（内田）何だこれは！？
（二郎）姉ちゃん離婚するつもり？
（一子）これからあなたと二人っきりの生活になる。
（内田）ああ。
（一子）それが耐えられないの！
（咲）これ預からせてください。
（一子）預かるって。
（咲）自分たちのことを振り返ってみて１カ月考える時間を持つことは無駄じゃないんじゃないかって思えたんです。
（志穂）子供が欲しかったんじゃないの？
（咲）でもやっぱり仕事を選んでた。
（二郎）咲には仕事を辞めてほしかった。
家庭に入ってほしかった。
子供を産んでほしかった。
（咲）そうじゃなかったらきっと今ごろ子育てしながらもう一人の自分を思い続けてた。
（二郎）別れちゃいけなかった。
（咲）離婚するしかないのよ。
私たちと同じ。
（森田）そっか。
姉ちゃんの離婚届出してきたか。
（二郎）うん。
（中野）咲ちゃんと一緒に行ったんだ？
（二郎）そう。
（三子）お姉ちゃん。
そんなこと頼んだの？
（一子）そう。
（三子）ごめんね。
咲ちゃん。
迷惑だったよね？
（咲）いいえ。
（三子）何で自分で行かないの？
（一子）だって最後の最後に迷うかもしれないじゃない。
（三子）迷うんだったら離婚しなきゃいいでしょ。
（一子）いやぁ。
気持ちは変わらないわよ。
（一子）あっ。
でもほら。
あのさ。
あれあれ。
ほら。
注射するときにさ見ないでしょ？針刺すとこ。
（志穂）えっ。
それとおんなじですか？じゃない？
（二郎）姉ちゃん威勢はいいけど勇気がないんだよな。
お兄さんへの不満もずっと言えなかったわけだし。
（中野）言えばよかったのに。
（森田）チュンは自分で出しに行ったんだっけ？
（中野）ううん。
僕の場合は僕が署名したら奥さんが奪うようにして持ってった。
（森田）悲し過ぎる。
聞かなきゃよかったよ。
（中野）もういいんだけどね。
（二郎）やっぱり自分たちが出し行ったときのこと思い出した。
（森田）同じ市役所だしな。
うん。
出したくなかったなぁ。
（咲）私は迷わなかった。
もし１カ月間を置いたとしても結果は変わらなかった。
（志穂）これからどうするんですか？
（一子）どうするって？
（三子）ずっと私のところにいるつもりじゃないでしょ？
（一子）どうしようかなぁ？
（志穂）楓ちゃんと一緒に暮らさないんですか？
（一子）うーん。
（三子）何にも考えてないの？だって離婚したばっかりだよ。
解放感に浸らせてよ。
（志穂）これからやりたいことは？
（一子）そりゃもちろん恋。
えっ？
（一子）恋。
魚のコイじゃないわよ。
（一子）すてきなロマンスグレーの紳士と一緒にダンスを踊ったりベニスでゴンドラにも乗ってみたいなぁ。
（三子）お姉ちゃん似合わなそう。
（一子）街角で突然の雨に困ってるとすてきなイケメンが傘を差しかけてくれたりとか。
壁ドンとか床ドンとかギュードンとか。
（志穂）ギュードンってどんなんですか？
（一子）ぎゅーってやってどんってやるやつよ。
（三子）お姉ちゃん？
（一子）ときめきたい！
（森田）で二郎はこれからどうすんだよ？えっ？
（森田）チュンも。
（中野）何を？
（森田）人生設計だよ。
（中野）キャプテンこそどうすんの？まだ１回も結婚してないじゃん。
（森田）俺は結婚まだ先かな。
もう４３だろ？あっという間に５０・６０ってなっちゃうよ。
まあ何だかんだ仕事忙しかったからな。
つぶれそうだった精肉店継いで立て直して。
馬肉イタリアンと郷土料理屋軌道に乗せたと思ったらもうこの年だ。
あと何店舗かやりたいしな。
それに何かお前ら見てたらさ結婚なんかどうでもよくなってきた。
悪い見本だよな。
（森田）そのとおりだ。
（中野）でもパートナーはいた方がよくない？商売やるにしても。
（森田）確かにな。
全部ぶっちゃける相手は欲しいと思うよな。
まあ優秀な部下はいるけど全部さらけ出せないしな。
じゃあ相手探そうよ。
でもやだぜ。
「今私何考えてるか分かる？」とかさ「話聞いて聞いて」とか。
そんなの付き合ってらんねえぜ。
おい。
そういうのも楽しいんだけどね。
うまくいってるときはな。
（中野）キャプテン。
モテないわけじゃないもんね？魚屋の娘と付き合ってたことあったよね？
（中野）魚春のよしこちゃん。
商店街のロミオとジュリエットって話題になったね。
あったなぁ。
（森田）違うよ。
あれは魚と肉だから周りが面白がってただけだよ。
ハハッ。
あっ。
よしこちゃん。
今３人の子持ちの肝っ玉母ちゃん。
（二郎・中野）えーっ。
（森田）すごいんだもん。
３人？
（森田）ああ。
（志穂）ねえねえ。
一度三子さんに聞いてみたかったんだけど。
（三子）バツ６のこと？
（志穂）ええ。
（一子）ホント三子は計画性がないよね。
（三子）計画的に恋に落ちることなんてできないよ。
恋は突然落ちるもの。
（三子）そう。
（一子）そりゃそうだけど。
恋に落ちたら即結婚っていうのがおかしいって言ってんの。
（三子）何で？お姉ちゃんだってお兄さんと恋に落ちたから結婚したんでしょ？
（一子）ああ。
一生の不覚。
でもね結果的に相手は間違っちゃったけど高校のときに作った計画どおりだった。
（志穂）えっ？結婚がですか？
（一子）そう。
高校時代にね「２６で結婚。
２８で娘を一人産む」って決めてたの。
（志穂）へえー。
（一子）で２６で結婚するには２５歳のうちに知り合っとかなきゃいけないじゃない？三子みたいに電撃婚はあり得ないし。
でそんときに知り合っちゃったのがあいつなのよ。
（志穂）そのとき知り合ってなかったら？まあ他に気になる人もいなかったから見合い結婚したかな。
相手より計画優先？そう。
で娘が成人したら残りの人生を夫婦で楽しもうと。
（三子）計画崩れちゃったじゃない。
ホント残念。
でもねいいの。
後は一人で楽しむから。
痛い痛い痛い痛い。
痛いって。
（志穂）復縁は？
（一子）もう絶対あり得ない。
（中野）僕も人生設計考えてたんだけどね。
離婚にリストラで全部ちゃらになっちゃった。
すまん。
だから二郎ちゃんのせいじゃないから。
（森田）それでどうすんだよ？いつまでもこんなところで働いててもしょうがねえだろうが。
こんなところって。
自分の店でしょ？
（森田）家族食堂の購買部で働いてたんだろ？だったらバーテンダーじゃなくてそれを生かせる仕事やれってこったよ。
（中野）そのつもりだよ。
再就職斡旋断ったよな？
（中野）うん。
もう１回人生設計練り直すからもうしばらくここで働かしてよ。
（森田）まあゆっくり考えろ。
（中野）ありがとう。
再婚しないのか？それも考えるけど相手がそう思ってくれなきゃできないしね。
ってお前。
相手いんのか！？
（中野）ああ。
いやいや。
いない。
（森田）こいつ三ちゃんのこと好きなんだよ。
マジで！？
（中野）違う違う違う…。
いいじゃん。
正直に言っちゃえよ。
好きだよ。
そうなのかよ？頑張れよ。
（中野）無理だって。
何で？分かんねえじゃねえか。
なあ？二郎。
俺としては複雑だ。
そうか。
チュンからお兄さんって呼ばれんだもんな。
（中野）お兄さん。
やめろよ。
まあとにかく告白しろ。
（中野）えーっ。
（森田）で二郎はもう１回プロポーズしろよ。
えっ？
（森田）だってお前。
咲ちゃんと別れて後悔してたじゃねえかよ。
うん…。
（中野）じゃあ二郎ちゃんが咲ちゃんにプロポーズしたら僕もする。
ちょっと待てよ。
チュン。
（森田）よし。
２人同時にしろ。
（中野・二郎）えーっ！？そういう話じゃないでしょ。
（森田）それでいい。
それでいい。
（志穂）三子さんは今好きな人いないんですか？
（一子）いない。
（三子）何でお姉ちゃんが答えんのよ？
（一子）だっていたら結婚するって騒ぎだすでしょ？
（三子）確かに。
（志穂）離婚した６人の誰かとまたやり直したいと思ったことは？
（三子）ないなぁ。
どっちかの愛情が冷めて別れることが多いし別れると友達になっちゃうし。
（志穂）じゃあ元夫が再婚相手に昇格することは？ないなぁ。
でもそう決め付けちゃ人生つまらないじゃない？だから今のところはないけど可能性は否定しない。
（志穂）ですよね？決め付けない方がいいですよね？
（三子）実際別れてみて「ああ。
こんなにいい人だったんだ」って気付くこともあるし「この人と別れたから成長できた」って思うこともあるし。
咲ちゃんもそうでしょ？えっ？昔よりすてきになった。
ありがとうございます。
（三子）二郎ちゃんはどう？昔よりすてきになってる？そうね…。
（楓）おかえり。
咲ちゃん。
ただいま。
・
（ドアの閉まる音）あれ？
（楓）おうちに戻りまーす。
お父さんのところ？
（楓）うん。
今日洋服取りに帰ったら悲惨なことになってたんだもん。
（楓）パパがかわいそうになっちゃった。
ああ…。
分かった。
私も掃除とか洗濯とか大嫌いなんだけどね。
咲ちゃん。
うん？家族って不思議だね。
私はパパともママとも血がつながってる。
でもパパとママは血がつながってない。
そうね。
だから簡単に別れられるのかな？簡単に別れを決めたわけじゃないと思うよ。
でも楓ちゃんの立場からしたらそうだよね。
また仲良くしてほしいんだけどな。
お父さんもお母さんもいつか相手をすてきに思えたら…。
相手をすてきに思う？そう。
じゃあ二郎ちゃんのことすてきに思ってる？まあ私は接着剤として頑張ってみるよ。
じゃあね。
だんらんカレーの売り上げ状況の分析です。
メニューアイテムごとの出数ですがメーンの土鍋カレーは予想以上に出ていますが高価格帯の商品が伸び悩んでいます。
客単価を高く見積もり過ぎてたのかな？
（高野）店舗立地を考えるとその可能性は高いですよね。
ランチディナータイム以外の時間帯は予想どおり苦戦をしています。
（バイブレーターの音）志穂。
どうしたの？
（志穂）今夜ご飯食べよう。
今夜？何？キャプテン。
（森田）今夜肉会。
来いよ。
突然過ぎる。
（森田）若いやつ連れてこい。
若いやつ？ＣＨＡＣＯＮＮＥでご飯？
（志穂）うん。
キャプテンが取って置きのお肉を焼いてくれるって。
誰か来るの？
（志穂）そうなの。
・
（ドアの開く音）あっ。
（高野）あれ？室長も一緒ですか？知らない。
（はるか）こんばんは。
二郎さんのお席はあちらです。
どうぞ。
ああ…。
（はるか）どうぞどうぞ。
（高野）楽しみ。
ハハハ。
（中野）ああ。
木原二郎君。
長男なのに二郎ちゃん。
（一同）フフフ。
あっ。
どうも。
（中野）それから高野君。
（高野）どうも！何？キャプテンのセッティング。
（真奈美）真奈美です。
（真奈美）酒池肉林と聞いてやって来ました。
（高野）酒池肉林！？
（裕子）裕子です。
肉食系です。
（高野）肉食系！？
（中野）二郎ちゃん。
高野君。
座って。
（高野）はい。
さあ先輩。
早く早く。
先輩。
座って。
（真奈美）お名前何でしたっけ？
（中野）中野です。
（真奈美）あっ。
（中野）これで３回目ですけど。
相変わらず影薄いな。
チュン。
誰？
（志穂）この前パーティーで知り合った人たち。
食通っぽいから誘った。
初対面の人とお肉食べんの？
（志穂）おいしく頂きましょう。
（竜崎）竜崎です。
（小林）小林です。
根岸です。
・
（森田）どうもどうも…。
おお。
いらっしゃいませ。
いらっしゃいませ。
いらっしゃいませ。
（志穂）お肉楽しみ。
（森田）ああ。
大変申し訳ない。
ちょっと予約ダブっちゃてさ。
二郎たちと合流してもらっていい？えーっ！？咲ちゃん。
ごめん。
（志穂）でも…。
（竜崎）知り合いなんでしょ？俺たちは構いませんよ。
ああ…。
（はるか）お待たせいたしました。
（森田）大変申し訳ありません。
キャプテン。
はい？ったくもう。
（森田）ごめんなさい。
ホントごめんなさいね。
どうぞどうぞどうぞ。
（志穂）失礼します。
（森田）どうぞどうぞ。
（高野）あっ。
どうも。
（裕子）あっ。
（中野）知り合い？
（裕子）ああ…。
（裕子）おんなじ代理店です。
（中野・森田）ああ。
ふーん。
どうも。
（三子）何？キャプテン。
（森田）ああ。
三ちゃん。
三ちゃんも入れてもらえ。
（三子）えっ？いいの？
（森田）うん。
こっちははるかちゃんと回すから。
（三子）フフッ。
すいません。
お邪魔します。
（高野）いやぁ。
何か合コンみたいですね。
ハハハ。
じゃあまず自己紹介。
僕から。
えー。
経営改革推進室の高野です。
よろしくお願いします。
・知ってる。
（高野）じゃあ端の酒池肉林さんからね。
じゃあはい。
（真奈美）酒池肉林と申します。
（高野）ノリがいいんだからもう。
（真奈美）あっ。
違います…。
（森田）はい。
お待たせしました！
（歓声）
（真奈美）写真撮ってもいいですか？
（森田）１枚１，０００円ね。
（真奈美）えっ？
（森田）嘘嘘嘘。
撮って。
撮って。
（真奈美）ありがとうございます。
みんなで一緒に撮りましょう。
（森田）いいね。
いいねそれ。
（はるか）私撮りますよ。
（シャッター音）
（はるか）はい。
撮れました。
（裕子）私のカメラでもお願い。
（はるか）はい。
（森田）ちゃんと肉入れてよ。
肉。
（高野）次のポーズは…。
えーと。
（はるか）よし。
いきますよ。
（森田）はい。
（はるか）あら。
咲さん。
笑ってください。
（高野）室長。
ピースなんかするんですね。
（はるか）いきますよ。
はい。
（シャッター音）
（中野）ありがとう。
（裕子）私カレー大好きなんです。
ああ。
じゃあぜひだんらんカレーに食べに来てください。
私のカレーも食べてほしいです。
今度カレーパーティーやるんで来てください。
ありがとうございます。
（裕子）ホントですよ。
ああはい。
根岸さんはお酒飲まれるんですか？たしなむ程度です。
一番好きなのは何ですか？やっぱりワイン？そうですね。
（高野）室長酔うと笑い上戸になるんですよ。
（竜崎）楽しいお酒なんですね。
ええ。
まあ。
テキーラお好きですよね？いいえ。
とんでもないこともやりますもんね。
どんなことですか？朝気が付いたら隣に寝てるかも。
何の話ですか？
（せきばらい）何でもないです。
あの人の言うことは無視してください。
ほら。
あれだって彼女が持ってきちゃったんですよ。
酔っぱらって。
ちょっと。
それはあなたでしょ？違う。
咲…。
室長です。
あなたです。
室長です。
（三子・中野）ううん。
２人で持ってきたよ。
（中野）Ｐｅｐｐｅｒ君。
お客さんの評判もいいからキャプテンが買い取っちゃった。
飲みましょう。
あっ…。
チッ。
（三子）ねえねえ。
チュンチュン。
チュンチュンは誰が気に入ったの？
（中野）僕は三ちゃん。
（三子）冗談はいいから。
チュンチュン口下手だから私が取り持ってあげる。
（中野）いや。
あのう…。
（三子）カワイイのは裕子ちゃんだけどチュンチュンには真奈美ちゃんが合ってるかな？いいよ。
楽しんでるみたいだから。
（三子）遠慮しちゃ駄目。
（中野）えーっ。
（高野）おいしい。
（真奈美）フフッ。
よかった。
（高野）２倍おいしいね。
（三子）ちょっと借りるね。
（高野）あら。
どうぞ。
（三子）席替え。
（真奈美）はーい。
（三子）はい。
話して。
三子でーす。
（竜崎）どうも。
席替わるね。
（三子）あっ。
いいいいいい。
竜崎さんって広告代理店…。
（高野）すいません！同じワインお願いします。
（竜崎）えっ？
（三子）竜崎さんって広告代理店なんですね？
（竜崎）ええ。
（三子）乾杯。
（真奈美）えっと。
お名前は…。
（中野）中野です。
（真奈美）あっ。
（中野）これで４回目ですけど。
（真奈美）そうでしたそうでした。
中野さん。
木原さんってどんな人が好みなんですか？いや。
あまり積極的じゃない人の方が好きですね。
根岸さんはどうなんですか？えっ？好きなタイプの人です。
ああ。
そうですね。
女の子に迫られても鼻の下を伸ばさないような人ですかね。
鼻の下なんか伸ばしてないだろ？別に二郎…。
木原さんのこと言ってませんけど。
ああそうですか。
自意識過剰な人は苦手ですね。
フフフ。
（竜崎）ハハハ。
（裕子）木原さん。
彼女のこと好きなんですか？いやいや。
（高野）だってこの２人元…。
高野！高野君。
（裕子・竜崎）えっ？はい？
（森田）みんなどうですか？盛り上がってる？盛り上がってる？
（高野）はい。
盛り上がってますよ。
（森田）はい。
さあ第２弾来ましたよ。
第２弾。
はい。
第２弾は馬肉祭り！
（歓声）
（森田）うちほら。
馬肉イタリアンやってるからさ。
（森田）だから新鮮な馬肉が手に入る。
（志穂）ごちそうさまでした。
（小林）ごちそうさまです。
（はるか・森田）はい。
ありがとうございました。
ごちそうさまでした。
（竜崎）ごちそうさまでした。
（森田）はい。
（はるか）お気を付けて。
（森田）また来てね。
（裕子）木原さん。
もう１軒行きましょう。
ああ…。
（真奈美）行きましょう行きましょう。
（中野）えっ？いや。
僕は店の片付けあるし。
（三子）今日はチュンチュンもお客さまだから。
（森田）行ってこい。
（はるか）うん。
（中野）うん。
（真奈美）よし。
行こう行こう…。
（高野）あのう。
俺も行きたいんですけど。
あっ。
行こう行こう。
（高野）行く行く！
（三子）イェーイ。
キャプテン。
片付けよろしく。
（はるか）ありがとうございます。
（森田）頑張れよ。
（裕子）おいしかったな。
・
（走行音）
（三子）あれ？咲ちゃんと竜崎さんツーショットで消えたの？おお。
（中野）志穂さんと小林さんもツーショットで消えた？
（三子）みんなやるね。
じゃあ私たちも消えちゃう？
（高野）いいっすね。
おっと。
（三子）フフッ。
（高野）ちょっと。
ちょっと。
三子はチュンと…。
・
（高野）酔いが回る…。
おっと。
まったく。
高野はもう。
（裕子）私たちも行きましょう。
みんなで行こうか。
（裕子）やった。
行こう。
乗って乗って。
どうぞ。
はい。
乗って乗って。
（真奈美）はーい。
（中野）じゃあ僕前乗るね。
チュン。
後ろでいいよ。
ほら。
（中野）あっ。
そう？乗って乗って乗って。
よし。
まだ仕事あるの思い出したからまた。
（一同）えーっ！？二郎ちゃん？嘘。
ハァ…。
・
（ドアの開く音）
（森田）あれ？キャプテン。
仕掛けないでよ。
（森田）仕掛けに乗れよ。
いいよ。
（森田）チュンは？三ちゃんと飲み行ったか？ＯＬ２人組と。
三子は高野と行った。
（森田）何か複雑になっちゃったかな？そうだよ。
知らないよ俺。
まあでもチュンには幸せになってほしいよな。
うん。
咲ちゃんは？志穂ちゃんと一緒か？いや。
男と消えた。
まずいじゃん。
いいんだよ。
飲み直す。
ビールちょうだい。
ああ。
ありがとうございました。
（竜崎）とんでもない。
これからお仕事なんですよね？ええ。
（竜崎）残念です。
今度デートしてください。
あのう…。
（竜崎）はい。
私バツ１なんです。
そうなんですか？すいません。
いや。
問題ないです。
あした連絡させていただきます。
では。
2015/10/26(月) 13:25〜13:55
関西テレビ１
別れたら好きな人 ＃２０[字][デ]【肉合コンの夜は更けて】
元夫婦の二郎（綾部祐二）と咲（白石美帆）が同じ合コンに参戦！別の男性と話す咲の邪魔をする二郎に、彼とべったりする女性にいら立つ咲。この嫉妬の理由は…愛情なの！？
詳細情報
番組内容
＜肉合コンの夜は更けて＞
人生設計は計画通りでも、恋する気持ちは計画通りに進まない。じっくり時間をかけようとしたのに、突然奪われてしまうこともある。
森田（山口智充）のセッティングで、合コンに呼び出された二郎（綾部祐二）。バー・シャコンヌに行ってみると、そこには咲（白石美帆）の姿が…。お酒も入って、美味しそうな肉を囲んで盛り上がる男女。
番組内容２
だが二郎は、咲と男が話しているとき横から口を出したり、自分が話しかけられていても咲たちに目がいったりと、つい咲の動向を気にしてしまう。
一方の咲も、女の子から密着される二郎を気にして、ついイライラとして嫌味を言ってしまう。肉合コンがおひらきになり二郎が店を出ると、咲は男と二人でタクシーに乗り込んでいた。横を通り過ぎるタクシーを見た二郎は…。
出演者
木原二郎：綾部祐二
根岸 咲：白石美帆
木原めぐみ：秋元才加
中野啓太：中村靖日
木原三子：北川弘美
高野 毅：篠田光亮
内田 楓：疋田英美
・
内田一子：小川菜摘
江沢志穂：佐藤藍子
森田茂樹：山口智充 ほか
スタッフ
【脚本】
伴一彦
【音楽】
末廣健一郎
得田真裕
【主題歌】
ソンモ ｆｒｏｍ 超新星「ｓｔｉｌｌ ｌｏｖｅ ｙｏｕ」（♪ＹＭ３Ｄ）
【エンディングテーマ】
Ｆｕｎｋｙ Ｇａｌａｘｙ ｆｒｏｍ 超新星「ジーザス ｆｅａｔ．アヴちゃんｆｒｏｍ女王蜂」（ユニバーサル Ｊ）
スタッフ２
【プロデュース】
後藤勝利（東海テレビ）
仲 良平（よしもとクリエイティブ・エージェンシー）
小池唯一（泉放送制作）
亀井俊徳（よしもとクリエイティブ・エージェンシー）
【演出】
金子与志一
【制作】
東海テレビ／吉本興業／泉放送制作
ご案内
公式サイトやＳＮＳなど、充実のウェブコンテンツは「昼ドラ」で検索！！
【公式サイトＵＲＬ】
ｈｔｔｐ：／／ｔｏｋａｉ−ｔｖ．ｃｏｍ／ｗａｋａｒｅｔａｒａ／
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