息をのむ絶景。
心躍る発見。
中部地方には世界に誇る大自然があります
ご覧下さい。
私の乗ってるこのカヌー。
まるで浮かんでいる…空を飛んでいるように見えませんか?この銚子川のような透明な水。
存在感が分からないような水だからこそ見られる光景なんです。
「金とく」中部ネイチャーシリーズ。
今日は日本一の雨が降るという大台ヶ原を源流に手付かずの自然の中を流れる銚子川です
どこまでも澄み渡る青い水中の世界。
清らかな流れは太古の日本の川の姿をとどめています
川には貴重な生きものたちが数多く生息しています。
アユやアマゴボウズハゼ
希少な存在となったニホンイシガメ
上流には世界的にも珍しいナガレヒキガエルが生息しています
銚子川は河口でも水が澄み渡っています。
ここでは川と海の境目を見る事ができます
そして源流部には手付かずの自然が作り出した絶景がありました
あんま耐えられないと思います。
立ってるのが精いっぱい。
中部ネイチャーシリーズ。
今日は奇跡の清流・銚子川。
澄み渡る水と生きものたちの世界を見つめます
三重県南部紀北町。
銚子川は太平洋の熊野灘に注ぐ全長17キロメートルほどの川です
流域の大部分は山岳地帯。
人里がほとんどなくその流れは自然のままの姿をとどめています
川の源流は本州一の雨が降る大台ヶ原。
原生林に降った雨が源になっています
流れの緩やかなエメラルドグリーンの淵です。
銚子川はほかでは見る事ができない澄み切った水の世界があります
淵の中は息をのむような青。
この独特の青さは銚子川ブルーと呼ばれています
水が落ち込む速い流れには躍動する白い泡の世界があります
この川ならではの水の絶景です
銚子川は下流から上流まで数多くの生きものたちが暮らしています
深さ2メートルほどの淵の中です。
次々と目の前に無数の魚たちが現れます
清流の宝石アマゴです。
流されてくる虫などを食べて育ちます
清流の貴婦人といわれるアユです
銚子川では流れの速い瀬だけでなく深い淵の底にも石があるため藻をはむアユの姿が見られます
時にはアユたちの大集団を見る事もできます。
遠くまで見渡せる銚子川だからこその光景です
こちらはカワムツです。
緩やかな流れに生息しています
川底にも多くの魚たちの姿があります
これはヌマチチブ
白っぽくてユニークな顔つきの魚シマヨシノボリ
石についた藻を食べるボウズハゼ。
口の動きが特徴的です
魚とは思えないような行動を見せます
滝登りです。
垂直な壁を口と吸盤状になった腹びれを使って登ります
下流から藻の多い場所を目指して遡っているのです
ボウズハゼに負けじと滝登りをする生きものも偶然撮影しました
足をうまく使って器用に登っていきます。
見事なクライミングです
滝の下には続々とボウズハゼが集まってきます。
そして上に向かって勢いをつけて飛び出しますが失敗
諦めずもう一度
見事に壁に張り付きました。
口と腹びれを使って登っていきます
あと一息…
登りきりました
かつて日本の多くの川で見られた豊かな生きものの世界がこの川には残っているのです
銚子川の中流にある8世帯17人が暮らす木津地区です
人々は古くから清流ならではの珍しい漁を行ってきました。
木津地区出身でアユを捕獲する漁業権を持つ上村幸史さんです
こう引っ掛ける。
こう引っ掛けてですね。
…でアユが掛かったらこう伸びて捕まえるっていう事なんです。
伝統的に行われてきたのはさおの先につけた針で魚を引っ掛けるシャクリ漁です
直接魚を見て針に引っ掛けて捕まえます
透明な水だからこそアユの動きも丸見えです
上村さんは次々と魚を引っ掛けていきます
(取材者)お〜っ!ハッハッハッハッ!すごい。
(上村)なかなか大きいものは取れませんでしたけどまあ楽しかったですね。
数多くの魚が生息する銚子川。
この川には豊かさを象徴する大きな魚も生息しています
今年7月その魚の生息状況を調べるため地元銚子川環境保全会のメンバーが調査を行いました
釣り上げた魚は最大1メートル近くにもなる川の主を捕まえるための餌です
調査の責任者の一人玉津充さんです
縄にいくつも針をつけたはえ縄を流れの中に仕掛けています
針には餌の魚がついています
更に別の仕掛けも川の中に設置していきます
川の主は夜に餌を食べに来るといいます
早朝仕掛けを1つずつ確認していきます
入ってます?入ってないと思うけど。
入っとる。
入っとる。
ほっそいけど入っとる。
入っていたのは川の主ニホンウナギです
(玉津)おお〜ええの入った!ええのが入っとるぞ。
ここは入る思うたよ。
はえ縄にはこの日一番の大物が掛かっていました。
体長70センチもある大きなウナギです。
重さは600グラムもありました
でっかいな〜。
こりゃでかいわ。
子どもの頃はでかいやつたくさんいたけど最近は珍しい。
やっぱりおるんやっていう感じやね。
70あるな。
玉津さんたちはウナギが川のどんな所に生息し何を食べているのか。
オスとメスがどんな割合でいるのかなど大学の研究者と共同で調べ保護に役立てていきたいと考えています
減ったといえども川の中にはまだウナギたくさんいるんだなっていう事はよく分かりましたよね。
今後楽しみになってきましたね。
ネイチャー・フォトグラファーの内山りゅうさんです。
今回の取材でもたくさんのアドバイスを頂きました。
どうぞよろしくお願い致します。
内山さんは川の中水の中の生きものだとか水の美しさをカメラに収めてそしてたくさんのこのような図鑑や写真集を出されているんですよね。
そうですね。
内山さんは実は紀伊半島の川にほれ込んで移り住んでしまい更にその中でこの銚子川に出会われたというふうに聞きました。
そうですね。
各地回ったんですけどその中で紀伊半島にたどりついて紀伊半島の川でも一本一本実は全部潜ったんですよ。
2年かけて。
全部ですか。
ほぼ全部潜りました。
その中で出会ったのが実は銚子川。
何かきれいだなと思ってマスクをつけてドボッて入った途端に…いや本当にすごかったんです。
透視度っていいますけど水に入ってからの奥行き感なんですけどどこまでも見えるんです。
向こう岸まで見えるんですよ。
この美しい川が上流から河口まで全てにおいてきれいって川はそうそうないんですよ。
それが21世紀まで…でも本当にこの川の生きものたちもたくさん今ご覧頂いたんですけれども中でもアユだとかウナギだとかそういったある意味川の中の重要な生きものもあんな姿で見られるんですね。
ほかでも見る事はできるかもしれないけど特にこの川では多いとかこの川でよく見えるものは多々あるんですよね。
そんな中去年この川で内山さん大発見されたんですよね。
そうなんですね。
前からうすうすというか見てたんですけどもじっくり見たくて去年はそれをちょっとず〜っと追ってまして…はい。
どんな姿かご覧頂きましょう。
これはカエル…ですが。
かわいいっすね。
名前は?ナガレヒキガエルっていうカエルなんです。
世界でも日本にしかいないんですよ。
日本の固有種でなおかつ紀伊半島と北陸地方の山岳渓流にしかいないっていう実はすごく珍しいカエル。
ふだんは彼ら森なんですよね生活の場が。
産卵の時だけ渓流に下りてくるんです。
上に乗ってるのが…。
あれオスなんです。
メスを抱いてるんです。
産卵を…?繁殖期ですね。
この時期にしか実は川に下りてこないんです。
この時期だけ川で見られるんですね。
今これメスにオスが求愛してるんですね。
ああフラれますね。
逃げてますもんねメスが。
全てうまくいくとは限りませんからね。
人間と一緒です。
フフフフ!でもこれメスはどんな状態なんですかね?もう多分産卵が終わってます。
ちょっとがっかりしているオスのカエルがいて…。
でこれ水中で…これ皮…皮膚?皮膚がねビロビロに伸びるんですよ。
これオスなんですけど潜ってって深いとこでメスを待つんですけどもそうすると長い間息を止めなきゃいけないんですよ。
確かに。
いちいち上っていくの大変なんで…。
で彼らは皮膚呼吸できるんですよ。
それで皮膚を伸ばして皮膚呼吸の面積を増やすんですね。
面白い生態ですね。
これオスによく見れるんですけどこの時期だけです。
でこれが卵ですか?はいこの映像とか貴重なんですよ。
普通見れませんからね。
だから昼も夜も毎日潜って潜って潜ってやっと産卵場所見つけたんですよね。
これはその渓流の中に産み付けられた卵なんですね。
これがず〜っと筒のようなものに入ってる感じなんですかね。
そうです。
カプセルに入っていて多分5メートルぐらい。
5メートル?はい。
そしてこれはオタマジャクシですよね。
こんなの見た事ないですよ。
そうですね。
これかえったばかりですね。
何か岩にくっついてるんですか?これ。
これはそうです。
これはね流されちゃうので口でひっついてるんですよ。
ああ流されないようにしている?そうです。
これはこのオタマジャクシの特徴ではあります。
口が大きいでしょ?本当だ。
水族館で見るエイの口のような…。
本当ナガレヒキガエルというだけあって流れの中に存在するっていう…。
いろんな特徴があって私たち素人が見ても透明であったり生きものがいっぱいいるなって事が分かったり珍しい生態があるなと思うんですが…。
実はこれもすごいんですけどもっとすごいというかすごい現象が起きてるんですよこの川では。
その様子があります。
ご覧頂きましょう。
海の波が押し寄せる銚子川の河口です。
この辺りではほかの川では見る事が難しいある現象を観察する事ができます
少しずつゆっくりゆっくりみんなで行ってみましょう。
内山さんは子どもたちに珍しい現象を見てもらおうと体験教室を開きました
すごいすごいすごい!
河口近くでも水が澄み渡る銚子川。
子どもたちは海と川の水が作り出す不思議な現象に驚いているのです
下がぼやぼやしててすごかった。
上の水はそんなしょっぱないけど下の水はむっちゃしょっぱかった。
河口付近では塩分濃度の高い海水が底の方に流れ込み上を川の水が流れています。
水の層にはっきりとした境目があるのです
境目を近くで見るとガムシロップのように揺らめいています。
地元ではこの水の層をゆらゆら帯と呼んでいます
真ん中に見える濃い青の帯の部分が川の水。
その下にあるもやのかかったように見えるゆらゆら帯から下が海水です
川を流れる水量や潮の満ち引きによって水の境目の混ざり方が変わるためゆらゆら帯は常に変化しています
ゆらゆら帯の下には透明な海水の層があります
水が濁っていれば見る事ができないゆらゆら帯。
河口まで水が澄み渡った銚子川ならではの光景です
海水と川の水が交錯する川の下流は海と川の生きものたちが入り交じる不思議な世界でもあります
海からやって来た…
こちらは海の魚…
海で生まれ川で成長するカニです
河口から1.5キロメートル川を遡った所にある大きな淵…
海の水はこの辺りまで入り込み海の魚が泳いでいます
まいこみ淵は水深がおよそ7メートル。
大きな魚が見られます
淵の中を自在に泳ぎ回る…
きれいな川の中を泳ぐ姿はほかではほとんど見る事ができません
まいこみ淵に夜潜ると岩陰に50匹ほどのウグイが隠れていました。
体長40センチほどもある大物ぞろい。
海で大きくなり川に戻ってきたウグイだと考えられます
銚子川河口のゆらゆら帯では生きものたちの珍しい行動が観察されています
春先。
川に入ってきた体長5センチほどの…
アユは秋川の下流でふ化し冬の間暖かい海で過ごします。
春川を遡上。
夏の間川底の藻を食べて成長し秋卵を産んで命を終えます。
海からやって来たアユの稚魚をよく見ると上の川の水に向かって飛び上がるように泳いでいます
ゆらゆら帯を使って体を真水に慣らす行動だと考えられています
こちらはゆらゆら帯で撮影した極めて珍しい映像です。
多くの魚が頭を下にして漂っています
実はこの魚滝登りの名人ボウズハゼの稚魚
ボウズハゼも海から川を遡る魚です。
逆立ちは体を真水に慣らすための行動ではないかと考えられています
銚子川の河口域では夏極めて珍しいアユが見られます。
川を遡上せず一生河口付近にとどまるアユがいるのです
地元ではシオアユと呼ばれています。
銚子川は河口でも川底に石がありアユが食べる藻が豊富にあるからだと考えられます
川の下流まで水が澄み渡る銚子川。
貴重な生きものたちの営みを見る事ができる奇跡の川なのです
ゆらゆら帯って本当に不思議ですね。
不思議なんです。
ね〜。
ああいう河口域っていうのは海の水と川の水が混じる場所というふうに書いてあるんですよ。
でも混じってなかったでしょ?混じってないです。
本当に分かれていました。
そうなんですよ。
あれがやっぱりリアルに見えるっていう事が…ほかの川もそういう状態になってる…。
あると思うんです。
ほとんどの川ではあの現象起きてると思います。
そうなんですね。
どの川でも起きてるんです。
でも見る事ができない。
しかもゆらゆら帯で泳ぐ魚を見れるって事はなかなかないですよねそういう意味では。
河口域の魚がどういう暮らしをしてるかとかっていうのは結構ずっとミッシングだったんだと思います。
見る事ができないから。
でもここで潜るとボウズハゼが逆立ちしてるとか…。
あれびっくりしました。
あれもね僕もう随分前から見たんですけど最初分かんなかったんですよ何だか。
何かこう縦に泳ぐ魚がいるぞっていう感じだったんですか?で分からなくて捕まえて持って帰ったんですよね。
飼ってたらボウズハゼになったんですよ。
それであボウズハゼなんだって分かったんです。
それまでどの本見てもあんな事するっていうのは書いてない。
ここだからなんですよね。
本当ですよね。
だから分かんなかった事がこの川だからこそ分かるって事がたくさんある。
まだまだ僕が知らないとこでもあると思うんですよ。
楽しくて何回でもやっちゃう。
世界一最高です。
キャ〜!あの銚子川の美しさそれから生きものの豊かさをご紹介してきたんですが実はですね銚子川の名前の由来というのはこのお銚子。
この銚子を倒した時に水がバッと流れる。
この流れる速さが水の美しさの秘密になってるようなんです。
銚子川の水の美しさにはどんな秘密が隠されているのでしょうか?
あっ大野さん。
はい。
どうぞよろしくお願い致します。
はいよろしくお願いします。
子どもの頃から川で遊び銚子川を知り尽くしている…
銚子川の水がなぜ泥などの濁りがほとんど見られないのかその秘密が分かる場所を案内してくれました。
大きな岩が転がる中流の…
この付近の大きな岩にはユニークな名前が付けられています。
獅子の顔のように見える…
斜めに傾いた巨大な岩はタンク岩。
戦車が水に入っていくように見えますよね
銚子川は川底も川岸も石や岩。
砂や泥がたまっている場所はほとんどありません
ちょっとまあよかったらめくってみて下さい。
この辺り?ええまあこの辺めくってもらうと…。
あ本当だ!更にどんどんどんどんめくってもらってももう本当こういう石ばっかで。
後ろも全く砂ついてないですよね。
そうですそうです。
わ〜ず〜っとこう…。
かき混ぜても濁らないっていうか。
本当ですね。
石が動いても汚れないってすごい。
土砂が見られない理由は銚子川の流れる一帯の地質にあります。
全体が固い岩盤で出来ているのです
銚子川が今も固い岩盤や岩を削り取っている事を感じさせる場所に向かいます
本当このロープは心の支えだわ。
急斜面を川に向かって下りていきます
森の中を歩く事50分。
川が見えてきました
うわ〜これはすごい!本当にきれい。
目的の場所はここから200メートル先にあります
滑らないように注意して川を上ります
そして見えてきたのは…
来ましたよ。
やっと目の前まで…。
お〜これはすごい!どうですか?またこう下から見上げる…。
何か降り落ちてきますよね。
落差60メートルもある清五郎滝です。
猛烈な勢いで流れ落ちています。
水の生み出すパワーは想像を超えていました
すごい!はいビチョビチョになりますよ。
こんなすごい…う〜!これ…あ〜あんま耐えられないと思います。
すごいです!立ってるのが精いっぱい。
すごい!ああ〜帽子が!
銚子川には落差50メートル以上の滝がいくつも連なっています。
水の力が岩盤の山を削り取ってきた事を感じました
銚子川の源流がある大台ヶ原。
本州で最も雨の多い地域です。
ここに降る猛烈な雨は銚子川を激流に変えます
夏台風による大雨が降った時の銚子川です。
河原は水で覆われ急激に水位を増していきます
川は洪水の危険性のある氾濫危険水位を超えました
車ほどの大きさの岩が流されてくる事もあります
滝も水の威力は増していきます
夜雨がやみ星が見え始めます
雨がやむと水位は急速に下がり元の清らかな流れに戻ります
大雨が降るとお銚子をひっくり返したような激流になる銚子川。
泥などの汚れは一気に流されているのです
そして銚子川では至る所で湧き水が見られます
地下でろ過されきれいになった水が川に流れ込んでいるのです
固い岩盤大雨が生む激流豊富な湧き水
こうしたさまざまな条件が銚子川を奇跡の清流にしていたのです
河口近くにいると気が付かないんですけれども上流をずっと上がっていくと銚子川の流れって結構激しいんだなって事を感じたんですよね。
あの水の美しさの秘密内山さんどういうふうに捉えてらっしゃいますか?銚子川っていう川は源流が大台ヶ原っていう日本有数の多雨地帯ですよね。
雨が多い地帯です。
僕は源流も行った事ありますけど本当に森が豊かなんですね。
手付かずの自然が残ってるって事もとても大事な事だと思うんです。
なかなかないんですよね。
森が豊かで雨が多くて一気に流れていく。
で生活排水があんまり入らないっていういろんな要素が重なって重なってきてたまたま今の銚子川ってものがあるとは思うんですけども…。
あとはもう一つ言えるのはこの川の周辺に住んでいる人たちがすごいこの川に対して愛着があるんですよ。
で僕はそれもすごく大事な事かなと思っていてどこ行ってもそうです。
自分たちのふるさとの川って大事なんですけども特にこの川の周辺の人たちって大事にしてるっていう何か人と川のつながりっていうのも実はすごくすばらしいなっていつも僕思ってるとこでもあるんですけどね…。
美しく時に荒れ狂う銚子川。
流域に住む人々はその両面を受け入れ暮らしてきました
中流にある木津地区では川から各家に水を引くパイプが延びています
水道も整備されていますが人々は川の水を使っています
こればっかし。
ごはん炊くのもお茶沸かすのも洗濯やろ。
全部使う。
こればっか。
魚飛渓には人々が信仰してきた小さな不動尊があります
水の事故や鉄砲水など水の災いから人々を守るともされ地元はもとより遠方からも多くの人が訪れます
お参りの帰りに水をくんで帰る人もいます
お茶とかコーヒーはおいしいですね。
自然のねこういう山の中でろ過された水が出てきておいしいっていうのはうれしいですよね。
かつて日本のどこにでもあった手付かずの自然と清らかな流れ
銚子川は人の影響を受けていない太古の川の姿をとどめる奇跡の清流です
水と岩が長い年月の中で作り出した美しい川の景観
そして澄み渡る水が作り出した青い水中の世界
そこには数多くの生きものたちが生息していました
山と海をつないできたこの美しい流れは日本の本来の川の姿そのものです
未来に残したい川銚子川です
2015/10/28(水) 15:15〜16:00
NHK総合1・神戸
ろーかる直送便 金とく 中部ネイチャーシリーズ「奇跡の清流・銚子川」[字]
三重県の銚子川は抜群の透明度を誇る奇跡の清流。水中は、「銚子川ブルー」と呼ばれる青く澄み渡った世界。原始の川の姿をとどめる流れには貴重な生き物が数多く生息する。
詳細情報
番組内容
三重県南部・紀北町を流れる銚子川は、抜群の透明度を誇る奇跡の清流だ。「銚子川ブルー」と呼ばれる青く透き通った水中世界は息をのむ美しさ。河口付近まで水が澄み渡っているため、川の水と海水の境界で起きる不思議な「ゆらゆら帯」を見ることができる。銚子川の流れには、珍しい生き物たちが数多く生息。渓流で独自の進化をとげた世界でも珍しいナガレヒキガエル、絶滅危惧種のニホンウナギなどの姿を見ることができる。
出演者
【ゲスト】水中写真家…内山りゅう,【出演・ナレーション】黒崎めぐみ
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
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