こよい…
音色の美しさを競うピアノと文字の美しさを競う書道でつわものたちが頂を目指す
外国人タレントによる超ハイレベルな戦い
そしてピアノは…
ミスしたら強制退場。
脱落者続出
(佐野)さあ火が付いた。
許されるミスはあと1回。
逃げ切れるか?
芸能人がその秘めた才能で競う…
まず最初の競技は楽器の王様…
激戦を勝ち抜きてっぺんの座に輝くのは誰だ?
(加藤)今回から新ルールが加わりました。
(加藤)演奏中にミスを5回してしまうと強制終了。
即退場となってしまいます。
(名倉)それは大変ですね。
そうなんです。
よりプレッシャーが。
芸能界ピアノナンバーワンてっぺんを決める今大会は1回戦と決勝戦の2部構成となっています。
1回戦は番組が定めた課題曲。
このクラシック5曲の中からお好きな曲を選んで演奏していただきます。
ミスをするごとにあちらの炎が順々に点火していきまして5本全て付いたら終了です。
ミスを4回以内に抑えた方のみ審査員による表現力の採点。
その際ミス1回につきマイナス3点という厳しいルールとなっています。
(原田)今回の演出いけにえ感がすごいですよね。
てっぺんを取りに来た男
両親きょうだい全員がピアノを弾く音楽一家で育った
ふかわも小学3年生からピアノを始めめきめき上達
プロのピアニストを目指したほど
芸人になった今でもピアノは常に弾き続けライブでは大勢のファンの前で音楽を奏で続けている
そして昨年日本が誇る世界的ピアニスト中村紘子の目に留まり彼女のコンサートにゲスト出演を果たした
そんなふかわが選んだ課題曲は…
この曲を完奏する上でポイントとなるのが…
楽曲の中盤に出てくる速いテンポで左右に移動する右手の動き
この難所をいかに滑らかに演奏できるかが鍵を握る
世界的ピアニストも認めたその実力でふかわは見事完奏できるのか?
さあふかわさん。
(ふかわ)はい。
新たなルールが加わって初めての『TEPPEN』トップバッターです。
(ふかわ)ここまで人を追い込むセットがあるんだなっていう。
はい。
そんな感じです。
かねてよりピアノは精神面が非常に問われると思っていましたがちょっとこれは心の問題かなと。
ずばり完奏する自信というのは?ミスしないようにと思って守りたくないので。
攻めていきたいなという感じです。
さあミスを恐れずに積極的な演奏をしたいと語ったふかわさん。
では参りましょう。
ふかわさんによる運命の演奏スタートです。
・
(ピアノの演奏)
(終了の合図)ふかわさん。
ここで強制終了です。
残念ながら1回戦敗退です。
(一同)えっ!?嘘?
(名倉)こんなことある?かなり波乱の幕開けとなりました。
これ相当厳しくない?
(原田)これ厳しい。
少し音を外したというのも…。
(名倉)減点なんや。
ミス1回というカウントになる。
(名倉)これは今までとちょっと違うようになってきたね。
またたいまつがつくときのぶおっという音がより緊張感をあおりますよね。
(名倉)もう間違えられへんと。
そうなんですよね。
1人目から強制退場となる…
果たして完奏する者は現れるのか?
てっぺんを取りに来た女
コンサートではピアノの演奏で大観衆を魅了していた
それもそのはず
4歳からピアノを始めた松井はミリオンコンクール2000優秀賞など数々の賞を獲得
その後音大に入学しピアノを専攻
2012年には…
ピアニストのデビュー作としては史上初となる初登場トップテン入りを果たすなどその才能を世に知らしめた
さらに…
ピアノ五代目てっぺんに輝いたのは松井咲子さんでした。
その実力をまざまざと見せつけ…
そんな松井が選んだ課題曲は…
この曲を完奏する上でポイントとなるのが…
音数が多くさらにそれを一定のテンポで弾ききることが必要なため…
実績実力共に兼ね備えた松井
果たして完奏できるのか?
さあ早くも優勝候補の登場です。
さあ松井さん。
(松井)はい。
先ほど演奏したふかわさん。
強制終了となりましたが。
(松井)今までの『TEPPEN』とは空気感がまったく違うので。
今まで以上に緊張しています。
完奏の自信というのは?したいです。
名倉さん。
優勝候補と言っても過言ではない松井さんです。
(名倉)だから松井さんでも完奏というのがホントに難しいのか分かりますよね。
(原田)でも松井さん。
何かここにきて色気が増しましたね。
今回大人の音色というのを聞くことができるのでしょうか?それでは参りましょう。
松井さん。
運命の演奏スタートです。
・
(ピアノの演奏)
(一同)おお!すげえ!すごい!この緊張感の中松井さん。
見事完奏です。
(かたせ)よかった!
(原田)松井さん。
すげえ!
(名倉)すげえ!
(原田)これはすごい!さすがでしたね。
1回ミスするとやはり火が付くのに気がいってしまって焦るんですねすごく。
なのでちょっと…。
最後の最後でまたちょっと。
焦った気持ちのままいってしまったのでちょっと悔しかったです。
でも取りあえずは。
(一同)すごい。
すごい。
(名倉)いや。
すごいよ。
(原田)もう最後の方の・「テテテン」のところなんて感動したよ。
よかった。
「逃げてくれ…」と思ってたけど。
ねえ。
逃げ切った。
カッコイイ。
(剛力)すごい…。
ここってすごい顔がしっかり見えるんですよ。
何か火の動揺もあんまり感じられなかったので。
すごい。
(原田)こっちの方が動揺したよね。
(剛力)そうなんですよ。
付いた付いたって思いながら。
感動しました。
では審査員の先生方の採点です。
審査委員長日本作編曲家協会会長服部克久さん。
世界三大コンクールの一つショパン国際ピアノコンクール5位。
宮谷理香さん。
数々の名曲を手掛けた作曲家水森英夫さん。
計100点満点での採点となります。
そしてミス1回につきマイナス3点。
松井さんはミス2回なのでマイナス6点となります。
果たして高得点となるのでしょうか?さあ松井さんの得点は?現在暫定1位です。
さあ松井さん。
84点。
この点数いかがですか?そうですね。
まだまだ他の皆さんの演奏がどうなるのかすごく私も不安であり楽しみであるんですが。
次に進めるように取りあえずは祈っておきたいと思います。
名倉さん。
これ6点引いてなかったら90点なわけでしょ。
そういうことになりますね。
(名倉)すごい得点ですよ。
ミスがなければっていいますけどミスしますよねこの緊張感はね。
松井さんでもね。
素晴らしかったと思います。
てっぺんを取りに来た男
普段はAPF通信社の代表を務める…
過去には…
女性問題で世間をお騒がせしたモテ男だが実は…
音楽センスあふれる…
大人になってから独学でピアノを学び続けた結果…
大抵の曲は…
・
(ピアノの演奏)
楽譜を見なくともすぐに弾けるようになったという
そんな山路が選んだ課題曲は…
この曲を完奏する上でポイントとなるのは…
細かく音を刻む右手に対し…
ゆったりの左手
片方のリズムに釣られないよう弾くのは至難の業
果たして遅咲きの天才ピアニストは見事完奏できるのか?
さあ山路さん。
今回初めての『TEPPEN』出場ですがいかがですか?
(山路)いや。
あのう。
他の皆さんと違ってね実は音譜が読めなくて。
(一同)えっ!?初めて?山路さん。
今日何も見ないでやるんですか?
(山路)見ても分かんないんで。
(名倉)山路さんは開き直ってると思うんですよね。
人生開き直ってるんで。
(山路)いやいやいや。
(名倉)こういうプレッシャーも強いと思うんですよね。
さあ山路さん。
完奏する自信は?
(山路)とにかく力の限り一生懸命頑張るだけです。
はい。
では参りましょう。
運命の演奏スタートです。
・
(ピアノの演奏)
(終了の合図)山路さん。
ここで強制終了。
残念ながら1回戦敗退です。
(名倉)そっか。
これは慎重に弾いてもやっぱり。
(堀内)でもこの下は地下鉄の駅と直結してるらしい。
(名倉)何でや?
(堀内)そうですよね?加藤さん。
地下鉄の駅とは直結してないんですよ。
(原田)してないんだ。
(名倉)してないんですね。
てっぺんを取りに来た女
『めざましどようび』のメーンキャスターを務めるこの女
ピアノ講師であった母の下物心付いたときからピアノに触れ青春時代の全てを注ぎこんだ
10歳のときには…
さらに…
日本最大規模を誇るピアノコンクールピティナ・ピアノコンペティションの中部日本本大会で優秀賞受賞など輝かしい経歴を持つ
そんな長野が選んだ課題曲は…
この曲を完奏する上でポイントとなるのは…
同じ鍵盤を連続で弾くという難度の高いテクニック
ピアノに青春を捧げたサラブレッドピアニストは果たして完奏できるのか?
現在決勝戦に進める3席のうち1席は埋まっています。
完奏すれば決勝進出のチャンスということになります。
(美郷)あのう。
テレビで見ててもすごく緊張してたんですがここに来ると吐きそうですね。
(堀内)そうですよね。
さあ完奏する自信は?あります。
(名倉・原田)頑張れ。
よし頑張れ。
(美郷)頑張ります。
では参りましょう。
長野さん。
運命の演奏スタートです。
運命の演奏スタートです。
・
(ピアノの演奏)
(一同)やった!すごい!イェーイ!すごい!すごい!びっくりした。
よかった。
よく耐えた。
すごい。
すごい。
(名倉)よう耐えた。
(原田)すごい。
(名倉)早かったのよ付いたのが。
すごいね。
そこを打ち勝ちました。
最初の辺でかちっていう付く音がしたからもう一気に心拍数が上がって「どうしよう?」と思ったんですがでも付いたら付いたでいいやってちょっと思って。
(原田)開き直ったんすか?でもちょっと泣きそうです。
(一同)すごい。
すごいね。
(美郷)ありがとうございました。
では審査員の方にも聞いてみましょう。
服部さんはいかがでしたか?
(服部)松井さんもそうだけど基礎がきちっとしてるから何事が起きてもそれに負けないで続いて演奏してくってのがすごく安定してましたね。
真ん中のいっぺん落ち着いて後半にがーっといくところがすごくうまく演出的にいってたと思います。
素晴らしい演奏でした。
さあでは審査員の先生方の採点です。
ミスは2回ということですのでマイナス6点となります。
果たして暫定1位松井さんの84点を上回ることはできるのでしょうか?さあ長野さんの得点は?現在暫定2位です。
(美郷)ありがとうございます。
すごい。
長野。
見事な演奏を見せるも松井に一歩及ばず暫定2位
出場者は残り4人。
決勝に進むのはいったい誰だ?
てっぺんを取りに来たのは…
週に17本のレギュラー番組を抱える人気芸人ハライチの澤部じゃない方…
普段澤部の陰に隠れるこの男
実はピアノ歴16年という意外な経歴の持ち主
6歳から始めたピアノの奥深さにはまり何と芸人になってからもピアノを習い続けていた
ことしの『27時間テレビ』でもその腕前を披露
その実力はミュージシャンにも評価された
そして今回16年間手ほどきを受けた恩師の元へ通い猛特訓を積んできたという
そんな岩井が選んだ課題曲は…
優勝候補の松井でさえ2回ミスしてしまった…
果たして岩井はミスを抑え完奏できるのか?
さあ現在暫定席に座るのは2名です。
ミスを5回以内に抑えクリアした上で何位に食い込めるかが注目です。
岩井さん。
初めての『TEPPEN』いかがですか?
(岩井)ちょっと僕のVTR悪意なかったっすか?
(原田)それ思ってたんだ?『TEPPEN』ってより緊張する番組だと思うんですよ。
テレビで見てて「いや。
これちょっと自分だったら出たくない」って思ってたんですけど。
やっぱ勝ちたいって気持ちの方が強くなってきましたね。
さすが。
さあ完奏できるという自信はどうでしょうか?しましょう。
(原田)頑張って。
男の意地を懸けて弾いていただきましょう。
岩井さん。
運命の演奏スタートです。
・
(ピアノの演奏)
(終了の合図)岩井さん。
ここで強制終了です。
残念ながら1回戦敗退です。
(原田)残念。
やはり一度ミスが出ると。
(名倉)そうやね。
1回ミス出るとだらだらといってまうね。
1回ミスが出たときに男性女性分かれますね。
(名倉)分かれるね。
(原田)そうだね。
ホントだね。
男性は1回炎が付くと…。
(堀内)動揺しちゃうね。
(堀内・原田)動揺しちゃう。
(名倉)心が折れる音が聞こえる。
てっぺんを取りに来た女
博多を拠点に活動するアイドルHKT48のメンバー
6歳からピアノを始めたこの女
週5日一日7時間のレッスンですぐに…
ピアノの全国大会PIARAピアノコンクールで奨励賞を獲得
さらに…
輝かしい実績を持つ
その才能はあの秋元康にも認められ…
・
(ピアノの演奏)
AKB48のコンサートでピアノを演奏
4万人の観客の前でもまったく臆することなく弾ききりその強心臓ぶりを見せつけた
そんな彼女が選んだ課題曲は…
先ほどふかわの指がもつれミスを連発した早弾き連弾の難所が続く曲
ピアノエリート森保
果たして完奏することはできるのか?
さあここまで5人挑戦して2人のみ完奏ということになっています。
現在暫定席に座るのは2名。
ミスを5回以内に抑えクリアした上で何位に食い込めるかが注目です。
森保さん。
(森保)はい。
今回で3回目の『TEPPEN』出場ということなんですが。
(森保)いやぁもう。
三度目の正直ということで頑張ります。
(原田)森保さん。
いつ来ても緊張全然感じられないんだけど緊張してるの?
(森保)はい。
でも出ないタイプだねって言われます。
(原田)そうだよね?
(森保)はい。
(原田)すごいにこにこしてる。
笑顔あふれるかわいらしい『小犬のワルツ』完奏することはできるのでしょうか?では参りましょう。
森保さん。
運命の演奏スタートです。
・
(ピアノの演奏)
(一同)うわ!すげえ!お見事!森保さん。
見事完奏です。
(一同)これはすげえ。
いやぁ。
恐れ入った。
すごい。
何とミスは1回。
(名倉)1個やで?
(堀内)新記録。
(森保)いやぁ。
もうホントに安心してます。
すごいほっとしました。
(原田)すげえ。
(名倉)すごい何か普通に楽しそうに弾いてた感じしたけどね。
(森保)ホントですか?指がこれでもかっていうぐらい回ってましたね。
(堀内・原田)ホントだよね。
(名倉)俺鍵盤見えてたけど「こんなに人って指動くの?」っていうぐらい。
めちゃめちゃ動いてんのよ。
(堀内)あれだよね?早回しで見てるのかと思ったよね?
(名倉)すごいよ。
森保さん。
ミスは1回なのでマイナス3点となります。
現在暫定1位の84点松井さんを抜くことはできるのでしょうか?さあ森保さんの得点は?現在暫定1位です。
(堀内)ブラボー!さあ森保さん。
いかがですか?91点。
うれしいです。
90点台頂けると思ってなかったんで。
うれしいです。
ありがとうございます。
本日最高得点が出ました。
審査員の服部さん。
(服部)まず物おじしないというところが一つと。
平常心で弾いてるから没頭して素直に弾いてそれがそのまんま演奏に表れたっていう感じですね。
とっても安心して聴いておられました。
ありがとうございます。
さあそしてですね91点ということで現在暫定1位となります。
残すは2人ということですので…。
森保さん。
ここで決勝進出決定です。
(名倉)そうか。
(原田)そういうことか。
森保が本日最高得点をたたきだし最初の決勝進出を決めた
残る挑戦者は2人
決勝への切符をつかむのは誰だ?
てっぺんを取りに来た女
美し過ぎる料理研究家として一躍ブレークを果たしたこの女
彼女に与えられた才能は料理だけではなかった
6歳で始めたピアノはわずか5年で大阪堺のバッハコンクールで奨励賞を受賞
さらに中学2年生でピアノ講師レベルの試験に合格
そんな森崎が選んだ課題曲は…
山路が弾ききれなかった『アラベスク』
見事完奏し高得点をたたきだせるのか?
(かたせ)聞かせていただく側としては何かここに3人並ばれてすごく面白くなってきた感じなんですけど。
今。
頑張ってください。
(森崎)はい。
森崎さん。
運命の演奏スタートです。
・
(ピアノの演奏)
(名倉)うわぁ。
すげえ。
(原田)すごい。
森崎さん。
森崎さん。
見事完奏です。
(一同)よかった。
すごいね。
(堀内)よかった。
さあでは審査員の方に伺いましょう。
宮谷さん。
(宮谷)この曲は左手から始まって右手につながっていくという独特の滑らかなラインをつくらなきゃいけないんですけど。
それを非常に落ち着いてやってらしたように思います。
すごくすてきな演奏を披露されたと思います。
(森崎)ありがとうございます。
さあ現在暫定3位の長野さん。
さあここで抜かれてしまいますと1回戦敗退が長野さん決まってしまいます。
では審査員の先生方の採点です。
森崎さん。
ミス1回なのでマイナス3点となります。
現在3位の83点を超えることはできるのでしょうか?さあ森崎さんの得点は?
(原田)おおー。
すごい。
現在暫定2位です。
長野さん。
残念ながらここで敗退です。
(美郷)ぜひまたリベンジしたいなと思います。
ぜひまた2回目待っています。
無念の脱落
暫定3位に転落した松井
最後の演奏者は…
てっぺんを取りに来た女
めおと漫才コンビかつみ・さゆりのボケ担当のこの女
3歳で始めたピアノはプロ級の腕前
高校3年生の冬。
突如音大受験を決意
わずか2カ月間で見事その狭き門を突破した天才肌
過去のピアノてっぺんでは…
・
(ピアノの演奏)
並み居る強敵を撃破し頂点に立つこと4回
そんな・さゆりが選んだ課題曲は…
この曲を完奏する上でポイントとなるのが…
1オクターブ違う同じ音階を弾くため指の幅が広くなりミスタッチを招きやすい
この曲はそれを連続で弾き続けなければならないという難所が待ち受けている
絶対王者の貫禄を見せつけ松井の84点を超えることができるのか?
さあ現在決勝戦に進める上位3名の席は埋まっています。
・さゆりさんが決勝戦に進むためには松井さんの84点より高得点を取る必要があります。
(・さゆり)今緊張だったら一番勝つ自信あります。
今・さゆりさんこちらに座っていますがもし松井さんの得点を上回ることができなければミセスてっぺんはここで敗退ということになります。
(堀内)ミセスてっぺんが?もしくは上回ったとした場合優勝候補の一人でもある松井さんが脱落ということになるんです。
(名倉)この2人がどっちか脱落ってこと?そうなんです。
(原田)うわぁ。
すごいことになってんな。
さあ松井さん。
(松井)はい。
かなり緊張されてると思いますが。
(松井)そうですね。
もう後がないというか。
やっぱり1回のミスの3点っていうのはすごく大きかったので。
今になってすごい悔しさが出てるんですけれど。
(堀内)一番最後のね。
(松井)はい。
さあ・さゆりさん。
完奏する自信は?
(・さゆり)練習すごくやってきました。
必ず最後まで弾ききります。
では参りましょう。
・さゆりさん。
運命の演奏スタートです。
(・さゆり)ああ。
ちょっと待って。
・
(ピアノの演奏)・さゆりさん。
4つ目のミス。
あと1回で強制退場となります。
震えている。
うんっと。
あっと。
アンジェリカ。
どうした?運命の演奏スタートです。
(・さゆり)ああ。
ちょっと待って。
・
(ピアノの演奏)
(名倉)ああ。
最後…。
(終了の合図)
(堀内)あっ。
駄目なの?・さゆりさん。
ここで強制終了。
(原田)ああ。
駄目だったか…。
残念ながら1回戦敗退です。
(原田)そっか。
(堀内)嘘…。
(原田)間に合わなかったか。
(名倉)間に合わへんかった最後。
(堀内)終わったのに。
最後の最後。
(名倉)最後の最後。
(原田)そっか。
(名倉)そっか。
・さゆりさんが…。
(かつみ・)さゆりちゃん。
緊張すると走る癖があるんで。
でも僕立派や思います。
攻めていったんで。
難しいとこで勝負いったんで。
立派やと思います。
(堀内)ナイスチャレンジですよね?
(かつみ・)はい。
さあ8名全員の演奏を終え決勝メンバーが確定しました。
1位森保さん。
2位森崎さん。
3位松井さん。
このお三方での決勝ということになりました。
ごめんね。
あんなにやったのにね。
悔しい。
(かつみ・)よっしゃ。
次回やね。
(・さゆり)震える手コントロールできなかった。
でもこれが『TEPPEN』
(かつみ・)よう攻めた攻めた。
ピアノてっぺん決勝戦。
まずは1回戦3位の松井さん。
スタンバイをお願いします。
決勝戦は従来どおり出場者の方々が自由に選びアレンジした曲を演奏していただきます。
そしてここからは強制終了はございません。
ただしミスは当然採点に影響しますのでご注意ください。
泰造さん。
厳しい予選を勝ち抜いた3名です。
決勝の見どころというのはどんなところだと思いますか?ずっとここまで引っ張ってきた松井さんが3位スタートっていうのがまずちょっと信じられなくて。
あとニュータイプとはい上がってきた女が次からやって来るわけですから。
ここ松井さん頑張りどころだと思います。
(松井)先ほどのような緊張は今はありません。
なので楽しく気持ちよく演奏したいと思います。
(剛力)すごい。
余裕が。
松井さん。
てっぺん取れますか?取ります。
(原田)おっ。
では決勝の勝負曲を教えてください。
(松井)はい。
MyLittleLoverさんの『Hello,Again〜昔からある場所〜』を弾きます。
はい。
さあ松井さんは『Hello,Again』でてっぺんに挑みます。
運命の演奏スタートです。
・
(ピアノの演奏)
(原田)すごい。
(堀内)すごい。
松井さん。
いかがでしたか?緊張しました。
やっぱり。
でも2回戦目に進めたのがすごくうれしかったので楽しく演奏できました。
さあかたせさん。
いかがでした?
(かたせ)すごいですね。
審査されてるのではなくて私の曲を聴いてくださいっていう思いがすごい伝わってきました。
(かたせ)すごい。
(堀内)素晴らしい。
さあでは審査員の皆さんにも聞いていきましょう。
服部さん。
お願いします。
(服部)はい。
これもやっぱりオクターブいっぱい入れた編曲になってるのでテクニック的に難しいと思うんですけど。
すごい流れるようにねいってたんでそれがすごく曲全体をやわらかく。
そしてまたすごくニュアンスがうまく出てたと思います。
いい演奏でした。
(松井)ありがとうございます。
宮谷さんもお願いします。
(宮谷)はい。
オクターブですとか和音でメロディーを紡いでいくところは非常にダイナミックに大きな呼吸で歌っていらして。
そしてパッセージのところはとても輝かしく奇麗な音で粒を揃えて。
それぞれのところに要求される表現を自分なりにしていたところがすごくよかったなと思いました。
(松井)ありがとうございます。
さあかなり高評価という印象ですよね?この審査員の先生方の評価がどう響くのでしょうか?では採点をお願いします。
てっぺんを狙う松井さん。
トップバッターとして高得点を出しこの後の演奏者にプレッシャーを与えられるのでしょうか?さあ松井さんの点数は?
(一同)うわー!すごい。
95点。
(原田)すごい。
(原田)さすがだな。
かなりの高得点が出ました。
(松井)やっぱり1回戦目でちょっと悔しい思いをしたのでリベンジできればいいなって気持ちで挑んだので。
まだ油断はできないですけど取りあえず満足のいく演奏ができたのでよかったです。
松井咲子の95点という高得点に挑むのは…
さあでは森崎さん。
今回の勝負曲を教えてください。
はい。
『M』です。
プリンセスプリンセスの『M』ということですね。
そう。
実はこの女過去の『TEPPEN』でも同じ曲を演奏。
だが…
まさかの…
(森崎)今回はちょっとアレンジを変えてまた再挑戦ということで。
はい。
森崎さん。
てっぺん取る自信ありますか?そうですね。
自分の力を発揮できるように頑張る。
それだけです。
はい。
(原田)頑張って。
(堀内)頑張ってね。
さあ果たして松井さんの点数95点を超えることはできるのでしょうか?運命の演奏スタートです。
・
(ピアノの演奏)森崎さん。
(森崎)はい。
今のお気持ちはいかがですか?はい。
何かこう自分の恋愛とかの気持ちとかをストーリーを立てて思いながら弾いたんですけどそれを本番でちゃんとできたので。
満足してます。
さあでは審査員の水森さん。
お願いします。
(水森)あのね聴いてる人がね勝手にドラマをつくりたくなるような弾きっぷりなんですね。
ですから細かいところとか色々あるんですけれども。
ただそんなこと全部消してしまうようなスケール感がありましたね。
(森崎)ありがとうございます。
(水森)よかったわ。
(森崎)ありがとうございます。
「よかったわ」の一言が出ました。
では審査員の先生方。
採点をお願いします。
さあ果たして森崎さんの演奏は松井さんの得点95点を超えられるのでしょうか?さあ森崎さんの点数は?93点。
森崎さん。
残念ながらここで敗退です。
1回戦で圧巻の演奏を見せた森保がいよいよ決勝の舞台に
予選では見事な弾きっぷりを見せてくれました。
ただ1位というプレッシャーもあるかもしれません。
さあ今の心境教えてください。
(森保)すごくお二人がすてきな演奏をされてプレッシャーとドキドキでいっぱいなんですけど。
最年少なのでこの中では。
そのフレッシュさを前面に出して頑張ろうと思います。
さあてっぺんを取るためには松井さんの95点を超えなければなりません。
かなり高いハードルだと思いますが自信はありますか?あります。
頑張ります。
(名倉)頑張れ。
力強いです。
それでは森保さん。
勝負曲を教えてください。
松任谷由実さんの『真夏の夜の夢』です。
(一同)えーっ?松任谷由実さんの『真夏の夜の夢』でてっぺんに挑みます。
泣いても笑ってもこれでピアノてっぺんが決定します。
果たして松井さんの点数95点を超えることはできるのでしょうか?運命の演奏スタートです。
・
(ピアノの演奏)
(堀内)すげえ!
(堀内)ブラボー。
(名倉)すごい。
自分で拍手して。
さあちょっと唇をかみしめたか。
いかがでしたか?演奏は。
いやぁ。
楽しかったんでいいです。
(名倉)楽しそうやった。
楽しさ伝わってきましたよね。
(名倉)伝わってきた伝わってきた。
さあかたせさん。
いかがでしたか?
(かたせ)初めね18歳のお嬢さんがどんどんどんどん女の人になってくのね1曲の中で。
で最後大人の女性になっててすごい!うん。
すごい。
(原田)そう見えたんですね。
さあでは審査員の方にもお伺いしましょう。
服部さん。
お願いします。
(服部)はい。
今譜面をね拝見しながら聴いてたんですけど森保さん。
さっきテクニックに関しては1曲目のクラシックでじゅうぶんに認めてるわけですけど一番感心したのはメロディーをはっきり出してる。
どうしてもこういう技巧的な譜面になっちゃうのでメロディーが後ろに隠れちゃうんだけどそれをすごくうまくねメロディーを出して。
それがよかったですね。
(森保)ありがとうございます。
それでは採点へと参りましょう。
森保さんの演奏が松井さんの95点を上回れば優勝です。
ピアノてっぺんは森保さんか?それとも松井さんか?採点をお願いします。
さあこれでてっぺんが決まります。
王者はどちらに?さあ森保さんの点数は?97点。
ということでピアノてっぺんは森保さんに決まりました。
おめでとうございます。
(名倉)よかった。
お見事でした。
さあ森保さん。
今のお気持ちは?いやぁ。
うれしいですけどでも全然実感がないです。
(名倉)いや。
強かったね。
気持ちもね全てね。
今回はね。
残念ながら松井さん。
(松井)はい。
そうですね。
でももう納得の点数だし結果だなとホントに今回思ってます。
ホントにすてきでした。
素晴らしかったです。
森保さんには優勝旗が授与されます。
(名倉)おめでとうございます。
おめでとうございます。
ということでピアノてっぺんに輝いたのは森保さんでした。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
てっぺんを決める続いての競技は…
日本文化を愛する5人の外国人ハーフ芸能人による書道対決。
挑戦者の入場です。
覚えた漢字はおよそ3,000字。
日本人以上に漢字を知る男。
アメリカ合衆国出身。
4カ国語を操り漢字検定3級を持つ才女。
スイス出身。
アルゼンチンと日本のハーフ。
道端三姉妹の末っ子。
古都京都に住んでいたこともあるアメリカ合衆国出身。
ハーバード大卒。
さらに日本語検定1級保持者。
アメリカ合衆国出身。
この5人の外国人ハーフ芸能人がてっぺんの座を懸けて書道で対決します。
さあ名倉さん。
(名倉)はい。
(佐野)このメンバーをご覧になっていかがですか?
(名倉)書道のイメージがないので誰がどんな字を書くのかホント楽しみですね。
違和感たっぷりですよね。
ダンテなんて漢字書けないんじゃないですか?
日本を愛してやまない外国人ハーフ芸能人5名が2カ月の練習を経て超ハイレベルな書道対決を繰り広げる
こちらです。
さあ今回のルールですけれども漢字の「美」美しいという一文字を書いていただき書道家の青山浩之先生に4つのポイントで採点をしていただきます。
「美」の文字を3つに分け各10点で採点
さらに総合評価の20点を加えた50点満点
アメリカ出身
厚切りさん。
今のお気持ちは?
(ジェイソン)まあ緊張感がうまく抑えられるかどうかということで今回のライバルは己です。
「己」という文字が厚切りジェイソンさんから出ました。
それではスタンバイをお願いします。
アメリカミシガン州で生まれた厚切りジェイソン。
全米屈指の名門イリノイ大学在学中日本語に興味を持ち2011年に来日。
以来漢字の書き取りは日課なんだそうです。
果たしてどのような「美」を書くのか?厚切りジェイソン。
運命の筆入れです。
全体のバランスを決める一画目。
さあ松村さん。
どうでしょう?
(松村)落ち着いてますね。
落ち着いてますか?
(松村)思いの外落ち着いてる。
そしてポイントとなる二画目の払い。
うん?ちょっと震えているか?うーん。
ちょっと震えがきたように見えますがどうでしょう?
(松村)日本人でもねこれだけ見詰められて書いたらああなりますよ。
そうですよねぇ。
さあ見詰める他の挑戦者。
2つ目のポイントに入っていきます。
3本の横線の長さと間隔が均等でなければなりません。
うーん。
ちょっと震えが紙の上に出ているか?
(松村)これだけ見詰められるとね。
うーん。
かすりが出た。
(松村)大丈夫大丈夫。
3本の横線。
2本目。
どうか?震えが止まらないか?うーん。
ちょっと苦しくなってきたか?3本目。
さあ松村さん。
どうでしょう?長さ間隔。
(松村)いいんじゃないですかね。
長さも一定ですし間隔もそれほど変わりがないようです。
3つ目のポイント。
最大の難関表情の異なる左払いと右払い。
思うような左払いができるか?さあ。
うーん。
どうでしょう?松村さん。
いや。
もう力入りますね。
入りますね。
最後の一画。
さあどうか?最後の払い。
(堀内)これ結構難しいんだよな。
ここがなかなか難しいんです。
さあ角度をつけて。
着地しました。
そして今大きく息を吐いて筆を置きました。
さあ一点を見詰める厚切りジェイソン。
そして目を伏せました。
さあそれでは厚切りジェイソンさんの「美」を見てみたいと思います。
こちらです。
(堀内)いいじゃん。
このような「美」になりました。
松村さん。
いかがですか?書道の作品として僕はすてきだと思います。
力強いし潔さを感じますね。
さあ青山先生。
(青山)あの緊張感の中でこれだけの筆のまとめができるのは大したもんだなと思うんですね。
最初の点すごくよかったですね。
ただ二画目のこの払いのところがちょっと乱れたんですよね。
そこでたぶんご自身も緊張なさったと思うんですけど。
そしてこの中盤3本の横線ですね。
ぴったりと揃って奇麗にまとめましたよね。
ちょっと間隔がブレているところもあるんですが9点ぐらいいけるんじゃないかと。
10点のうち9点はいける?
(原田)先生。
このかすれてる具合は点数に関係あるんですか?
(青山)少し筆が荒れたかと思いましたけれども減点しなくてもいいところだと思いますね。
持ちこたえてます。
ところが最大難関の払いですよね。
すごく丁寧にここまできてややちょっと乱れた。
右払いも同じようにだんだん太くできました。
ここね。
一番太くなってそこからすっと払っていく。
だいたい7点ぐらいはつけられるんじゃないかなと思っています。
それでは採点をお願いします。
先ほどの3つのポイントに総合評価20点を足した50点満点。
トップバッター。
厚切りジェイソンの得点は?50点満点中35点が出ました。
この点数がこの後の挑戦者の目標得点となります。
(ジェイソン)低いですね。
低い?
(堀内)自分で震えてたのはどうだったの?
(ジェイソン)ずっと大丈夫でしょうと思ってたんですけどやっぱり震えちゃいますねこれは。
震えちゃいますよ。
ねえ。
スイス出身
さあ春香さん。
今のお気持ちをお願いします。
(春香)いや。
正直この場の雰囲気っていうのがホントにこんなにもドキドキするもんなのかってさっきから手汗が止まらないのとホントに心臓が口から飛び出そうになるってこういうことなんだなっていうくらいの緊張感を味わってますね。
またさらに厚切りジェイソンさんの震えがあったので逆にそれが残像になって残ってますね。
それではスタンバイをお願いします。
スイス出身。
春香クリスティーン。
子供のころ旅行で訪れた日本に心を奪われ16歳のとき単身日本の高校に編入。
和の文化が大好きで最近は歌舞伎にもはまっているそうです。
さあ厚切りジェイソンの35点を超えることができるでしょうか?春香クリスティーン。
運命の筆入れです。
さあ筆を落としていきます。
大きく息を吐きました。
2人目春香クリスティーンも少し筆先に揺れが見えるか?うーん。
ここは入ることができません。
(松村)うまく乗り越えてくれたと思いますね。
スイス出身。
春香クリスティーン。
少し筆先に揺れが見えるか?うーん。
ここは入ることができません。
緊張を乗り越えられるか?いった。
うーん。
そして二画目。
払いの長さ。
いかに細く美しく書けるか?松村さん。
今の1つ目のポイントいかがでしょう?
(松村)いや。
女性らしいしなやかさと思い切りのよさと。
両方がいい感じで。
二画目は特に出たと思いますね。
震えが。
どうか?震えるなぁ。
(一同)あっ。
付いちゃった。
点が付いてしまったが…。
(一同)大丈夫大丈夫。
下ろせ。
ここを重ねていけるか?そして2つ目のポイントを今通過しましたが。
いかがでしょうか?松村さん。
もう見てるだけで「ハァ」という。
そうですね。
うまく乗り越えてくれたと思いますね。
最後の難関。
左払い。
そして右に払ってフィニッシュ。
さあ最後はどうか?すっと抜いてきました。
そして今筆を置きました。
今春香クリスティーンさんの「美」が書きあがりました。
(春香)いやぁ。
何か休めば…。
待てば震えって止まるのかと思ったらホントに時間がたてばたつほどどんどん震えが増して。
戦ったなって感じがしますね。
それでは春香クリスティーンさんの「美」を見てみましょう。
こちらです。
(一同)おお。
いいじゃん。
いいね。
このような「美」になりました。
春香クリスティーンさんです。
ということですが。
松村さん。
(松村)はい。
全体の印象としていかがでしょうか?とてもやっぱり女性らしいしなやかな字だということとあと起筆送筆収筆のリズムがとても僕はよかったと。
リズムがよかったと。
(松村)思いますね。
(ユイカ)私二画目がすごく好きでした。
大胆でしなやかで美しいなって。
あと震えてたけど一画一画のとめを意識していらっしゃったのもすごいなって感動しました。
(春香)ありがとうございます。
さあ青山先生。
(青山)やや緊張が最後のこの左払い右払いに出たかと思うんですが。
最後の二画はですね文字を支える場所なんですね。
ここが揺らいでしまうと全体がやっぱりきちっと立たないわけですね。
やや減点になろうかと思います。
春香クリスティーンさんの採点をお願いします。
厚切りジェイソンさんの35点を追い抜けるのか?春香クリスティーンさんの得点は?37点。
厚切りジェイソンの35点を抜いて暫定1位に立ちました。
アルゼンチンの血を引く…
道端アンジェリカさんです。
さあ今のお気持ちを。
(アンジェリカ)2人の点数より上いけるように頑張ります。
さあ春香さんの37点を超えることができるでしょうか?それではスタンバイをお願いします。
アルゼンチン国籍の父と日本人の母との間に生まれた道端家の三女アンジェリカ。
趣味は神社巡り。
小学生のとき書道教室にも通い深い意味を持つ漢字の世界に引き込まれたそうです。
優勝候補道端アンジェリカ。
ライバルが見詰める中運命の筆入れです。
今回友人のカフェなどで練習を重ね仲間には「絶対にてっぺん取ってくる」と約束をしてきたという道端アンジェリカさん。
(アンジェリカ)すげえ震える。
(アンジェリカ)待って。
めっちゃ震える。
ホントにすごい震えてる。
何で?さあ一画目入っていきました。
続いて二画目。
うっと。
あっと。
震えが。
(アンジェリカ)駄目だ。
すごい震えちゃう。
筆に出てしまいました。
(原田)いいよ。
ゆっくりでいいよ。
(名倉)大丈夫大丈夫大丈夫。
(アンジェリカ)何でだろう?さあこの空気がそうさせるのかもしれません。
2つ目のポイント。
立て直せるか?
(堀内)頑張れ頑張れ頑張れ。
思い切っていった。
(堀内)頑張れ頑張れ頑張れ。
さあどうか?
(堀内)頑張れ。
頑張れ。
右上がりに持っていきたい。
(堀内)いけ。
いけ。
うん。
松村さん。
どうでしょう?
(松村)いいですね。
いいですね。
(アンジェリカ)フゥーッ。
(原田)いい感じよ。
もう。
この手嫌い。
もう。
(ユイカ)頑張れ。
(剛力)声出ないですよ。
さあ左払い。
どうだ?
(一同)おお。
よしよし。
うまい。
フゥーッ。
大きく息を。
そして天を見詰めます。
緊張感みなぎるこの舞台。
最後のポイント。
右払い。
そして慎重に。
そして思いを込めて。
最後の一画。
今離した。
ああ。
もう…。
そして今筆を置きました。
今道端アンジェリカさんの「美」が書きあがりました。
道端さん。
なかなか自分の字が描けなかった。
まったく書けなかったです。
もうすごい震えちゃいました。
泣きそう。
自分でもこうなるとは予想もつかなかったですか?うーん。
悔し涙か?さあ道端アンジェリカさんの「美」を見てみましょう。
こちらです。
こちらが道端アンジェリカさんの「美」です。
うーん。
(剛力)震えてたのかっていうぐらいしっかりしてますよね。
すごく。
何だろう?大胆さもあるし。
(アンジェリカ)悔しい。
(剛力)ホントにこう…。
たぶん自分でも想像つかないくらいの手の震えの中でたぶん思いっ切り書かれた力強さとかもすごい感じますし。
剛力さんも今ね書いてる途中声出したくても出せないという。
(剛力)もう出ないですし私何もしてないのにホント手も震えて。
何か泣きそうになりました。
ホントに。
アンジェリカ。
だけど書道ってカフェで練習するものじゃないと思うんだよ。
えっ?何ですか?えっ?
(原田)カフェで練習してたの?
(アンジェリカ)カフェとかでも練習してました。
(堀内)BGM何だった?
(アンジェリカ)BGMは…。
いや。
何かJ−POPみたいの流れてましたね。
(堀内)J−POPか。
さあ青山先生。
(青山)まあ二画目ですね。
これ今日皆さんここでやはりポイントになってる方が多いと思うんですが極度の緊張のあまり震えたというのは少し残念なとこですね。
たぶんこちらの左払いができる方なわけですからもっと本来は奇麗に払えるはずであるということですね。
さあそれでは参りましょう。
道端アンジェリカさんの採点をお願いします。
春香クリスティーンの37点を抜くことができるでしょうか?さあ道端アンジェリカの得点は?34点。
うーん。
春香クリスティーンの点数を超えることはできません。
ここで道端アンジェリカ。
脱落です。
アメリカから2人目の刺客
アメリカニューヨークに生まれたダンテ・カーヴァー。
日本のアニメ好きが高じ10年前に来日。
今でも秋葉原を頻繁に訪れフィギュア集めを楽しんでいるそうです。
そうだったんだ?さあ現在トップは春香クリスティーンの37点です。
果たしてどのような「美」を描くのか?ダンテ・カーヴァー。
運命の筆入れです。
力強くいった。
こちらです。
ニューヨーク出身
運命の筆入れです。
迷いなくいった。
二画目。
そしてゆっくりと三画目。
第2のポイントに入っていきます。
どうでしょう?
(松村)いいですね。
(堀内)おお。
筆を整えます。
(ダンテ)フォーカス。
丁寧に。
四画目。
落ち着いた筆運び。
(ダンテ)フォーカス。
何かつぶやいた。
筆が入って引いていった。
そして離します。
(原田)慎重だな。
緊張しているとはいえ震えは筆には表れない感じですよね。
さああと二画です。
さあ筆が入る。
慣れない左払い。
最後の一画。
入っていく。
(堀内)伸び過ぎんな。
いけ。
もういけ。
もういけ。
さあこの払いがどうか?
(堀内)力抜いて。
さあこの「美」はどうでしょうか?そして今筆を置きました。
今ダンテ・カーヴァーさんの「美」が書きあがりました。
(ダンテ)ああ。
ヤバッ。
うーん。
ダンテさん。
(ダンテ)はい。
途中何かつぶやいてましたけれども。
何を言っていたんですか?「集中して」とか。
英語のバージョン。
「フォーカス」「フォーカス」「集中して」「フォーカス」はい。
さあそれではダンテ・カーヴァーさんの「美」を見てみましょう。
こちらです。
(堀内)おお。
こちらがダンテ・カーヴァーさんの「美」です。
驚異の集中力を見せたダンテだがここで脱落
ここまでのトップは春香クリスティーン
このまま逃げ切りてっぺんを取れるのか?
そして優勝候補大本命が登場
それではスタンバイをお願いします。
アメリカコロラド州に生まれたパックン。
まるで母国のように長い日本在住23年目のベテラン。
2年前新宿区四谷にマイホームを購入。
毎朝奥さんが作るお味噌汁を飲んでいる2児のパパです。
さあ依然として春香クリスティーン。
37ポイント。
リードを保っています。
このままてっぺんとなるのか?それとも最後の挑戦者パックンがその点数を超えるのか?パックン。
運命の筆入れです。
震えている。
うんっと。
あっと…。
筆入れです。
震えている。
うんっと。
あっと…。
さあ今自分の手でリハーサルを行っています。
(松村)すごくいいですね。
運筆のリズムが。
いいですか?
(松村)ええ。
今のリズムでいけばということですね?さあ筆入れ。
入っていきます。
一画目。
最後の挑戦者。
パックンです。
さあそして難しい二画目。
払いの長さ。
いかに美しく細く描けるか?さあ松村さん。
どうでしょう?
(松村)いいんじゃないですかね。
いいですか?さあ2つ目のポイントに入っていきます。
(堀内)とめてとめて。
均等な長さと間隔。
保てるかどうか?
(パックン)フゥー。
さあ呼吸を整えて縦に一画。
さあ長さ。
そして間隔を均等に。
すぐにいった。
さあ第2のポイントをクリアしましたが。
さあ自分の右手を左手で支えている。
最後のポイントです。
最後の挑戦者。
パックン。
どうまとめるか?力強くいった。
(一同)すごい。
力強い。
いいよ。
多くの挑戦者を苦しめた左払い。
どうだ?
(パックン)ああ。
もう。
うーん。
「もう」という声。
(堀内)まだ終わってない。
(名倉)大丈夫大丈夫。
さあまだあります。
さあいけるか?最後奇麗にまとめるか?すっと離した。
そしてパックン。
今筆を置きました。
パックンの「美」が書きあがりました。
さあてっぺんを取るのはパックンか?それとも春香クリスティーンさんかということになります。
それではパックンの「美」を見てみましょう。
こちらです。
(一同)おっ。
いいじゃん。
このような「美」になりました。
高得点を期待させる「美」が出来上がりました。
春香さん。
パックンの字いかがですか?
(春香)いや。
すごくカッコイイなって。
これだけ半紙を思いっ切りこの緊張感の中に大きい字をどんと書けるのがすごいうらやましいしカッコイイなと思いますね。
(青山)一画目二画目ですが左払いですね。
これどなたよりも始筆をしっかり押さえてから一気に細くしていってるという筆さばきがとてもよかったと思います。
ここを私は10点差し上げています。
(一同)おお。
10点。
満点ですか?
(青山)はい。
・自信が出てきた。
(青山)中盤も揃っています。
そして右肩上がりもしっかりして等間隔で。
ここも素晴らしいですね。
これも高得点がついています。
ただやっぱり最後の左払い右払いですね。
これを決めていただきたかったですが。
(堀内)もったいなかったんだ。
さあ。
という採点になりました。
外国人ハーフ芸能人。
てっぺんに輝くのはどっちだ?
最終章
てっぺんに輝くのは春香クリスティーンか?それともパックンか?パックンの得点は?38点。
(パックン)よっしゃ!春香クリスティーンを1点上回りました。
(名倉)すげえ。
外国人ハーフ芸能人による書道てっぺんはパックンに決定しました。
(パックン)ありがとうございます。
(パックン)ありがとうございます。
そして本仮屋さん。
(ユイカ)はい。
この書道対決に負けない熱いお知らせがあると。
私も感動と勇気を与えたくてですね。
12月に舞台をやります。
『とりあえず、お父さん』という。
私は藤原さんのフィアンセで…。
えーと。
ずっとしゃべっていいんでしょうか?劇場でお待ちしております。
よろしくお願いします。
さあということで外国人・ハーフ芸能人書道対決。
てっぺんはパックンでした。
おめでとうございました。
(パックン)ありがとうございました。
ありがとうございます!2015/10/30(金) 21:00〜22:52
関西テレビ1
金曜プレミアム・芸能界特技王決定戦TEPPEN 2015 秋の陣[字]
間違えたら退場!新ルール導入でピアノ対決緊張感爆発▽全員の手が震える緊急事態!日本人を超える美文字外国人・ハーフ軍団がTEPPENを目指し書道で対決!
詳細情報
番組内容
歴代王者vs女子アナvsAKBが史上最高レベルのピアノ対決
▽間違えたら強制終了という超過酷な新ルール導入でまさかの大波乱!究極の緊張感の中No.1を手にするのは?
▽全員の手が震える緊急事態!日本人を超える美文字外国人・ハーフ軍団がTEPPENを目指し書道で対決!
▽書道家も絶賛超美文字披露!その書き方とは
▽波乱・涙の先に見えるのは!?笑顔一切ナシの究極人間ドキュメントにかたせ梨乃・
番組内容2
本仮屋ユイカ・剛力彩芽が大感動!
◆ピアノ部門
今回から予選ブロックと決勝ブロックに分かれて、審査方法も一新。絶対王者・さゆり(かつみ・さゆり)が勝つのか!?それとも新たな「ナンバーワン」が生まれるのか…!?
〈出場者〉岩井勇気(ハライチ)、さゆり(かつみ・さゆり)、長野美郷、ふかわりょう、松井咲子、森崎友紀、森保まどか(HKT48)、山路徹
◆書道部門
番組初の試みとなる外国人・
番組内容3
ハーフ芸能人による書道対決となる!外国人・ハーフ芸能人だからと侮るなかれ!日本文化を愛し、日本の心を知る芸能人たちが「ナンバーワン」を目指してしのぎを削る!
〈出場者〉厚切りジェイソン、ダンテ・カーヴァー、春香クリスティーン、パックン(パックンマックン)、道端アンジェリカ
出演者
【MC】
ネプチューン
【進行】加藤綾子(フジテレビアナウンサー)
【◆ピアノ部門】
岩井勇気(ハライチ)
さゆり(かつみ・さゆり)
長野美郷
ふかわりょう
松井咲子
森崎友紀
森保まどか(HKT48)
山路徹
【◆書道部門】
厚切りジェイソン
ダンテ・カーヴァー
パックン(パックンマックン)
春香クリスティーン
道端アンジェリカ
【特別ゲスト】
かたせ梨乃
出演者2
本仮屋ユイカ
剛力彩芽
スタッフ
【チーフプロデューサー】
小仲正重
大和田宇一(ワタナベエンターテインメント)
【総合演出】
福浦与一(IVS)
【演出】
渡辺将司(IVS)
【プロデューサー】
石川綾一
【編成】
南條祐紀
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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