SONGSスペシャル「時を超える青春の歌 作詞家・松本隆の45年」 2015.10.30


勝つんだと、同じ気持ちでいる状態のことだそうなんですね。
「赤いスイートピー」松田聖子さんの代表曲であり時代を超えて愛されているスタンダードです。
作詞は聖子さんの名曲を数多く書いた松本隆さん。
今年45周年を迎えました。
今回松本さんは「赤いスイートピー」を作曲した松任谷由実さんそして松田聖子さんと31年ぶりに再会。
ああ泣かないでよ。
舞台裏を3人が初めて語りました。
松本さんがこれまでに書いてきた楽曲は2,100を超えます。
シングルの総売上枚数はおよそ5,000万。
ヒットチャート1位を記録した楽曲も50以上に上ります。
青春の輝きを封じ込めた詞の世界は今改めて注目を集めています。
8月には松本作品を歌ったアーティスト25組が集まり記念コンサートを開きました。
今夜は松本さんに代表曲をもらってきたKinKiKidsそして松田聖子さんのスペシャルステージをお届けします。
私綾瀬はるかも松本さんの作品を歌いその歌詞に魅了された一人です。
今夜は私が松本隆の世界へと皆さんをご案内します。
「SONGSスペシャル」。
言葉の力で時代を切り開いた作詞家松本隆。
青春と人生の輝きを歌い上げた彼の言葉の魅力に迫ります。
今年松本隆さんは聖子さんの新曲を松任谷由実さんと作りました。
31年ぶりの事です。
新たな聖子さんのスタンダードを作るため集まった3人。
最初に出会った時生まれたのはこの歌でした。
「赤いスイートピー」。
当時作詞と共に聖子さんのプロデュースもしていた松本さん。
新たな世界を作るため作曲をユーミンに依頼したのです。
この曲で松本さんは少女の微妙な心理を描きました。
共感を呼んだのは内気さの中に秘めた切ない思い。
それが描いてあげたいなという感じです。
続いての「渚のバルコニー」では「赤いスイートピー」の内気な少女から少し大人へと成長します。
ポイントは松本さんが書いた「馬鹿ね」という歌詞。
その後も3人で発表した曲はヒットチャート1位を連発。
松本さんは聖子さんの表現の幅を更に広げるため成熟した女性像を提案します。
「瞳はダイアモンド」。
歌われていたのは人生のつらさに耐えながら自らを励ます女性の姿。
松本さんは類いまれな言葉の力によってアイドルを大人のシンガーへと成長させたのです。
そういう気がしますね。
松本さんとユーミンが描きだしたのは少女から大人へと成長する心の軌跡。
歌われた飾らない思いが共感を呼びました。
今夜は聖子さんが今の思いを込めて歌います。
45年間で400組近くのアーティストに歌詞を提供してきた松本隆さん。
今回改めてそれぞれの歌手への思い歌詞に託した世界を聞きました。

(叫び声)摩子どうしたの?私殺してしまった。
おい先生が来たぞ!おいみんな!みんなはここにいる藤森と池田と岸田を合唱の仲間に入れてやらないと言ったのか?そういうふうに追い詰めてくるんですよ詞が。
歌ってると何か彼の…80年代の歌謡界ポップス界を席巻した松本隆さん。
90年代に入り音楽シーンの変化もあって発表作品が減ります。
しかし96年松本さんの前に17歳の2人の少年が現れます。
KinKiKids。
2人から繊細な感性と同時に芯の強さを感じ取った松本さん。
80年代に描いてきた青春の儚さと輝きを改めて描いてみようと決意します。
「硝子の少年」松本作品最大のヒット曲となりました。
どんな世代の人でも…傷だったり弱さだったり…切なさの奥に潜む力強い輝き。
KinKiKidsの世界観を作り上げた曲です。
「硝子の少年」。
二十歳を超えアイドルとして新たな道を模索し始めたKinKiKids。
「ボクの背中には羽根がある」。
大切な人と共に明日へと向かう決意が込められています。
方向性が開いた楽曲だなというふうに僕はすごく感じてるんですよね。
「硝子の少年」でデビューして…そして30歳の節目にKinKiKidsが発表した「スワンソング」。
「この曲に命を吹き込んでもらいたい」。
2人は…松本さんの歌詞と共にその音楽の世界を広げてきたKinKiKids。
出会いから間もなく20年がたつ2人に松本さんは初めて手紙を書きました。
松本さんの作詞活動の原点はっぴいえんど。
メンバーの一人大瀧詠一さんは2年前に亡くなりました。
松本さんはそんな大瀧さんと自分との関係をKinKiKidsの2人に重ね合わせます。
すげぇな。
すごいですね。
それを詞に乗せる歌に乗せるっていうのは。
でもそれが見事に曲に反映されてますし…今後もKinKiKidsは特にね…堂本光一。
堂本剛。
個性の違う少年2人に重ねて松本さんは青春のきらめきと儚さを描きました。
共に36歳になった今のKinKiKidsが歌う松本隆の世界です。
今年8月。
松本隆さんの作詞活動45周年を記念してコンサートが開かれました。
松本さんも音楽活動の原点はっぴいえんどのメンバーとステージに立ちました。
細野晴臣さんと鈴木茂さん。
しかし大瀧詠一さんの姿はありません。
音楽仲間との絆を改めて強く感じた松本さん。
今年デビュー35周年を迎えた松田聖子さんに再び歌詞を書きました。
9月9日完成した新曲の試聴会が行われました。
タイトルは「永遠のもっと果てまで」。
作曲は「赤いスイートピー」を作り上げた盟友松任谷由実さんです。
松本さんが今の聖子さんに捧げた言葉「生きてるって素晴らしい両手広げ叫ぼう」。
松本隆と松田聖子がたどりついた人生の賛歌です。
「赤いスイートピー」で始まった少女から大人への成長物語。
新しい歌では「永遠」が歌われています。
「もっと先へ進もう」。
松本さんが35年間歌い続けてきた聖子さんに贈ったメッセージです。
「永遠のもっと先まで輝き続けてほしい」。
祈るような思いが込められています。
繊細でみずみずしい言葉で綴られた松本隆の歌はこれからもずっと私たちの心に響き続けます。
2015/10/30(金) 22:00〜22:50
NHK総合1・神戸
SONGSスペシャル「時を超える青春の歌 作詞家・松本隆の45年」[字]

作詞活動45周年迎えた松本隆▽松任谷由実と語る「赤いスイートピー」など松田聖子の名曲誕生秘話▽KinKi Kidsが語る松本隆▽聖子・KinKiSPステージ

詳細情報
番組内容
作詞活動45周年迎えた松本隆 ▽時代を超えて愛されてきた松本隆の世界を解き明かす特集番組 ▽31年ぶりの再会、松本・ユーミン・聖子が語る「赤いスイートピー」など名曲誕生秘話 ▽聖子スペシャルステージ「赤いスイートピー」「瞳はダイアモンド」「渚のバルコニー」 ▽KinKi Kidsが語る松本隆の世界 ▽「硝子の少年」にこめた思い ▽松本が送った手紙にKinKi Kids感動
出演者
【出演】松本隆,松田聖子,松任谷由実,太田裕美,水谷豊,KinKi Kids

ジャンル :
音楽 – 国内ロック・ポップス
音楽 – その他
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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