2時になりました。
ニュースをお伝えします。
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り国土交通省は沖縄県の翁長知事に対し、承認を取り消した名護市辺野古沖の埋め立てを改めて承認するよう勧告する文書を送り、従わない場合、代執行の手続きを進めることにしています。
沖縄県の翁長知事が、名護市辺野古沖の埋め立て承認を取り消したのに対し、承認の根拠となる法律を所管する国土交通省は、きのう、行政不服審査法に基づく沖縄防衛局の申し立てを認め、知事の取り消しの効力を、一時停止することを決めました。
国土交通省はきょう午前、翁長知事に対し、地方自治法に基づいて改めて埋め立てを承認するよう勧告する文書を送りました。
国土交通省は、文書が沖縄県に届いた日の翌日から休日を除く5日以内に勧告に応じるよう求めていて、従わない場合、次は、承認を指示する文書を送るとみられます。
そして最終的には高等裁判所に代執行を求める行政訴訟を起こす方針で、訴えが認められれば、国土交通大臣が、知事の代わりに承認する、代執行を行うことになります。
仮に、国と沖縄県が法廷で争うことになれば20年前、当時の大田知事が、軍用地の強制使用を巡る代理署名を拒否し、基地問題を巡って双方が正面から対立して以来の異例の事態となります。
著作権に関する判決をまとめた専門雑誌について、東京地方裁判所が、著作権の侵害にあたるとして出版の差し止めを命じる仮処分の決定を出したことが分かりました。
著作権侵害を理由とした出版の差し止めは異例です。
出版の差し止めが命じられたのは、東京千代田区にある有斐閣の専門雑誌、著作権判例百選の改訂版です。
以前編集に加わっていた東京大学の大渕哲也教授は、改訂にあたって編集に関わる編者から自分の名前が外されたのは、著作権の侵害だとして、出版の差し止めを求める仮処分を申し立て、会社側は出版の差し止めは表現の自由という観点から、深刻な問題が生じるなどと反論していました。
これについて東京地方裁判所が申し立てを認め、改訂版の出版の差し止めを命じる決定を出したことが、関係者への取材で分かりました。
決定で嶋末和秀裁判長は、改訂版は教授による編集の内容が相当程度盛り込まれていて、名前を外したのは著作権の侵害にあたるという判断を示しました。
専門家によりますと、著作権の侵害を理由とした出版の差し止めは異例だということです。
有斐閣によりますと、改訂版の出版は、先月の予定を来月上旬に延期しているということで、決定について取材には応じられないとしています。
20年前、大阪市で住宅が全焼し、小学6年生だった女の子が死亡した火事で、母親ら2人の再審裁判のやり直しが認められたことについて、検察が、最高裁判所に特別抗告しないことを決めました。
今後やり直しの裁判が始まり2人に無罪が言い渡される公算が大きくなっています。
続いて気象情報です。
午後3時から6時までの天気です。
西から高気圧に覆われるため広い範囲で晴れるでしょう。
新潟から北海道では雨の降る所があるでしょう。
午後6時から9時まで、北陸は各地で雨が降り関東も沿岸部で雨の降る所があるでしょう。
北海道では雪の降る所がありそうです。
2015/10/28(水) 14:00〜14:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
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ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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