場面もありそうです。
松野代表は、新党合流組が解党を決議して以降、初めてテレビカメラの取材に応じ、考えられないを連発して、不快感を示しました。
ここで解党を決議するなんて、本当に考えられない。
そこは対抗していきたいというふうに思います。
松野氏は、新党合流組が近く、維新の党の解散届を総務省に提出する意向であることについて、自分たちは出ていくけれども、党名を使うななど、考えられない話だとして、あくまでも解党には応じない考えを強調しました。
さらに、橋下大阪市長が、ツイッターで明らかにしたように、新党合流組が、松野氏個人に対しても、有印私文書偽装などでの刑事告訴を検討していることについて、今まで代表と言っておきながら、訳が分からない。
対抗していきたいと述べ、徹底的に争う考えを示しました。
原発再稼働を巡る新たな動きです。
愛媛県の中村知事はきょう午前、伊方原発３号機の再稼働に同意すると、四国電力に伝えました。
国内にある原発４３基のうち、原発事故後に作られた新しい規制基準の下で、鹿児島県の川内原発１号機が８月に、２号機が今月、再稼働しています。
伊方原発は年明け以降、再稼働する見通しです。
本日、愛媛県知事として、事前協議を了解することといたします。
中村知事はきょう午前、県庁で、四国電力の佐伯社長に、原発立地県として、伊方原発３号機の再稼働に同意すると伝えました。
再稼働を巡って、中村知事が条件にしていた、安全対策を追求する四国電力の姿勢、再稼働を求める国の方針、地元の理解がすべてクリアされ、安倍総理から、事故の際は、国が責任を持って対処すると明言を受けていました。
中村知事はきょう午後、林経済産業大臣と面会し、再稼働の容認を直接伝える予定です。
ＦＮＮがこの週末に行った世論調査で、安倍内閣への支持率は４４．２％で、４か月ぶりに支持するが、支持しないを僅かに上回ったものの、きっ抗しています。
政府・与党が見送る方向で調整している臨時国会を開くべきだと答えた人は６割台半ばに上りました。
調査はご覧の方法で行いました。
内閣改造後初めての今回の調査で、安倍内閣を支持する人は４４．２％と、先月に比べて１．６ポイント増えました。
一方、支持しない人は４３．２％で、こちらは４．６ポイント減り、支持するが、支持しないを４か月ぶりに上回りました。
支持で一喜一憂することなく、まさに政府が掲げた政策を一つ一つ着実に実行に移していきたいというふうに思います。
安全保障関連法について、成立後も、政府が国民の理解を深めるため、説明を尽くしているかどうか質問したところ、説明を尽くしていると思わないと答えた人が８割以上に達しました。
一億総活躍という、輝かしい未来を切り開くため。
新たに、一億総活躍担当大臣を設けるなどした、今回の内閣改造人事を評価しないと答えた人は５８．３％と、６割近くに達し、評価するを大きく上回りました。
また、政府・与党が召集を見送る方向で調整しているとされる臨時国会について、開くべきだと思うと答えた人は６６．９％と、７割近くに達しました。
むしろ自民党支持の方が、国会を開かないことに怒ってらっしゃるというのを、実感としても感じて、自民党はどうお答えになるんですかねということだと思っています。
内閣改造で新たに就任した閣僚に、政治とカネの問題などが浮上していることについて、安倍政権の対応を尋ねたところ、それぞれの大臣にさらなる説明を求めるべきだが、６割を超えて最も多く、大臣の更迭も検討すべきだが２割で、それぞれの大臣は説明を果たしているは、１割に達しませんでした。
消費税率１０％への引き上げと同時に、軽減税率の導入を目指す政府の方針に賛成の人は６割、反対は３割でした。
軽減税率の適用がふさわしい範囲については、酒類を除く飲食料品が６割と最も多く、生鮮食品が２割、精米のみは１割を下回りました。
東京電力福島第一原発の海側に、鋼鉄の壁を作って、汚染された地下水の海への流出を防ぐ、海側遮水壁がきょう、完成しました。
海側遮水壁は、福島第一原発の海側に、５９４本の鋼管を打ち込み、およそ７８０メートルにわたって壁を作ることで、汚染された地下水が海に流れ出るのを防ぐものです。
遮水壁については、建屋周辺の井戸から地下水をくみ上げる、サブドレン計画の運用が始まったことで、敷地内の地下水位の上昇を抑えられるとして、先月から最終的な工事が進められていて、きょう、作業が終了しました。
東京電力の試算によりますと、これにより、海に流れ出る汚染された地下水の量は、現在の１日当たりおよそ４００トンから、
シリアなどから押し寄せる、難民や移民の問題について、ＥＵ・ヨーロッパ連合などの緊急首脳会議は、１０万人を収容できる受け入れ施設を設置することなどで合意しました。
会議には、ＥＵやバルカン半島の国々の首脳らが出席し、難民らの経由地であるバルカン半島に、合わせて１０万人を収容できる受け入れ施設を設置することなど、１７項目の行動計画で合意しました。
今回の会議は、難民の受け入れに積極的なドイツのメルケル首相の提案で開かれたものですが、ドイツ国内の風向きは変わりつつあるようです。
これは最新の世論調査の数字です。
メルケル首相の満足度というのは日本でいう支持率に当たるんですけども、この青い部分、満足していると答えている人が２０１１年以来、最も低い数字となっています。
ドイツでは、公共の体育館などが難民のための施設として利用されるケースが増えていて、市民生活への影響も出始めています。
ドイツでは、ことしだけで８０万人の難民が入国するとされています。
こうした中、トルコ沖のエーゲ海では、漂流していたシリアの１歳半の男の子が、漁師に助けられて、一命を取り留めました。
今月２１日、エーゲ海で、船が転覆して漂流していた、生後１歳半の男の子を、トルコの漁師が発見しました。
男の子は救命胴衣をつけていましたが、意識はなく、漁師は、背中をたたいたり、逆さにするなど、懸命の措置で命を助けました。
その後、男の子は体調も良好で、２４日には、トルコの病院で救助された漁師と再会しました。
地元の報道によりますと、男の子と同じ船に乗っていた多くの人々が、行方不明になっているということです。
日経平均株価は、およそ２か月ぶりに、１万９０００円台を回復しました。
週明けの東京株式市場は、中国の追加金融緩和を受けて、景気減速への懸念が後退したことから、買い注文が優勢になりました。
日経平均株価は、８月３１日以来の１万９０００円台を回復しました。
来月２２日に行われる大阪府知事と大阪市長のＷ選挙について、関西テレビが週末に行った世論調査で大阪都構想が再び争点にされることの賛否が拮抗していることがわかりました。
調査は関西テレビなどが２４日と２５日、ご覧の方式で行いました。
大阪市長選挙は、自民党推薦で無所属の柳本顕元市議と大阪維新の会の吉村洋文元衆議院議員が激しく競り合い、中川暢三元大阪市北区長が追う情勢となっています。
大阪府知事選挙では、大阪維新の会の松井一郎知事を自民党推薦で無所属の栗原貴子府議が追う情勢です。
Ｗ選挙で大阪維新の会が大阪都構想の新たな設計図作りを公約で掲げることについて、大阪府の有権者では「理解できる」が４７％、「理解できない」が４４％。
大阪市の有権者では「理解できる」が４６％、「理解できない」が５０％といずれも拮抗しています。
この４年間の橋下市政と松井府政については「評価する」と答えた人が府と市の有権者とも６０％を超えました。
大阪Ｗ選挙は来月２２日に投開票が行われます。
東日本大震災の被災地の仮設住宅をめぐるトラブルの解決費用をうたって高齢の女性から現金９００万円をだまし取った疑いで男ら６人が逮捕されました。
逮捕されたのは、大阪市福島区の無職・大浩史容疑者
（２４）ら６人です。
大容疑者らはことし７月から８月、八尾市の８０代の女性に実在しない仮設住宅の購入権をめぐってトラブルを解決するなどとうたって女性から現金９００万円をだましとった疑いがもたれています。
現金の送り先は同様の被害にあった横浜市の女性の自宅で、犯行グループの男が現金の受け取りに出向いていました。
被害総額は２億円以上にのぼるとみられ、警察が全容解明を進めています。
徳島県の美術館では、縄文時代から現代までに作られた様々な「フィギュア」を集めた展覧会が開かれています。
縄文時代の土偶から、アニメの美少女キャラクターまで、幅広く「フィギュア」が並びます。
徳島市の県立近代美術館で開かれている「フィギュア展」には、およそ３５００体が展示されています。
会場では、昔は信仰の対象やおもちゃとされた「ヒトガタ」が、ゴジラやウルトラマンなどの特撮や、アニメのキャラクターなどの「フィギュア」へ多様化していく歴史を見ることができます。
「フィギュア展」は来月２９日まで開催されています。
2015/10/26(月) 11:30〜11:55
関西テレビ１
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