ニュース 2015.10.29


1時になりました。
ニュースをお伝えします。
南シナ海で、海上自衛隊の艦艇とアメリカ海軍の空母などが、きのうから共同訓練を行っていることが分かりました。
南シナ海では、中国が主権を主張する海域を巡って、米中のせめぎ合いが続いていますが、海上自衛隊は、今回の訓練はこうした動きと連動したものではないとしています。
訓練を行っているのは、インド洋で行われていた日米とインドの3か国による共同訓練に参加していた、海上自衛隊の護衛艦ふゆづきと、アメリカ海軍の空母セオドア・ルーズベルトなどの艦艇です。
次の寄港地への航行ルートを利用して、訓練を行っているということです。
海上自衛隊によりますと、訓練海域は南シナ海の中でも、中国が主権を主張する海域とは離れた場所で、きのうから数日間の日程で、艦艇間での通信訓練などを行っているということです。
南シナ海では中国が主権を主張する海域を巡って、アメリカ海軍がイージス艦を派遣するなど、米中のせめぎ合いが続いていますが、海上自衛隊は、今回の訓練は以前から計画されていたもので、南シナ海での最近のアメリカ海軍の行動と、連動したものではないとしています。
内戦が続くシリア情勢を巡り、反政府勢力を支援する欧米や中東諸国、さらに、アサド政権を支えるロシアとイランの外相が一堂に会する会合が、30日に開かれることになりました。
ロシア国営通信は28日、外務省関係者の情報として、オーストリアの首都ウィーンで、29日と30日に、シリア情勢を巡る関係国の外相会合が開かれることになったと伝えました。
初日の29日には、アメリカやロシアなどの4か国の外相が、先週に続いて協議を行い、翌30日に、イランをはじめエジプトやフランスなどの外相が加わり、拡大会合を開く予定だということです。
ロシアは先週の4か国会合で、戦闘を停止したうえで、1年半以内に、大統領選挙と議会選挙を実施し、アサド大統領が立候補する可能性も残した和平案を提案したと伝えられています。
今回の拡大会合には、ロシアとともに、アサド政権を支えるイランが初めて参加することになったため、ロシアとしては、先の会合で提案したとされる和平案を軸に、協議を主導していきたい考えと見られます。
一方、反政府勢力を支援する欧米やサウジアラビアなどは、アサド大統領の退陣を求めていて、内戦の終結に向けた道筋を見いだすため、今回の会合で双方が歩み寄れるかが焦点となります。
企業の生産活動を示す、先月の鉱工業生産指数は、前の月と比べて1%上昇し、経済産業省は、基調判断を一進一退で推移しているに上方修正しました。
今回、指数が上昇したのは、スマートフォンの新機種の発売に伴って、搭載される電子部品の生産が増えたことや、化粧品の国内向けの生産が好調だったことが主な要因です。
こうしたことから、経済産業省は生産活動の基調判断について、これまでの、弱含んでいるという表現を改め、一進一退で推移しているという表現に上方修正しました。
一方、先行きについて経済産業省は、モデルチェンジの時期にさしかかり、車の生産が増えることが予想される一方、中国経済の減速の影響は、工作機械の生産などに引き続き出ていて、注視が必要だとしています。
2015/10/29(木) 13:00〜13:05
NHK総合1・神戸
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ニュース/報道 – 定時・総合

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