5→9〜私に恋したお坊さん〜 #03【5時から9時まで】 2015.10.26


(ひばり)うちで花嫁修業をしていただきます。
(潤子)はあ?ニューヨーク本部に行ける大事な試験があるんです。
(高嶺)1週間だけの花嫁修業で構いません。
(潤子)1週間耐えたらホントにもう付きまとわないんですね?・
(物音)
(三嶋)何で坊さんについてっちゃうんだよ?
(まさこ)私だったら三嶋さん選びますよ。
(高嶺)香織さん。
(香織)足利香織です。
(ひばり)香織さんを花嫁候補から外すとは言っていません。
(高嶺)約束が違います。
(ひばり)残念ですが潤子さん。
嫁にはふさわしくないと判断いたしました。
(百絵)けさの試験どうだった?
(清宮)不合格だ。
(潤子)いい勉強になりました。
(高嶺)よく頑張りましたね。
試験も花嫁修業も。
(潤子)何で優しくするのかな?
(高嶺)あなたのことが好きだからです。
(潤子)頑張ったんですけどねかないませんでした。
(高嶺)あなたが一番です。
(潤子)うん?
(高嶺)檀家の中にELAの重役がおります。
(潤子)えっ?
(高嶺)私が頼んだんです。
(潤子)頼んだって?あなたを不採用にしてほしいと。
えっ?言ったでしょ?私はあなたから離れないと。
嘘ですよね?いや。
だってそんなことできるわけ…。
わが寺はあなたの学校の役員と深いつながりがあります。
いや。
だからって…。
海外へなど行かなくていい。
私のそばにいてください。
私があなたを幸せにすると決めたんです。
私の気持ちは関係ないんですね?人を言いなりの人形とでも思ってるんですね?最低だよ。
私の人生勝手に変えて。
人の夢なかったことにして。
あんた…。
あんたホント最低だよ。
離して。
潤子さん。
何があってもあなたのこと好きになることはありません。
絶対許さない。
《「お務めご苦労さまです」》《「あなたと一緒にいることができて幸せです」》《ニューヨーク本部に行ける大事な試験があるんです》《できないことがあると悔しいからね》《行きますよ》《あなたも危なかったんですよ》《ケガ大丈夫ですか?》《大丈夫です》《頑張ったんですけどねかないませんでした》《これはご褒美です》《試験も花嫁修業もよく頑張りましたね》《あんたホント最低だよ》《絶対許さない》
(読経)
(泣き声)《あなたのことが好きだからです》あっ。
それ1個もらおうかな。
(蘭)どうぞ。
あっ。
手でいいや。
うーん。
おいしい。
うーん。
あれ?えっ?どうしました?
(蘭)うん?あっ。
チキン食べます?
(百絵)あっ。
私もらおうかな。
(潤子・蘭)ねえ。
どうぞ。
食べよう食べよう。
(好子)せっかくなんで他のメンバーも呼びます?ああ。
あっ。
じゃあ三嶋呼ぼっかな。
(美樹)じゃあ私まさこさん。
(蘭)あの人も呼びます?あのお坊さん。
呼ばなくていいから。
あっ。
いや。
ほら。
あの。
夜遅いし。
(百絵)ああ。
そっか。
寝てるね。
ほら。
お寺朝早そうだし。
(清宮)桜庭。
はい。
来週ここでうち主催のハロウィーンパーティーがある。
ことしの責任者お前やってくれないか?私ですか?パーティーには生徒さんだけじゃなくて本部の人間も招く。
しっかりもてなしてくれ。
落ち込んでる暇はないぞ。
はい。
OK。
(清宮)イェイ。
ああー。
ハァー。
よし。
(読経)
(読経)うん。
ああ。
ああー。
(百絵)おはよう。
ああ。
ごめん。
昨日。
(百絵)すごい楽しかった。
ちょっと飲み過ぎたけど。
ああ。
痛い。
痛い。
ああー。
あ痛てててて。
あっ。
痛っ。
痛い。
ああ。
ああ。
ああ。
ちょっとお手洗いを。
(百絵)ああ。
こっち。
はい。
痛い。
ハァー。
あんなに…。
痛っ。
痛っ。
あ痛っ。
(百絵)あっ。
あっ。
あっ。
あっ。
痛っ。
(百絵)ああああああ!ああー!えっ?えっ?えっ?
(三嶋)ああー。
(まさこ)おはよう。
三嶋さん。
あっ。
聡君って呼ぶんだったね。
(まさこ)あっ。
シャワー行ってくるね。
(三嶋)うん。

(まさこ)ウフッ。
(三嶋)えー?
(三嶋)ハァー。
ヤベッ。

(男性)「お目覚めかな?子猫ちゃん」
(百絵)あっいかん。
目覚まし。
(男性)「グッドモーニング」「早く起き…」
(百絵)えっと。
もういいかな?いや。
意外と私嫌いじゃないかも。
(百絵)えっ?ちょっと1冊借りようかな。
(百絵)えっ?貸す貸す。
私的にお薦めなのは「年下攻の花嫁系」で。
ああ。
こ…これ。
これ「オヤジ受」っていってこのおじさん受けなんだけど。
短編なんだけど泣けんの。
好き過ぎる。
あっ。
ちなみに最近好きなのは。
はまってんのは。
えーっと。
「ワンコ攻の…」いや。
ちょっちょっちょっちょっ。
ちょっと待って。
これちょっと待って。
親父。
親父攻め?全然…。
攻めとか受けとかちょっと。
ちょっとよく分かんないんだけど。
ああ。
いかん。
BLのことになるとつい胸アツに。
ああ。
あっそっか。
ああ。
うん。
うん。
ああ。
そりゃ引くよね。
30近いのに男とも付き合ったことのないBL好きの腐女子なんて。
ほら。
引いてる。
今完全に引いてたでしょ?ううん。
全然。
私こっちの百絵先生の方が好きかも。
フフ。
(男性)「お目覚めかな?子猫ちゃん」あっ。
スヌーズ。
(男性)「グッドモーニング」「早く起きないとお仕置きしちゃうよ。
ほら」おおー。
ねえ?うん?昨日何かあった?何か無理してた。
よかったら話して。
私だって勇気出して話したんだから。
うん。
差し上げます。
(三休)やった。
いただきます。
(香織)高嶺さまどうされたのでしょうか?
(ひばり)フッ。
知りません。
(百絵)ホント許せない。
私絶対本部に言うから。
いや。
もう終わったことだし。
(百絵)私あのお坊さんに会ったら何するか分かんないかも。
うわっ!?あのう。
百絵先生。
ちょっと。
(一同)ハイ。
グッドイブニング。
ハーイ。
ハーイ。
ハイ。
ハイ。
グッドイブニング。
(まさこ)あれ?潤子先生昨日と服同じ。
気付くの早いね。
百絵先生んち。
(まさこ)ホントかな?おっ。
か…帰らなかったんですか?潤子さん。
(百絵)あなたに関係ないでしょ。
百絵先生。
(百絵)だいたいねあなたどういうつもりで…。

(アーサー)グッドイブニング。
百絵先生。

(アーサー)ヘイ。
ミス潤子。
ヘイ。
ミスターアーサー。
(英語の会話)
(まさこ)はい。
これ。
アーサー先生。
潤子さん。

(由希)潤子ちゃん。
うわー。
由希ちゃん。
何?これ。
ハロウィーン用?カワイイね。
でもちょっと早くない?
(蜂屋)潤子ちゃんに真っ先に見せたいんだって。
うわー。
ありがとね。
(蘭)まさこちゃん。
ハロウィーン何着るの?どんな仮装が似合うと思う?
(蘭)うーん。
(蘭)ゾンビとかじゃん。
(まさこ)言うね。
(ベルの音)はい。
授業いくよ。
はーい。
授業です。
よろしいんですか?仕事ですから。
オーライ。
ミスター蜂屋。
(蜂屋)おお。
ミスター蜂屋?おお。
ミスター蜂屋。
うーん。
あっ!?由希ちゃん。
(由希)あっ。
は…。
あっ。
(由希)コスチューム?イエス。
(由希)コスチューム。
着る…。
アンド。
(ベルの音)
(一同)ありがとうございました。
ありがとうございます。
(女性)先生。
ありがとうございました。
グッドジョブ。
(アーサー)ミス百絵。
(蜂屋)由希。
よくその格好で来れたよな?おっ。
次の生徒さんいらっしゃるので。
あっ。
これ忘れ物です。
これよかったら。
えっ?えっ?潤…。
(蘭)いいんですか?ありがとうございます。
まさこちゃん。
どうしよう?
(三嶋)まさこちゃん。
昨日のことなんだけど。
(まさこ)私たちの特別な日になりましたね。
(三嶋)あっ。
いや。
俺ホントに…。
(まさこ)ああ。
ちょっと。
どこ行くんですか?もう。
ここじゃ…。
三嶋。
まさこちゃんとそんな仲よかったっけ?
(三嶋)桜庭。
(まさこ)はーい。
私たち仲良しでーす。
あっ。
そうなんだ。
(三嶋)いや。
別に俺たちそういうのじゃないよね?別に隠さなくたっていいじゃん。
(三嶋)お前に誤解されたくないから。
それより昨日の電話何だったの?別に。
(蜂屋)めんどくさいことしてんね。
あんたら。

(一同)よし。
・ただいま。
(一同)おかえり。
ただいま。
(恵子)お寺からあんたの荷物が届いてるのよ。
うん。
(寧々)お姉ちゃん。
ご飯は?食べる。
おなかすいた。
何?ちょっと。
(満)うん?いただきます。
(恵子)昨日はどこにお泊まりしたの?
(寧々)どこ?どこ?
(満)具体的なのはやめてくれよ。
別に。
友達んち。
(恵子)何だ。
つまんないの。
何?そのカボチャ。
(恵子)ハロウィーンの準備よ。
(満)ハハッ。
またカボチャ。
カボチャばっかり食べさせられるのか。
(寧々)ねえ?何かさうちのハロウィーン変じゃない?
(恵子)そうだ。
高嶺君にカボチャ好きかどうか聞いといて。
ことし呼ぶでしょ?ああ。
でもハロウィーンと法事がかぼっちゃった…。
あっ。
かぼっちゃった。
何があったってあの人とは結婚しないから。
(恵子)あのさ。
しないから。
(満)あの。
しないから。
(寧々)あっ。

(寺田)高嶺。
少しぐらい食べなさい。
(ひばり)ハァー。
ごちそうさまでした。
(満)高嶺君の話もうちょっと後で話した方がよかったんじゃないの?《これはご褒美です》《よく頑張りましたね。
試験も花嫁修業も》ハァー。
まあ靴に罪はないか。
よっ。
ハァー。
(恵子)あのさ。
しないから。
(満)うん。
(寺田)あのう。
大奥さま。
(ひばり)何?
(寺田)あれでよかったんでしょうか?
(ひばり)何?言いたいことがあるんならはっきりおっしゃい。
(寺田)いえ。
あの。
そのう。
(ひばり)ふん。
はっ。
ハァー。
(寺田)高嶺。
すまない。

(三休)《音立てた》《立ててた。
立てた》潤子さんのお荷物は私がお送りいたしました。
そうですか。
《あのお花何ていうんですか?》《ハナキリンです。
「逆境に耐える」などの花言葉が込められてます》《へえー》
(女性)カボチャとかも配ってるんで。
よかったらもらってってください。
お願いします。
・こんにちは。
・こんにちは。
(まさこ)ああ。
こんにちは。
あの。
潤子さんはどこですか?
(まさこ)ああ。
打ち合わせです。
清宮さんと二人っきりで。
ああ。
知りたくなかったですか?フッ。
ごめんなさい。
(百絵)この組み合わせだと「年下攻の花嫁系」かな。
でこっちが。
(男性)おおっと。
(百絵)「ワンコ攻のオヤジ受」きたこれ。
もえる。

(アーサー)よだれ出てますよ。
フフッ。
冗談です。
(アーサー)ああ。
ああ。
このシチュエーション二度目ですね。
いかにも。
(おなかの鳴る音)
(アーサー)ユーハングリー?イエス。
・お待たせしました。
ソーセージ盛り合わせです。
(アーサー)うん。
どうも。
・失礼します。
(アーサー)うん。
(アーサー)仲直りする方法教えてあげましょうか?ケンカしてるんですよね?ミス潤子と。
(英語)
(アーサー)カワイイねでOKですよ。
接吻は過去に失敗しております。
(アーサー)ハグは?それは聞かないでください。
(アーサー)カワイイって言いました?それはまだ。
(アーサー)ああ。
それだ。
なるほど。
ああ。
(ヒロミ)できた。
できた。
ねえ?見て。
・うわっ。
(ヒロミ)ほら。
・カワイイ。
・すっげえ。
ミスター星川。
(清宮)さっき言ってたとおり進めてくれ。
はい。
すいません。
何してるんですか?潤子さん。
(アーサー)ああ。
パーフェクトタイミング。
ミス潤子。
えっ?
(アーサー)見てください。
ミスター星川がわざわざ手作り弁当を持っておわびに来たんですよ。
(アーサー)グッドラック。
また何かたくらんでるんですか?いいかげんにしてください。
アーサー先生にまで。
ホントに迷惑です。
あなたに何言われようと何を贈られようと私の気持ち変わりませんから。
・ねえねえねえねえ。
・見て見て。
(好子)これ頂いたよ。
(まさこ)何?・ジャン。
(一同)うわー。
(まさこ)超豪華。
(蘭)これ全部タラバガニじゃん。
(一同)そう。
すごい。
カニカニカニ。
全部カニ。
桜庭。
はい。
(清宮)飯行くか?はい。
はい。
(一同)カニカニカニカニ。
カニカニカニ。
(清宮)1個交換。
あっ。
ありがとうございます。
(清宮)うまっ!フッ。
大げさです。
(清宮)うん。
うん。
うまい。

(清宮)おまけ。
フフフ。
フフッ。
何だよ?いや。
何かいきなりカワイイの出てきたんで。
うわっ。
その笑顔だろ。
桜庭。
ありがとうございます。
(清宮)お礼言いたいのこっちの方だよ。
元教え子が講師になって海外で働くことを目指してる。
自分の英語が役立ったんだって実感できる。
お前見てると講師になってよかったって思う。
食べちゃおう。
うん。
おいしい。
(清宮)おいしい?はい。
うーん。

(まさこ)持ってきたよーん。
どうぞ。
(蘭)あっ。
(好子)そっち難しくない?
(美樹)難しいよ。
ずるくない?そっち。
(百絵)みんなお疲れさま。
(一同)お疲れさま。
(百絵)差し入れ。
(一同)ああー。
うれしい。
やった。
(まさこ)ありがとう。
ありがとね。
(ヒロミ)ねえねえねえねえ。
潤子ちゃん何着るの?ねえ?見てこれ。
私作ったの。
カワイイですね。
・このカボチャどうしましょう?
(男性たち)来た。
俺たちに任せとけ。
集合。
(男性)まず俺が飛び出して潤子の気を引く。
(男性)俺が先に行く方がよくねえか?
(男性)いや。
俺だろ。
(男性)分かった分かった分かった。
(男性)ここはよみんなで一斉に飛び出そう。
行くぞ?
(一同)いっせーのせっ。
潤子。
おっ。
あれ?
(男性)あっ。
(男性)お前の飛び出しだ。
(メグミ)ちょっ。
パン屋…。
(男性)床屋。
お前タイミング…。

(寧々)もうカボチャいらない。
うーん。
ああー。
うーん。
(寧々)うーん。
ああ。
だっ。
よいしょ。
ああー。
うーん。
どうやろうかな?・清宮さん。
お話が。
・はい。
・ありがとう。
・OK。
・はい。
すいません。
手伝ってもらっちゃって。
(アーサー)アハハ。
ノープロブレム。
うん?すいません。
お願いします。
・はい…。
はい。
うーん。
何?これ。
カワイイ。
アハハ。
ああ。
何?すごい。
ああ。
ああー。
カニ尽くし。
ああ。
(ノック)はい。
うん?はい。
(清宮)桜庭。
星川さんと話したのか?いえ。
えっ?何でですか?
(清宮)ちょっと来い。
えっ?ちょっと。
清宮さん?あっ。
どういうことですか?
(清宮)後は2人で話せ。
ハァー。
うーん。
もう清宮さんまで巻き込まないでください。
いえ。
私は…。
もうあなたが…。
あなたが怖いです。
お願いですからもう一生私の前に現れないでください。
お願いします。
分かりました。
ハァー。
ありがとうございました。
(清宮)いえ。

(アーサー)ミスター星川。
ハァー。
(清宮)ちゃんと話せたのか?いや。
話すも何もホント清宮さんまで巻き込んでしまって。
ホントすいませんでした。
すいません。
(清宮)ちょっと待て。
桜庭。
(清宮)彼はかばってた。
試験でお前を落としたのは星川さんじゃない。
えっ?
(清宮)星川さんのおばあさんがうちの役員とつながってたんだ。
(寺田)《やはりあの件はお断りするべきだったのでは?》
(ひばり)《私はただ紹介されたお坊ちゃんの後押しをしただけです》
(ひばり)《だいたいね私の助言ぐらいで落ちるなんて潤子さんの実力がなかったせいです》
(寺田)《しかしその一言のせいで高嶺があんなに苦しんでおるのですぞ》
(清宮)彼は何度も本部に足を運んだそうだ。
もう一度試験をやり直してほしいと。
《お願いします》
(清宮)俺のところにも来た。

(アーサー)それだけじゃありませんよ。
それ。
ハロウィーンパーティーの飾りつけ。
ミスター星川が作ってくれたんです。
ミス潤子のためにパーティーを盛り上げれば仲直りできると私がアドバイスをしたら…。
(アーサー)たくさんの飾りつけを彼がしてくれたんです。
ただいま。
(一同)おかえり。
(寧々)ねえねえねえ。
見て。
うん?
(寧々)ダイフクもハロウィーンモード。
ホントだ。
(寧々)ねえねえ。
お姉ちゃんさあしたパーティーでしょ?どんな仮装すんの?まあ私そんな年じゃないから。

(恵子)カボチャの煮付けにかぼちゃご飯。
カボチャの味噌汁にカボチャの漬物。
あっ。
カボチャのアイスもあるのよ。

(寧々)やっぱりうちのハロウィーン間違ってる。
《あなたには正直でいたいんです》痛っ。
えっ?うーん。
(寺田)高嶺。
本気で言ってるのか?《あなたに何言われようと何を贈られようと私の気持ち変わりませんから》《あなたのこと好きになることはありません》《絶対許さない》・
(美樹)あっ。
ヒロミさん。
ありがとうございます。
(ヒロミ)何で私の着てんの?
(美樹)ゴローが私の方が似合うって。
フフフ。
大丈夫大丈夫。
じゃあ7時からよろしくね。
頑張ってね。
(蘭)はい。

(由希)あっ。
潤子ちゃん。
うん?あっ。
うわっ。
ハハッ。
(蜂屋)どうよ?俺たちの仮装。
いいね。
似合ってるよ。
何かベストカップルって感じ。
楽しんでってね。
(蜂屋)いやいや。
カップルじゃない…。

(三嶋)桜庭。
あっ?ああ。
三嶋。
来てくれたんだ。
ありがとね。
(三嶋)後で大事な話あるから。
うん。
OK。

(ドアの開く音)・
(三休)潤子さん!えっ?三休ちゃん?えっ?
(三休)潤子さん!助けて!どうしたの?
(成田)高嶺さまが!
(羽田)高嶺さまが!
(三休)高嶺さまが!えっ?
(ひばり)どうしても行くのですか?はい。
世を捨て山にこもり私は身も心も仏道に捧げます。
(寺田)高嶺。
山にこもるということがどういうことか分かってるのか?私たちはもうお前に会えないんだぞ。
私たちだけじゃない。
桜庭のお嬢さんとももう二度と会えないんだぞ。
それでいいのか?長い間お世話になりました。
(寺田)大奥さま!えっ?大奥さま!
(ひばり)ううっ。
なぜなのですか?《すいません》《おおー》《うーん》《初めて好きって言いましたね》《もう一生私の前に現れないでください》《お願いします》・
(足音)ああ。
ハァハァ。
星川さん。
星川さん。
あなた。
潤子さん。
もうあなたに一生会えないと思ってました。
大げさです。
ホントに会えないんです。
もう。
あなたがやったわけじゃないんですよね?私も同罪です。
あなたの夢を応援したかった。
あなたの喜ぶ顔が見たかった。
それなのに試験に落ちたことを心のどこかで喜んでしまったんです。
これであなたはニューヨークへ行かなくて済む。
一緒にいられると。
一瞬でもそのような気持ちを抱いてしまった私も同罪です。
申し訳ありませんでした。
もういいです。
そんなこともうどうでもいいです。
私の前から勝手に消えるのなんて許しませんから。
あなたはカワイイ。
怒っているあなたも涙を流してるあなたもご飯を食べてるあなたも雑巾がけをしているあなたも英語を教えてるあなたも家族といるあなたもどんなときだってあなたはカワイイ。
何ですか?それ。
ずっとあなたに言いたかったんです。
フフフ。
潤子さん。
結婚してさしあげます。
やはりあなたには私しかいません。
何してんですか?しませんよ。
うん?うん?そういう流れかと。
いや。
無理です。
無理ですか。
あっ!あっ。
どわっ。
ちょっちょっちょっ。
行きますよ。
潤子さん。
どちらへ?うわっ。
あっあっ。
(蘭)えーっと。
7番。
(女性)7番。
(蜂屋)はいはーい。
(蘭)おっ。

(蘭)次は誰に引いてもらおうかな?誰に…。

(ドアの開く音)
(蘭)うわー。
えー?カニとトナカイさんの登場です。
お二人ともこっちこっちこっち…。
えっ?
(蘭)潤子先生。
こっち。
カニ?ウフフ。
(蘭)トナカイはちょっと早くないですか?まあ。
まあいいっか。
潤子先生。
せっかくなんで引いてください。
はい。
(アーサー)いいんですか?ミス潤子。
とられちゃいますよ?
(清宮)そんなんじゃないから。
(アーサー)そうですか。
私ならとられないようあらゆる手を尽くしますが。
(蘭)潤子先生と星川さんでした。
はーい。
(蘭)じゃあ次は百絵先生。
ねっ?言ったとおりウケたでしょ?おめでとうございます。
笑われてるんですよ。
まあでしょうけど。
こういう一笑いが大事なんです。
ここにいる皆さんの住所を聞いてまいります。
えっ?何でですか?披露宴の招待状をお送りします。
いや。
話飛び過ぎですから。
確かに。
披露宴の前に挙式がありましたね。
いや。
じゃなくて。
段階ってものがあるんです。
まずは友達からとか。
友達?友達なら百歩譲ってなってあげてもいいですよ。
潤子ちゃん。
うん?由希潤子ちゃんに告白するから。
うん?
(三嶋)桜庭。
ちょっと。
えっ?どうしたの?三嶋。
えっ?三嶋?うん?2015/10/26(月) 21:00〜21:54
関西テレビ1
5→9〜私に恋したお坊さん〜 #03[字][デ]【5時から9時まで】

29歳女子へのありえないアプローチを続ける僧侶!?あなたから何を言われても、あなたから何を贈られても、あなたを好きになる事は一生、絶対にありませんから

詳細情報
番組内容
 桜庭潤子(石原さとみ)は、正社員昇格試験に不合格となったのが、潤子をニューヨークに行かせたくない星川高嶺(山下智久)の策略だったと知り、呆然とする。高嶺は、そんな潤子を抱きしめるが、潤子はそれを振りほどくと、何があってもあなたを好きになることはない、と言って立ち去った。
 道を歩く潤子の脳裏には、高嶺との思い出がフラッシュバックする。涙をこらえようとするが、涙は止まらず、それを振り払うかのように
番組内容2
潤子は足早になる。潤子が来たのは、ハロウィーンムード一色の「フォーティーナイナーズ」だった。そこには、清宮真言(田中圭)、山渕百絵(高梨臨)らがいた。潤子は、テーブルに並んだ料理を見ると、片っ端から食べまくる。事情を察した清宮は、気分を替えさせようと、翌週に開催されるハロウィーンパーティーの責任者に潤子を任命する。
 その頃、高嶺は一心不乱に読経を続け、その姿を那覇三休(寺田心)が見つめていた。
番組内容3
 一方、ホテルのベッドで目覚めた三嶋聡(古川雄輝)は、隣に毛利まさこ(紗栄子)がいることに驚愕する。しかも、スマホには潤子からの着信が残っていた。
 翌日、潤子は「ELA」に出勤する。そこに高嶺も来て、潤子に話しかけようとするが、里中由希や蜂屋蓮司(長妻怜央)に邪魔されてしまう。始業のベルが鳴り、潤子は生徒たちを教室に入るよう促した。高嶺だけがロビーに残ったが、潤子はそのまま扉を閉めてしまう。
出演者
石原さとみ 

田中圭 
古川雄輝 
高梨臨 
紗栄子 
吉本実憂 
長妻怜央(ジャニーズJr.) 
恒松祐里 
寺田心 
中村アン
 ・ 
速水もこみち 
戸田恵子 
上島竜兵(ダチョウ倶楽部)
 ・ 
小野武彦 
加賀まりこ 

山下智久
スタッフ
【原作】
相原実貴「5時から9時まで」(小学館 月刊「Cheese!」) 

【脚本】
小山正太 

【音楽】
出羽良彰 
羽深由理 

【主題歌】
「クリスマスソング」back number(ユニバーサル シグマ) 

【プロデュース】
後藤博幸 
金城綾香 

【演出】
平野眞 
谷村政樹 

【制作】
フジテレビ ドラマ制作センター

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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