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赤ちゃんが言葉を話す時期はいつ?言葉はどのように身につくか

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ママが気になる赤ちゃんはいつ話す?

子育てママ、パパは、普通の日本語の他に、もう1つ言葉を操ります。それは、赤ちゃん語(言葉)です。

子育てを経験がない人は、赤ちゃん言葉と言うと、「バーブー」「はーいー」「ちゃーん」が思い浮かぶでしょう(多分)。イクラちゃんの影響で。

生後2~3ヶ月を過ぎた赤ちゃんは、「あー」や「うー」など、の言葉を発します。

「あー」や「うー」はクーイングという、赤ちゃんの最初の発声です。そして、徐々に、言葉で意思表示をしはじめます。

当たり前ですが、子どもの成長で、ママが気にすることの1つは、言葉を話す時期ですよね。

「うちの子って他の子よりも、言葉の成長が遅いんじゃ…。」
「赤ちゃんって、いつごろ、どんな言葉を話し出すの?」

こんな不安や疑問を抱えているママやパパのために、赤ちゃんから子どもになるまでの言葉を話す成長過程とその時期について、お話したいと思います。

ただし!これはあくまでも目安です。


赤ちゃんの言葉の発達|2ヶ月~4ヶ月

だいたい、2ヶ月から4ヶ月程度で、赤ちゃんは、口から音を出し始めます。

最初は、空気が漏れるように「っく」「っこ」という音、だんだん慣れてくると、「あー」「うー」という風に聞こえる音を出せるようになります。

「◯◯ちゃーん、ママでちゅよー。」という言葉を投げかけると、"何かが聞こえた"ことに対して、声での反応が始まります。

 

赤ちゃんの言葉の発達|4ヶ月~

4ヶ月を過ぎたころから、喃語(なんご)が始まります。

喃語とは、赤ちゃんが自分の意志で出す声のことで、何らかの意思を示していると言われています。

初めは、「あーうー」という母音をつなげた声が多いのですが、しばらくすると、「まー」「ばー」「ぱー」「ぶー」「だー」など、子音を出せるようになります。

 

赤ちゃんの言葉の発達|6ヶ月~

6ヶ月前後ごろは、離乳食が始まっているため、あごが鍛えられ、口周りが発達します。そのため、声を出しやすくなります。

ちなみに、赤ちゃんが一番出しやすい音は「ま行」か「ば行」です。そのため、離乳食を食べさせるママの、

「マンマですよー。あーん。」

という言葉を覚えて、「まんま」や「まー、まー」と発音できるようになります。

赤ちゃんが「ママー」と言うのは、ママをママと認識したのではなく、ま行とば行が言いやすくて、普段から聞くことが多い音だからです。

ま行、ば行の次は、ぱ行。つまり…、

「パパって喋った!!!」

となっても、ほぼ勘違い。たまたま言いやすい言葉がつながって、パパと言っただけなんです。

「やっぱ、息子はママよりもパパなんだよなー。」

なんてうざいこと言われたら、ちゃんと訂正してあげましょう。

 

赤ちゃんの言葉の発達|8ヶ月~

8ヶ月を過ぎてくると、いろいろな子音を発音できるようになります。

子音は、「まー」「ばー」「ぱー」「ぶー」「だー」の順番で、赤ちゃんが言いやすいので、それらの音を組み合わせて声を出します。

そのため、「まーま」「ばーば」「ぱーぱ」「ぶーぶ」「ばーぶー」など、赤ちゃんお馴染みの言葉を話せるようになります。

また、ママの行動や口真似を少しずつできるようになります。

たとえば、「◯◯ちゃんすごいねー、パチパチパチー。」と手を叩くと、同じように手を叩いたり、「◯◯ちゃーん、はーい。」というと、「あー」とか「あーい」と、同じような言葉を言おうとします。

 

赤ちゃんの言葉の発達|10ヶ月~

10ヶ月ごろから、自分の意思を伝えるための声を出せるようになってきます。主に食べ物にですが…。

たとえば、おかしをとって欲しいときに「まーまー」、おかしの袋を開けて欲しいときに「まーまー」、ごはんを食べさせて欲しいときに「まーまー」。

つまり、言葉を使って、何かを要求する意思を示します。

また、名前を呼ばれると、自分のことを呼んでいるとわかるのもこのころです。

 

赤ちゃんの言葉の発達|1歳~

1歳を過ぎると、少しずつ語彙も増え始めます。

たとえば、ママとまんまの使い分けができるようになったり、身近な人の中では、一番難しかった「じいじ」が言えるようになります。

また、わんわん、ぶーぶーなど、言葉とものの意味が一致してくるようになります。

 

赤ちゃんの言葉の発達|1歳~1歳6ヶ月

1歳半くらいまでの時期は、歩き始めなので、自分でいろいろなものに触れることができ、周りへの興味が高まる時期です。

「バイバイ」や「おいでおいで」など、こちらが要求することも理解できるようになります。

これまでは、音が出て、動いているから反応していたテレビにも、「楽しい」という感情で見ることができるようになります。

単語は、個人差はありますが20語~50語以上覚えるようになるため、ママやパパもとっても楽しい時期です。

久しぶりに、じいじやばあばに会うと、話す言葉が増えているので、驚かれます。

 

赤ちゃんの言葉の発達|1歳6ヶ月~2歳ごろ

50語以上の単語を覚えるようになると、2語文が使えるようになってきます。

「ママ、とって」「ぶーぶ、きた」「パパ、だっこ」など

また、何かを言おうとして奇声を発したり、何かを表現しようとして、大人にはわからない独自の単語で表現するなど、表現力もついてきます。

2歳以降は…

2歳以降は、子育てママお馴染みの「魔のイヤイヤ期」が始まります…。

「お風呂入ろうねぇ。」「イヤ!イヤー!ぅわぁあぁぁーん。」(近所迷惑…。)
「ごはんを食べよぉ。」「イヤ!」(イヤと言いながら食べてる。)
「わんわん見るぅ?」「みう!」(そこはイヤちゃうんかい!)
「◯ちゃーん…」「イヤ!」(まだ何も言ってない…。)

イヤ!はもうちょっと後で覚えて欲しい…。

ただし、言葉の発達は個人差があるため、2歳になってもあまり語彙が増えない子もいますし、3歳になってもうまく喜怒哀楽と言葉をいっしょに表現できない子もいます。

そのため、「どうしよう、うちの子は何か変なんじゃないの?」と過剰に心配するママがいます。

また逆に、個人差があるなら仕方がないと、子どもの成長を追わないママもいます。

心配過剰も良くないですし、成長過程を確認しないことも良くありません。

 

人生の中で、言葉を覚えて変化していくスピードほど早い成長は、他にありません。

0歳の赤ちゃんが、3歳の子どもになるんですからね。ホントにあっという間です。

特に、5歳になった息子を見ると、「あぁ…、ホントに大きくなっちゃったんだな…。」と感慨深くなります。

そんな貴重な時間を噛みしめるために、3歳なのに、イヤイヤ期を抜ける気配がない娘の行動を

「…ガマンシナキャナ…」

と思うママでした。