あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「茨城県つくば市 三原鉄也さん」 2015.10.27


(テーマ音楽)津波の被害を伝える数々の写真。
そして地震の瞬間を撮影した映像。
こうした震災に関連する映像や文章などをネットワーク上で保存。
誰でも自由に閲覧できるのが震災アーカイブです。
筑波大学大学院生の…震災の体験をきっかけに震災アーカイブの研究を始めました。
あの日震度6弱の揺れに襲われた茨城県つくば市。
筑波大学では研究で使う器具や資料なども大きな被害を受けました。
研究室にいた三原さんは建物の外に出て揺れが収まるのを待ちました。
夕方三原さんのいた研究棟の電力が回復すると100人を超える外国人留学生たちが明かりや暖房を求めてやって来ました。
2,000人以上の留学生が通う筑波大学。
留学生用宿舎が大きな被害を受けたため集団で避難してきたのです。
ふだんからこの建物を利用している三原さんが避難者の対応に当たります。
部屋の鍵を持ち備品の場所なども知っているからです。
まず用意したのはホワイトボードでした。
いろいろな国の人がいる中で言葉で説明しなくても図や文字で分かるようにしたのです。
半分は伝言板にもう半分には一番聞かれる事が多かった水を流せるトイレの位置を書きました。
三原さんがこうした対応をとれたのは阪神淡路大震災で被災地を訪れた経験があったからでした。
神戸に住む親戚が被災し小学生だった三原さんは当時住んでいた静岡から両親と共に支援に向かったのです。
神戸での体験から自分にできる事は何でもやろうと思った三原さん。
留学生たちの避難所になったホールに向かいます。
そこでは留学生たちが何が起こっているのか情報を得られず困っていました。
三原さんはホールにあるインターネットの回線が使えないかと考えました。
研究室からインターネットに接続する機械を持ち出し設置します。
これにより留学生たちは自分の国の言葉でニュースを見たり海外にいる家族や友人と連絡を取れるようになりました。
震災の時どうすればいいのかという知識や情報の重要性を再認識した三原さんは震災アーカイブを研究する事を決意します。
2015/10/27(火) 10:50〜10:55
NHK総合1・神戸
あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「茨城県つくば市 三原鉄也さん」[字]

東日本大震災に遭遇した人々の証言。茨城県の筑波大学大学院生の三原鉄也さんは、震災に関連する映像や文章を誰でも自由に検索できる震災アーカイブスを研究している。

詳細情報
番組内容
東日本大震災に遭遇した人々の証言。茨城県の筑波大学大学院生の三原鉄也さんは、震災に関連する映像や文章を誰でも自由に検索できる震災アーカイブスを研究している。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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