報道ステーション 2015.10.27


当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫今、サクランボのように映りましたけどあれは小さな小さなヒメリンゴですね。
そして、中空フロアにあるの映してもらえますかね。
大きなハロウィーン用のカボチャ。
このオレンジに対抗するようにして、小さな柿がこれまたロウヤガキっていうんですけど色づいて見せております。
今日のコメンテーターここでご紹介いたします。
火曜日です。
おなじみの朝日新聞立野純二さんです。
どうぞ、よろしくお願いします。
それではまずトップのニュースをお伝えしましょう。
こちら、アメリカのイージス艦駆逐艦ですけれども。
巡航ミサイル、トマホークとかいろいろ装備しています。
この船が、南シナ海のある領域に進入。
入りました、今日。
どこかというところで南シナ海の全体の感じを見ていただきます。
中国が、南シナ海ほとんど大半のように感じてしまいますがベトナム、フィリピンはじめいろいろと領有権を争っているところですがこの点線の中九段線といいますが、中国。
ここのエリアの中は全部、中国のものだと簡単にいえば主張している状況。
その中には、いろいろフィリピンはじめ言っているところがあるわけです。
例えば、スプラトリー諸島南沙諸島ともいいますけど例えば、ここですねスビ礁、これですね。
こういう暗礁岩礁ともいいますけど満潮になったら海面の下に沈んでしまうようなところ。
ここを埋め立てて滑走路を作っているわけですね、中国が。
ずっと前から問題になっています。
そして、こちら。
ミスチーフ礁。
我々も特集でお伝えしたところがある場所なんですが。
それ以外にもいっぱいありますがここの辺りのところ周り12海里は中国が勝手に自分たちの領海だというふうに言っている。
その12海里の中にこれは領有権は認められないと、中国は。
自由な航行だということでアメリカのイージス艦が入っていったわけです。
≫中国がアメリカのトラの尾を踏んだのか。
アメリカの艦船が中国が勝手に主張する半径12海里の領海の中に進入した。
≫中国が岩礁を埋め立て滑走路などを建設しているスプラトリー諸島のスビ礁とミスチーフ礁。
この周囲12海里は中国が勝手に領海と主張しているところだ。
この海域を、アメリカのイージス艦「ラッセン」が今日、航行した。
「ラッセン」は横須賀基地に配備されている第7艦隊所属のイージス艦だ。
≫知らせを受けた北京の反応は抑制的だった。
≫当初、中国のメディアはこの王毅外相の発言を繰り返し報道するだけだった。
この事態にどう対応するかまだ中国指導部の方針が固まっていなかったのかもしれない。
ようやく、午後になって…。
≫「ラッセン」が航行したのはスビ礁とミスチーフ礁の周囲12海里の内側だ。
いずれも、埋め立て前には満潮時に水没してしまう暗礁でアメリカ政府は国際法上領有権や領海を主張できないと指摘してきた。
ちなみに、日本の沖ノ鳥島は満潮時にも岩が海面から顔を出している島だという捉えかただ。
これ以上、浸食されないように囲ってある。
アメリカは今回の行動を航行の自由作戦と名づけた。
イージス艦「ラッセン」の直前の動向を見てみる。
先月14日に横須賀港を出港。
向かった先は南シナ海方面だ。
先週月曜日には南シナ海に面したボルネオ島北部にあるコタキナバルに寄港したのが確認されている。
この港で4日停泊し5日目の23日先週の金曜日に出港し、進路を北北西にとりスプラトリー諸島に向かった。
航行の自由作戦の開始だ。
スプラトリー諸島では中国は領有権を主張する周辺国の反発を押し切り岩礁の埋め立てを急ピッチで進めてきた。
衛星写真によってこの事実が次々に明らかになる。
まず、危機感を抱いたのはアメリカ軍だ。
≫アメリカ軍は埋め立て地を中国の領土・領海として認めないことを世界にアピールするためアメリカ艦船を中国が主張する12海里の領海内に進入させたいとオバマ大統領に進言してきた。
しかしオバマ大統領は慎重だった。
転機は先月行われたオバマ大統領と習近平主席の首脳会談だったという。
ここで、オバマ大統領は習主席に南シナ海での岩礁埋め立てを中止するよう求めた。
しかし、習主席はこれを拒否。
このため、オバマ大統領は習主席の面前でこう言い放った。
≫習主席は一歩も引かなかった。
≫首脳会談での決裂を受けオバマ大統領は方針転換。
アメリカ海軍にゴーサインを出したのだ。
≫こうして始まった今回の作戦。
中国にとっては誤算だったという。
≫その中国の心理を読んでかアメリカは今回、異例の動きを見せた。
通常、西太平洋での作戦はハワイにあるアメリカ海軍第7艦隊の司令部がコントロールすることになっている。
しかし、今回はメディアへの対応など情報管理は全てワシントンが取り仕切っておりアメリカ軍関係者によると政治オペレーションの色合いが濃い。
≫中国は今後、どう出るのか。
≫カザフスタンを訪問中の安倍総理は記者団を前にアメリカの行動に理解を示した。
≫さまざまな見方があると思いますけどある見方をすれば先ほどVTRの中で出てきたようにこれは第7艦隊の軍事オペレーションではなく明らかにワシントンの政治オペレーションだろうと。
中国にここまで見せなきゃいけないからというところ。
それの1つの根拠を言いますとVTRで出ていなかったので言うと今回は進入したときのアメリカのイージス艦の映像などは出てくるかなと思ったら現時点までで一切、出てきてないんですね。
これ普通出てきても不思議ではないところ出てきてない辺りも、ぐっと抑えながら冷静に中国に対してやるべきことを見せているというような見方もできるわけです。
ここから立野さんの見解を聞きたいと思いますがいかがでしょう、この動き。
≫アメリカが見せたかった相手は中国だけではなかったと思います。
アメリカ国民、そして世界にこの行動を見せたかったんじゃないかなと思います。
といいますのはオバマ大統領が置かれている状況を考えますとまずは、アメリカではアメリカ大統領選がだんだん熱を帯びてきています。
すでにオバマ外交は弱腰外交であると。
とりわけ中国に対して甘やかしすぎているということを盛んに攻め立てられています。
これ以上、野党・共和党に攻撃材料を与えるわけにはいかないという事情があったと思います。
もう1つの対外戦略、これはアメリカの威信が世界的に後退しているという深刻な問題が確かにあります。
とりわけ2年前シリア、アサド政権がもし化学兵器を使ったら許さないぞとはっきりと警告をしておきながら実際に化学兵器が使われたのにもかかわらずオバマ政権は動かなかった。
それによって中東でのアメリカの威信は大きく傷ついた。
それを見透かしたロシアのプーチン大統領がウクライナ、そしてシリアで強硬姿勢になったという見方もあります。
こういった状況を考えますとこれ以上中国のわがままな行動を南シナ海で許せばアジアの国々ももう、アメリカはあてにならんという判断をしかねないということで動いたんだろうという気がします。
≫日本のことも全部含めて気になるところではありますけどね。
≫日本にとりましてはやはり、なんといっても先の国会で論じられた安保論議ですよね。
大いに南シナ海の情勢というのは心配されていたんですがそれだけ心配されたにもかかわらずほとんど論議されなかったというのが南シナ海の問題だったと思いますね。
安倍首相は集団的自衛権の具体例としては日本人を乗せたアメリカの艦船を守るということとそしてホルムズ海峡の機雷掃海ということを盛んにおっしゃったんですが南シナ海というところにはあまり積極的には触れませんでした。
すでに当時からこういう事態になるということは見通せましたしそしてなんといっても米軍がはっきりと自衛隊に南シナ海で警戒監視活動を手伝ってくれよというメッセージを前から送っていたからではないかと思われるんですよね。
もし、自衛隊が南シナ海まで出張るということになれば今、日本はすでに尖閣諸島がある東シナ海で中国と向き合っているわけですからその緊張を一気に南の海まで広げようということになるわけですよね。
今回、自民党と公明党が強行して成立させた安保法制、これをもって遠い海のことのように思える、この南シナ海の火種が実は日本に一気に近づいたんだという意識が国民にどれだけもてただろうか政権は、どれだけ説明しただろうかというのが私は気がかりです。
≫もし南シナ海に出ていってれっきとした偵察監視活動を日本がかなりの部分を担うということになったら自衛隊員の安全確保をまず第一としても、それ以外でも人員をどう移動させる増員させる、防衛費はどうするP3Cはどう持っていくんだ、それ以外にも。
これは全然説明不足もいいところだしあり得ない感じがしますよね。
さっき中国総局長の山本志門さんが言っていたように米中のある意味、冷静に管理された緊張関係。
この辺りを見せてるかなという面も、ほかの意見あるでしょうがちょっと大事ですよね。
≫間違いないと思います。
米中は実際に軍事的対決はしたくない。
それは明らかだと思います。
ただ、歴史が物語っているのは危機というものはそういう管理下にいつも置けるんだろうか。
国が計算したとおりに事態が動くのだろうか。
しばしば起きたことはその計算の外に出てしまって事態がどうにもならなくなってしまうということの積み重ねが過去の戦争だったと思うんですね。
だから、私たちにとってはそれは重大な関心を持って見続けていかないといけないと思います。
≫がらっとかわりまして次、小川さんお伝えしましょう。
≫このところ、何度もお伝えしています。
野球賭博の問題ありますけど今度はメジャーリーガーのダルビッシュ有投手の弟が野球賭博に関わったとして逮捕されました。
客に賭博をさせてその手数料などで5000万円程度稼いだとみられています。
≫ダルビッシュの弟と言われること兄貴の七光りといわれること全然いやじゃないよ。
だって、兄貴がいなかったらこんなに入り口広くないよ。
≫客集めも七光りを利用していたのか。
メジャーリーグで活躍するダルビッシュ有投手。
その弟ダルビッシュセファット・ファルボッド翔容疑者、26歳が賭博に関わったとして逮捕された。
逮捕容疑は賭博開帳図利及び常習賭博の疑いだ。
≫賭博場を開き賭けの対象にしていたのはプロ野球とメジャーリーグ。
つまり野球賭博をやっていたのだ。
≫今回はダルビッシュ翔容疑者を含め客など8人が逮捕されている。
ダルビッシュ翔容疑者らは今年5月日本のプロ野球とメジャーリーグで勝敗を賭ける賭博を行い客から1口1万円で1854万円分の賭けを胴元として受けた疑いが持たれている。
顧客は主に友人や後輩たち。
寺銭・手数料をとり更に、別の逮捕された胴元の男に集めた金を賭けるなどして利益を出していたという。
これまでに動いた金は警察の推計で5億円規模。
ダルビッシュ翔容疑者は5000万円程度の利益があったとされる。
現在、ダルビッシュ翔容疑者の背後関係は明らかになっていない。
だが、野球賭博の胴元は通常、暴力団が務める。
≫暴力団にとって古くからある定番の資金源、野球賭博。
最近はこの言葉をよく耳にする。
今月6日には野球賭博に関する容疑で山口組の総本部に捜索が入った。
ある警察関係者は野球賭博は立証しやすい。
山口組が分裂した今組織の弱体化を狙っているのは間違いないと話す。
有力な資金源だった野球賭博を事件化すれば双方にダメージが与えられるからだ。
ダルビッシュ翔容疑者の逮捕と暴力団と警察の思惑に因果関係があるかはわからない。
ダルビッシュ翔容疑者に関し警察は供述で容疑を認めているか否認しているかについては共犯がいるためコメントを控えるとしている。
≫ふと思ったんですけど何も違法の行っちゃいけない賭博の現場に行くんじゃなくて付き合っちゃいけない人と接点を持ってしまうとそのあとは、スマホ1台あれば手のひらの上で違法な賭博がじゃんじゃんできちゃうという可能性があるわけですよね。
そうすると、罪の意識とかこんなこと、やっていいのかとかどんどん希薄になっちゃう部分もないかなという気もするんですよね。
さて、次の我々にとって大変、関心のある消費税の今、言われる軽減税率。
どの辺りまで軽減するか。
8%のままにするかいや、9%とかいろんな意見が飛び交っておりますが、そもそも消費税とは、そして軽減税率今は、当然食品の一部が少なくとも安くなるそのほうがいいというふうに賛成の方も消極的な方も含めて賛成が多いというのはわかるんですがそもそも軽減税率というのはどういうものかとはたと、今日立ち止まって今日はとりあえず2つの矛盾について考えていただきたいと思います。
まず1つ目は軽減税率りというもの。
その前の消費税というのはそもそも社会保障に全てを充てるために消費税を上げざるを得ないんだと言っているわけですが仮に、食品などに軽減税率が導入されれば税収がその分、減ったら今度は、これから先社会保障の一部で低額所得層に対する社会福祉でこうやろうっていう計画を見送ってその分、軽減税率で税収が減った分とプラスマイナスゼロにしようっていう考え方があるのはちょっと矛盾していないかという一点。
それともう1つはどこで線を引くかということが今、しきりに話題になっている。
気になるところですけど例えば、外食とお菓子のところこの間に線を引いてこっち、全部とすると大体、5.4兆円の2%上がった消費税のうち軽減税率で税収が減るのは1兆円とこのラインから向こうにすれば言われています。
そして加工食品を全部、無視して精米プラス生鮮食品こういったところで線を引けば3400億円で減収分は済むというふうにいわれているんです。
仮に、ここだったとするといろんな案が出てますがこれは、所得が比較的少ない方はカップ麺とかいろいろはじめとして加工食品を食べる傾向に1つあるとみたときにはこれは、なんのための軽減税率、低額所得層の人たちに対して逆進性が生まれないかと、いろんなことの矛盾点がある気がします。
≫消費税が10%に上がったときに生活必需品の税率を8%に据え置く軽減税率。
消費税が10%になったときの低所得者対策なのだが本当に適切な方法なのか。
まずは、今日の軽減税率をめぐる動きを見てみる。
自民党と公明党が制度設計の議論を再開した。
ただ、溝は大きい。
公明党は酒を除く飲料、食料品全ての税率を抑えたい考えだ。
この場合、1兆3000億円の税収がなくなる。
一方、自民党は減収を避けるためできるだけ軽減税率の対象を絞りたい考えだ。
まずは、肉や魚などの生鮮食品だけを対象にして、減収額を3400億円ほどに抑えたい考えだ。
都内のスーパーで聞いてみると…。
≫豚のひき肉は生鮮品。
ただ、合いびきになると加工品だという話もあります。
そこが、わかりづらいですね。
≫今日の与党協議では軽減税率の制度設計財源をどうするのかなど答えは出なかった。
≫与党の議論では生鮮食品だけを軽減税率の対象にした場合低所得者が購入する頻度の高い缶詰やカップ麺などの加工品は安くならず低所得者対策の意味合いが薄いという指摘もある。
官邸が導入の腹を決め世論調査でもおよそ7割が必要だという軽減税率。
しかし、恩恵を受けるのは買い物する人全てであってお金持ちも軽減される。
多くものを買うお金持ちのほうが金額上は恩恵が大きい。
ここで考えるべきはなぜ消費税を上げるのか。
社会保障のためなのに所得の低い人向けの政策を見送り軽減税率の財源に充てようとしている。
≫総合合算制度はまだ制度設計ができていないがこういうイメージだ。
例えば、年収200万円のAさん家族。
保育園に通う子どもがいて妻は病気のため、医療保険と介護保険を使っている。
年間で医療費10万円介護費10万円保育料5万円の自己負担があるとする。
制度が導入されて仮に負担限度額が年収の1割と設定された場合自己負担の合計25万円から20万円を引いた5万円が国から支給される。
この制度を見送れば4000億円が浮く。
与党はその分で軽減税率を実現するという。
軽減税率のために所得の低い人向けの政策が削られるという事態。
与党は、軽減税率のために総合合算制度以外の社会保障策を削ることはないという。
ただ、公明党は1兆円規模の軽減税率を主張している。
実現にはほかの政策を先送るか消費税以外の税を上げる必要が出る。
≫軽減税率が結果、額で言えばお金持ちが得するんだという考え方も入れて考えてみる必要があると思いますし、そもそも消費税どうなんだって根本的なところから考えてみないと、うわべのアピールするところばかりを我々も拾うことになって伝えることになると思うし僕は、危険だと思ってるんですね。
何言ってるんだといわれるかもしれないけど例えば消費税を上げなくていいんだと上げちゃったら経済どうなりますかと。
かつて、90年代後半に上げたときとかそれからまた8%にしたときどうでしたかと。
だったら今度は消費税をやめて対外純資産も日本はかなりあるんだからこれは上げないでほかで思い切って例えば、狭く深く所得税のほうで累進性にしたがってお金を儲けている人から税率を上げる。
その分は、あまねくとるという消費税をやめるとかいろんな考え方を考えてみたうえで上げるんだったら軽減税率どうするかってやんないと一つ事ばっかり≫横浜で傾きが見つかったマンションの住民の皆さん宛てに今日、こちらの文書が届きました。
三井不動産レジデンシャルが配ったものなんですけどご説明資料の送付とあります。
こちら、どういう内容なのかといいますと全棟全住戸の建て替えについて説明がされたあとに今日こちら、具体的な内容が初めて出てきたんですけど全棟全住戸の建て替えなどに伴う補償などの対応について記載がされているんです。
具体的にどういう内容だったのかVTRご覧ください。
≫今日夜7時過ぎ。
≫三井不動産の関係者でしょか。
今、部屋に入って生きます。
≫今日、住民に配られたのは今日までにと三井住友建設側が約束された文書。
補償内容について説明するものだ。
朝から到着を待っていた人も多い。
文書ではマンションを販売した三井不動産レジデンシャルが補償の内容について明らかにした。
まず、建て替えを前提として住民は建て替えたマンションに住み続けるか買い取ってもらうかを判断することになる。
住み続ける場合は現在と同じ棟、同じ階同じ位置の建て替え後の住居に戻ることになる。
一方、買い取りを希望する場合建て替えた新築マンションを分譲した時点での想定価格で買い取るとしている。
また、建て替え中の仮住まいの家賃や引っ越しにかかる費用慰謝料についても負担するという。
仮住まいも可能な限り紹介すると書かれている。
≫想定される買い取り価格は9年前の購入価格と比べどうなのか。
このグラフは神奈川県内のマンションの1平方メートルあたりの市場価格を示したものだ。
当該のマンションの販売が始まった2006年と比べると人件費や資材の高騰などによって最近では、1割以上価格が高くなっている。
今回の買い取り価格は住民が購入した価格以上となる見込みだ。
≫ただ、前提となる建て替えが実現するかは不透明なところもある。
全棟一括での建て替えには全体の5分の4以上と各棟の3分の2以上の賛成が必要となるからだ。
≫気になるのは、この費用を誰が支払うことになるのか。
関係する各社に聞いてみた。
マンションを販売し今回の補償案を出したのは三井不動産レジデンシャルだ。
親会社の三井不動産は…。
≫一方、マンション建設を請け負った三井住友建設は…。
≫実際に、杭の工事を行った旭化成建材。
≫マンションを販売した三井不動産レジデンシャルは31日から、2日間の日程で住民説明会を開く予定だ。
≫この話もさっき小川さんが言ってましたけど本当に木を見て森を見ずじゃだめで≫先ほど始まりました沖縄県の翁長知事の会見の様子です。
今も続いています。
昨日もお伝えしましたけれども沖縄県と国との辺野古の埋め立てをめぐるせめぎ合い。
今日は政府が沖縄県知事に代わって埋め立ての許可をする代執行の手続きに入ることを閣議で決めました。
これで埋め立ての工事に向けた動きが再開することになります。
≫沖縄県名護市のキャンプ・シュワブ前では今日、怒りの声が響き渡っていた。
国土交通省が防衛省の求めに応じ承認取り消しの効力の停止を決めたのだ。
≫効力停止によって沖縄防衛局はすぐにでも辺野古での作業を再開できる。
来月にも埋め立て工事に着手する予定だ。
≫更に今日政府は追い打ちをかけた。
それは、代執行に向けた手続き。
翁長知事に代わり国が埋め立ての許可をする代執行だ。
≫代執行に向けた手続きではまず、国が翁長知事に対し埋め立て承認の取り消しの見直しを求める。
それに従わなければ高等裁判所に提訴することになる。
つまり、国と県との法廷闘争に向けた流れが確実なものとなるのだ。
これに対し、沖縄県側は埋め立て承認取り消しの正当性について国の第三者機関国地方係争処理委員会に申し出たうえで国を相手に訴訟することも検討しているという。
安倍総理は翁長知事による埋め立て承認取り消し処分について違法だとしたうえで代執行については政府内のみならず最終的に司法の判断を仰ぐ必要があると述べた。
≫立野さんどうお考えになりますか?≫今日の国土交通省の決定は行政不服審査法という法に基づくものなんですがこれは、本来、権力に対して不服を申し立てるためにある法律の制度なわけですよね。
それを今回防衛省が一個人扱いにしてそして、防衛省の訴えを同じ国である国土交通省がそうですね、あなたの言うとおりですねと認めるいわば、お手盛りのような格好のわけですね。
そして、昨日のニュースですが辺野古の3地区に国が直接、振興費を出しましょうという話もありました。
これも法的に相当、怪しいお話です。
地方自治体や公共団体と違って沖縄の区というのはいわゆる町内会のようなものですからこれは、いってみればお上の言うことに従う人にはお金をあげましょうと言っているに等しいわけですね。
政府はかねがね地方振興と基地問題とはリンクさせないといってきたのは一体なんだったのかということになると思います。
ここまで地方自治そして地方の民意をないがしろにしている政権の在りようというのは異様な感じがするんですよね。
もはや沖縄問題ではなく国家対地方という幅広い問題なんじゃないのかという気がしましてなおさら、安倍政権の掲げる一億総活躍社会ですかそれってなんなんだろうって気もします。
≫長い法廷闘争になってしまうんでしょうかね。
≫昨日、20年ぶりに釈放された青木さんと朴さん。
無罪に向けた大きな前進です。
検察が最高裁に対し特別抗告しない方針を固めました。
≫昨日、釈放された青木恵子さんが息子とともに長女・めぐみさんの墓を訪れた。
ここで手を合わせるのは初めてだ。
≫先週、再審開始を認めた大阪高裁の決定。
検察側が最高裁への特別抗告を断念する方針を固めたことがわかった。
近く、青木さんと朴龍晧さんの再審が大阪地裁で始まり無罪を言い渡される可能性が高まっている。
≫そして、日本シリーズ今日はすごかったですね。
稲葉さんの登場まであと数分です。
≫今日の東京風が時折強く吹きます。
ただ、南風ですので昨日に比べると気温は少し高くなっているんですね。
今日の東京雲の展覧会を楽しむことができました。
こちら、ちょうど6時間ほど前の空なんですが夏のときに見られる低い雲と空高い秋の雲があるんですね。
うろこ雲とも呼ばれています。
このように、夏と秋が行き交うことから行き合いの空ともいわれています。
ただ、今、西からは雨雲がやってきています。
帯状の雨雲が列島を通過中です。
この時間は、近畿などで強く降っているところがあり北日本にもかかり始めています。
この雨雲、このあと東へと進んでいきます。
雨が降るところで時間ごとに詳しく見ていきますと傘マークは午前中が中心なんですね。
大阪ではこのあと寝ている方も多いと思いますが雷を伴ってザッと強く降りそうです。
東京では、早朝にかけてぱらっと降る程度でしょうということで午後には日差しが戻ってきそうです。
さて、今日は、満月です。
≫24時間前、稲葉さんがここで徹底的に山田はこうやったら打てるということを解説しておりましたらこんなことになりました。
稲葉さんよろしくお願いします。
青木さん、お願いします。
≫本当に山田選手日本シリーズ初の快挙ということですごかったですね、稲葉さん。
≫すごかったですね。
≫それでは神宮に舞台を移して行われた日本シリーズの第3戦稲葉さんの解説と一緒に見ていきましょう。
≫2連勝で神宮に乗り込んできたソフトバンク。
一方のヤクルトはホームで初勝利を挙げられるか。
1回、ランナーを1人置き3番、山田。
≫神宮の夜空に山田哲人の放物線。
≫日本シリーズここまで1安打の山田がツーランホームランヤクルトが先制に成功する。
先発、杉浦は直後の2回。
ランナー2塁3塁とピンチを招き1番、福田。
ワイルドピッチで1点を失うと…。
福田にタイムリーを許し2対2。
パ・リーグ王者にすぐさま同点に追いつかれる。
両チーム一歩も譲らず迎えた3回。
3番、山田。
≫2打席連発、山田哲人!≫山田の2打席連続ホームランで再びヤクルトがリードする。
しかし、ソフトバンクは4回。
7番、今宮のひと振りで同点とすると5回には…。
≫明石の打球もバックスクリーンだ!≫工藤監督もビックリ。
2番、明石にも一発が飛び出し4対3。
ソフトバンクがこの試合初めてリードを奪う。
1点を追いかけるヤクルトはその裏ツーアウト、ランナー1塁。
ここでソフトバンクは先発、中田から千賀へスイッチ。
打席には2打席連続ホームランの3番、山田哲人。
初球。
150キロのストレートをファウル。
4球目。
スリーボールワンストライクからの5球目。
≫史上初めての日本シリーズ1試合3ホーマー!≫球史に名を刻む山田の3打席連続ホームランでヤクルトが逆転する。
ヤクルト、1点リードの7回。
ワンアウトからヒットで出塁を許すと4番手の久古をマウンドへ。
迎えるは、柳田。
ここを三振ゲッツー。
ソフトバンクに得点を許さない。
そして、8回山田の第4打席。
高めのストレートに手を出し空振り三振。
続く4番、畠山。
日本シリーズ2本目となるホームラン。
この回、一挙3点を奪いソフトバンクを突き放す。
9回、抑えのバーネットがマウンドへ。
≫白球が落ちてきました。
スリーアウト!14年ぶりの日本シリーズ1勝を挙げました。
これでホークス2勝スワローズ1勝です。
≫山田さんナイスバッティングでした!≫ありがとうございます。
≫日本シリーズ史上初山田選手1試合に3ホームランとドラマチックでしたね稲葉さん。
≫3本ともすばらしいホームランでしたね。
≫それでは、改めてそれぞれのホームランを見ていきましょう。
まずは、1本目です。
≫まず初回のホームランなんですけどこれ、バックスクリーン横に見事な一発を打つんですよね。
このホームランは打ったのは高めに浮いたスライダーなんですよ。
キャッチャーは低めに構えているんですがボールが高めに浮きました。
その失投を見逃さずにしっかりと捉えることができたホームランですね。
≫続いて2本目のホームランはどうでしょう?≫2本目のホームランなんですけど、このシリーズソフトバンクのバッテリーはアウトコースを徹底的に攻めてたんですよね。
このボールは失投ではないんですけれどもこのアウトコース、厳しい球まっすぐを見事にホームランにしているんですよね。
≫そして、3本目なんですがピッチャーは千賀投手に代わりました。
このホームラン、どうでしょう?≫千賀投手はストレートが速くてフォークボールがすばらしい投手なんですよね。
そして、3球目フォークを投げるんですけどしっかりと、山田選手は見極めるんですね。
≫これでツーボールワンストライクとなりました。
≫そしてカウントをバッターが有利にしてストレートがきやすい状況を作っていきました。
そして、5球目のインコースのストレートを捉えたんですよね。
これビューティフルなんですよ。
そして、この3本のホームラン打ったコース全て見ていただきたいんですがコースが全て違うんですよね。
どこを投げてもホームランにしてしまう今日の山田選手なんですがすばらしいのひと言なんですね。
今日の山田選手の活躍シリーズがますます面白くなっていったといえますね。
≫どうなっていくんですかね。
一方、敗れたソフトバンク工藤監督は試合後、やられちゃったね。
まだ試合は続くので切り替えていきましょうと前を向いていました。
≫昨日ね、徹底的に山田選手に関して解説されたじゃないですか。
2〜3cm、ちょっと上げて真芯に当てれば打てるんだということを力説されてまさか3連続アーチとはね。
≫僕も驚きました。
鳥肌が立ちました。
でも、やっぱり見ていますと少しだけ上がっていたような感じがしました。
本当、ちょっとですけど。
≫この番組で稲葉さん解説をダイレクトにご覧になっていたかは別として、やっぱり一流選手というのはどちらかで以心伝心で調整しますか。
≫打席の中でも調整しますし練習でも調整しますしそういうのがすぐできるんですよね、山田選手は。
だからトリプルスリーができるといえると思います。
≫そのあと、ずっと泣かず飛ばずだった打てなかった人で山田の後塵を拝するのがパーンと打ったじゃないですか。
ああいうこともあるじゃないですか。
≫山田選手がホームランを打ったあとは力んでしまってちょっと大振りになってしまったんですけど4打席目山田選手が三振したあとの畠山選手ホームラン打ってるんですがしっかり捉えたホームランだったので明日につながっていくんじゃないかなと思いますね。
≫なんかやっぱり神宮の森の守り神はすごいですね。
今までも神宮では勝ってるんですね。
≫僕がヤクルトいたときも負けていないんです。
勝っているんです。
≫ソフトバンクは一方、負けてしまいましたが今日の試合ソフトバンクから見たらどうですか?≫ソフトバンクとしたらいやな流れになったんじゃないかなとは思うんですね。
今日、打たれてしまった千賀投手なんですがクライマックスシリーズは2試合大事な場面で登板して完璧に抑え込んでいるんですね。
ですけど今日、山田選手に打たれました。
工藤監督は、短期決戦では1つの負けで流れが変わるから怖いと言っていました。
だから、今日のホームランが雰囲気を変えていくんじゃないかなというふうに思いますね。
≫昨日までのここに流れていた空気とえらく違ってまた、なんか更に白熱の展開のような感じになってきましたね。
≫すごく球場も盛り上がっていましたので明日が楽しみですね。
≫楽しみになってきました。
こちら、予想先発出ていますがワンポイントを挙げるとしたら?≫経験豊富な投手なのでこの2人がどういうふうに試合を作っていくかが注目になると思います。
≫見ていきましょう。
そして、もう1つニュースをお伝えします。
昨日、高橋由伸監督が就任会見を行い、新たな船出をきった巨人なんですが今日、早速コーチ陣の顔ぶれが発表されました。
そんな中、新たに入閣したのがこちらの2人高橋新監督と同世代の2人が脇を固めます。
≫今シーズン限りでの引退を表明した井端弘和が、1軍の内野守備走塁コーチに就任。
高橋新監督と同い年の井端。
2014年に巨人に移籍してから2年間ともにプレーした。
≫そして、2軍の打撃コーチには1つ年下の二岡智宏が就任。
かつてともに戦った2人を加えたコーチ陣が高橋由伸率いる新生巨人を支える。
≫カタールのドーハでは現在障害者による陸上の世界選手権が行われています。
この大会で2位以内に入ると来年のリオパラリンピック出場が確定するんですがうれしいニュースが入ってきました。
パラ陸上世界選手権走り幅跳び決勝。
前回大会優勝の山本篤が記録的な跳躍を見せた。
義足の左足で踏み込む。
6m29の大会新記録。
連覇でパラリンピックの出場枠を獲得した。
車椅子1500m決勝に進んだのは沖縄出身の上与那原寛和。
最後の直線、この時点では4位。
パラリンピック出場の条件は2位以内だ。
1人抜き、また1人抜く。
最後の最後で2位に滑り込みパラリンピックの切符をつかみ取った。
≫リオオリンピックからの新競技7人制ラグビー。
日本代表は今鹿児島で合宿を行っている。
来月に迫ったアジア予選ではたった1枚しかないリオへの切符を10チームで争う。
しかも、2日間で6試合も戦う過酷なスケジュールだ。
今日は1人選手を覚えてほしい。
イケメンブック。
女性ファッション誌で特集されているラガーマンだ。
お姫様抱っこだったらいつでもしてあげられます。
ウェートトレーニングをしていて力持ちなんで。
≫松井千士、二十歳。
大学3年生。
最大の武器はスピードだ。
50m5秒8の快足。
一度スピードを緩めても繰り返し加速できるスプリント能力を持った選手だ。
≫アフガニスタン北部を震源とする昨日の地震では隣り合うパキスタンと合わせて死者が300人以上負傷者は2000人以上に上っています。
反政府勢力タリバンの支配地域もあり被災状況の把握が難しく死者、怪我人は更に増える恐れもあります。
≫こうやって死傷者の数を出すというのは規模を伝えようとするあまりなんですが。
本当、現時点でということでまだまだわかりませんからね。
そして、井端選手引退で2015/10/27(火) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]

傾きマンション問題…どうする住民への説明▽消費税“軽減税率”新たな協議スタートも難題数々▽ヤクルトの巻き返しなるか?日本シリーズ第3戦

詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
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ニュース/報道 – 定時・総合
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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