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15番のグリーン上に、最終組の3人がやってきます。
藤本佳則、H・W・リュー。
H・W・リューと藤本がツーオン狙いで、セカンドショットを打ってきました。
ティー、この組光ったのは金庚泰がレイアップからのサードショット、ぴたっとピンの根元につけてきています。
しっかりと3人ともスコアを伸ばして戦っているというマイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント、サードラウンド。
この位置です秀道プロ、すばらしいショットを見せました。
ティーショットが右のラフに入りました。
その時点で、ツーオンは無理ということで、サードショットのいい位置を計算しながらセカンド、レイアップと。
サードショットをきっちりここという。
本当にすばらしいマネジメント力と、それにしっかりこたえられる技術力の高さが光りますね。
この組には日吉定雄プロがついてくれています。
日吉さん、前半から時折ショットのぶれはあったんですが。
それでも。
チャンスボールに来たときは、本当に正確なショットを打ちますね。
サードショットも低い球で、本当にスピンがきくような飛び方をしていますね。
すばらしいショットでした。
画面は藤本のセカンドショット、ぎりぎりバンカーを越えた。
ですが、グリーン周りは短く刈り込まれています。
日吉さん、これからアプローチというところなんですけれども、ライ、景色どうでしょうか。
難しそうですけど、うまく打ったんじゃないですか。
上げて。
すばらしいですね。
相当な技術ですよ。
技術プラス勇気ですよね。
本当ですね。
きょうここまでは、1つスコアを伸ばしているという藤本佳則。
そしてこの組。
H・W・リューは単独リーダーとなっています。
ツーオンに成功しまして、長いパッティングに移っていくというところです。
H・W・リューの5番ウッドでのセカンドショット。
左からの風なんですけれども、ドローでぶつけに行ったんですね。
おっつけに行ったんですよね。
H・W・リューのセカンドショットは。
これからイーグルパットへと移っていきます。
日吉さん、まだまだ距離はありますね。
ありますね。
確実に2パットにいけばね。
2パットといっても、簡単ではないですね。
途中段がありますから。
速いグリーン、距離を合わせるのは田中さん難しいですね。
これはなかなかOKに寄らないでしょうね。
いかないでしょうね。
あわよくば、1メートル半ぐらいのバーディーパット頑張るぞという気持ちのほうが、かもしれませんね。
キャディーさんがとまれと。
過ぎてからこうなるんですよね。
あの半分でとまっているような感じなんでしょうけれどもね、ふだんは。
ABCというと、何といっても、名物は高速グリーン。
各選手が口をそろえて、やわらかくて止まるんだけど、速さはすごいと。
口をそろえます。
スティンプメーターはきょうは朝の時点で14フィート。
16番、距離のあります張棟圭です。
きょうスコアを伸ばしています。
これがバーディートライ。
思わずスライスと聞き返す、声も聞こえました。
張棟圭はきょうここまで3つスコアを伸ばしています。
4番では見事なイーグルもありました。
画面は15番のグリーン上です。
藤本が技を見せたアプローチからのバーディートライです。
わずかに切れました。
14番でも同じような感じで、カップわずかに決まらないというパッティングがありました。
14で一つ落とし、15番も、ツーオンねらいからのパーとなっています。
そして、どうでしょう、まさに秀道プロがおっしゃったように、1.5メートルぐらい、でも仕方がないかというようなバーディーパットになります。
一度カップを過ぎていますから、ラインもある程度もちろん体でわかっていると思いますので、後は普通にある意味、手が動くかどうかだけだと思うんですね。
ここまで見てますと、この距離も真ん中から沈めていますから、基本的には問題ないと思うんですけれども。
もともとパターが課題だったんけれども、いろいろメトロノームなんかを使用して、課題に取り組んで、リズムを大事にパットがよくなったというH・W・リューです。
ショットがいいだけに、バーディーチャンスが多いので。
決めてきます。
さあH・W・リューがまたスコアを伸ばしました。
そしてごらんいただきましょう。
コンパクトに振り抜いて…。
金庚泰の第3打。
奥が全くない状態のすごく狭いエリアのあそこに飛ばせるのがすごいですね。
2010年、ABCを制し、賞金王に輝いた経験もあります金庚泰。
難なくバーディーを取りました。
H・W・リュー、金庚泰、2人ともスコアを伸ばしました。
H・W・リューは、ついに2桁アンダー、10アンダーに乗せています。
16番のグリーン上。
張棟圭。
返しのパーセーブパットです。
非常にステディなプレーが持ち味の張棟圭です。
そっとカップにボールを沈めていきました。
張棟圭、16番パー、トータル7アンダーは3位タイです。
ムービングサタデー、決勝ラウンドに入っているマイナビABCチャンピオンシップ。
大きくスコアが動いています。
夜明けは静寂とともにやってくる。
そしてここに感動が生まれる。
躍動する力。
関西なんで、本当に地元で勝ったことがないし、だけど、ABCはすごい好きなコースなんで、一発はまれば、勝てる可能性もあるので。
立ちはだかる、大きな壁。
自分を越える戦い。
マイナビABCチャンピオンシップ。
サードラウンド。
マイナビABCチャンピオンシップ。
舞台は兵庫県加東市、ABCゴルフ倶楽部です。
全長7130ヤード、パー71今年もツアー屈指の高速グリーンが仕上がりました。
コースコンディションは万全です。
この大会の賞金総額は1億5,000万円。
優勝者には優勝賞金3,000万円。
また、株式会社マイナビよりマイナビ杯が贈られます。
決勝ラウンド2日間の16番ホールでホールインワンを達成した選手全員には、マイナビより賞金300万円が贈られます。
放送席の解説は、ツアー10勝、キャリア初優勝はここABCゴルフ倶楽部でした。
田中秀道プロです。
秀道プロ、ムービングサタデー、本当にスコアが動いています。
非常にグリーンが仕上がっていますから、きょうはピンの位置は厳しいかもしれませんが、がんがん攻めてきてほしいと思います。
きょうもよろしくお願いします。
お願いします。
ラウンド解説として、金谷多一郎プロ、とともにサードラウンドの模様をお送りします。
この番組の連動データ放送では、プレゼントキャンペーンを実施しています。
神戸牛すき焼き肉を20名様。
去年優勝の小田龍一選手、直筆サイン入り1名様にプレゼントしています。
ぜひご応募ください。
詳しくはリモコンのdボタンでご確認ください。
大混戦のサードラウンド。
スコアが大きく動き始めています。
最終組の3人が16番のティーグラウンドにやってきました。
賞金王、金庚泰。
そして今シーズン安定した成績を残しているH・W・リュー、ツアー3勝目を目指すという藤本佳則です。
この16番です。
秀道プロ、221ヤード、パー3。
このティーグラウンドに立ったときには、選手は何をイメージしますか。
基本的にグリーンが速いですから、ロングアイアンを持ちながらの、グリーンが速いということで、どうやってグリーンに止めるかということを考えますね。
なのでボールの高さからイメージしながらできるだけ高い球でふわっと行きたいところですけどね。
きょう奥のピンですから、もう手前のエッジからピンの間に止めれば最高という形ですね。
グリーンのセンターでもOKという。
風の計算が非常に難しいので、そこだけですかね。
ここから落ちていきます。
最初に乗ったすぐのところにマウンドもありますからね。
それを越えていけば、スッと寄っていくんですけれども、本当に2〜3ヤードのミスというほどでもないんですけど、それが今みたいに戻ってくるという。
きょうのサードラウンドもそうなんですが、各ホールのグリーンは、全てグリーンサイドから10ヤード以内にピンが切られています。
この16番は、左の奥。
手前から24ヤード。
左からは7ヤードです。
左の奥だけは避けたいということですね。
ピンの手前、右サイドならオーケーというところなんですけれども。
約225ぐらいありますからね。
思わず下を向きました金庚泰のティーショット。
でもグリーンはとらえているんです。
3番アイアンでしっかりつかまえたかったんでしょうけどね。
左に引っ張り過ぎたくないというところもあるんだと思います。
ここは球が上がったところから、風の影響も空中で強く受けるというところなんですが。
藤本がティーショットに移ります。
日吉さん、きょうこのティーグラウンド、ボールの感じを見ていて、風はどういうふうに感じられますか。
ティーグラウンドから打ちおろしになるんですが、15番で感じたほどには風は、体では感じてこない。
ただし、ティーグラウンドは、上空はかなり影響があると思います。
その辺の判断が難しいとこです。
風はややアゲインストぎみ。
しっかりとグリーンをとらえています。
ここはギャラリーの皆さんも絶好の観戦スポットということで、最終組のティーショットを見届けました。
片岡大育がやってきました。
きょうは1つスコアを落として、トータル4アンダーとしています。
きのうはノーボギーでのラウンドで一気にスコアを伸ばしていきました。
少し右ですかね。
田中さん、片岡選手ですけど、微妙に、ショットは悪くないんですけど、今のもちょっと左からのアゲインストにあおられて、とか、16番もいい球を打って、アゲインストを計算したためか、ピンの真横に落ちて、奥のバンカーという形で、その辺のつながりがきょうはあんまり、あんまりよくないですね。
流れ一つというような感じなんですかね。
そうですね。
最終組の3人が16番のグリーン上にやってきました。
それでは金庚泰のきょうのハイライトです。
まずは3番。
これも見事でした。
秀道プロ、1番、2番とナイスパーセーブからのスタートだったんですね。
金庚泰。
そうですね。
そういう今の3番も、ピンチのところを逆にバーディーですからね。
そして7番です。
バンカーからのセカンドショット。
そして、このバーディーパットをねじ込みました。
後半に入って11番です。
先ほど日吉さんからもありました、きょうはパットでバーディーを奪っているという。
ねじ込んできました。
13番です。
金庚泰のバーディーシーンを見ていると、パッティングが本当に真ん中から、ジャストタッチでストンと入っていきますね。
そうですね。
ほぼ100点でいつも入れますね。
圧巻は、パー5、15番のこのサードショット。
楽々バーディー。
スタートからフェアウェイキープに失敗するところもあったり、そんなところもあるんですが、アプローチでパターでパーをセーブし、そして、その後ごらんのように、4番、5番、連続ボギーで金庚泰どうしたというところもありつつも、現状スコアをきょう2つ伸ばしているという。
秀道プロは彼のすごさを、いろいろあると思うんですけれども、一番どこに感じられますか。
やはりいい選手の条件だと思うんですが、調子のいいときにスコア伸びていくのは当然であって、あんまりよくないなというときに伸ばせるかというのが本当のいい選手の条件だと思うんですね。
その辺の効果といいますか、自分のサイズを崩さずにやれるということだと思います。
H・W・リューのセカンドショットはピンに寄ってきて、越えていきました。
いいグリーンですね。
田中さん。
いいグリーンであって、うまいアプローチでしたよ。
決してやさしくないですよ。
片岡大育のセカンドショット。
ユーティリティーです。
ピンまで186ヤードです。
ちょっとアゴが気になりますよね。
思ったより高いと思います。
でもユーティリティーで、挑戦的な感じですよね。
田中さん、薄めに当たると、やっぱり前のアゴに当たりそうなんですよね。
意識では別に大丈夫だったんでしょうけど、反応したんですかね、体が。
深々とため息をついた片岡です。
最終18番に李京勲がセカンドショット。
絶好の位置です。
ティーショット相当行きましたね。
軸がぶれないスイングですから、いいところに来るんじゃないですか。
少し左めですか。
ただ、距離は合ってます。
ピンがごらんの位置ですからね。
かなり狭いエリアなので、広いほうを見ながら打った感じですかね。
いいスイングでした。
16番に戻ります。
金庚泰。
距離はありますが、これがファーストパット。
ラインも読めていますね。
すばらしいタッチですね、本当に。
計算どおりですね。
お見事です。
すばらしい。
私たちが見ていて、ナイスパットと思う以上に、私のお隣で、田中秀道プロがこれはナイスパットと。
初日、2日目と、パッティングの数は20台なんですけれども、これは出場選手の中で3人だけだったんですね。
金庚泰は初日が28パット、2日目29パット。
平均パット数は2日間でナンバーワンです。
このグリーンが好きというだけありますね。
軒並み難しいという声が多い中で、好きだというのは庚泰だけですからね。
その結果が出ているのもすごいですね。
この藤本も地元の関西で勝ちたい。
ABCは好きなコースなんですと話します。
バーディートライ。
ナイスタッチですね。
藤本選手も、きょうも映像から見ていますと、流れだけのような気がするんですね。
流れが悪い日というときに本当にどこまで我慢できるかであしたのチャンスが見えてくると思います。
片岡大育、第3打。
ピンまでは58ヤード。
段を越えるまで、50ヤードですね。
スピンをかけて、段の上へキャリーさせたいところだと思います。
構えは少し低く出しそうな感じですけどね。
ちょっと落ちたところが中途半端だったのか。
田中さん、あの球筋で行ったら、むしろ、もうちょっと手前の平らなところに落ちていって、転がしてあげるという感じの狙いだったかもしれませんね。
微妙な距離が残ったんですが、H・W・リューがしっかりと16番パーセーブです。
リュー選手もほとんど真ん中から決めていますよね。
非常に金庚泰選手同様、合ってますねグリーンが。
韓国のH・W・リューは日本ツアー、ここまで1勝です。
しっかりと距離を合わせました、金庚泰。
秀道プロ、ここの16番というのは例年難易度が高いんですが、しっかりとパーセーブできれば御の字といいますか、しっかりとパーをセーブしたいホールになりますよね。
そうなりますね。
できるだけストレスがないパーであれば楽に17、18と入っていけますね。
ですから、こうやってピンがどこに切ってあってもほぼセンターを狙っていって、センターあたりに乗せて、ミドルパットからロングパットのこの距離を2パットで行くというのを安定して行ければ、調子がいいと思うんですね、本大会の特別協賛社「株式会社マイナビ」は、進学、就職、転職、住まい、結婚など人生の転機をサポートし、全ての人たちの成長と成功のきっかけを幅広く提供する情報サービスカンパニーです。
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金庚泰がセカンドショットを流れていくという、17番です。
日吉さん、大分距離はありそうですね。
ありますね。
ピンまでが約205ヤードぐらい。
そうですか。
しかし、風はおさまりましたね。
急に静かになっています。
ごらんのように、きょうは左奥にカップが切られています。
ここはセンター狙いでしょうね。
そうですね。
左の段の上にピンがありますからね。
狭い面ですから、センターに乗せて、2パットでという。
若干右ですけど。
しかし…。
右端に乗りましてね。
距離はピンの距離ですね。
長いファーストパットになりますけれども。
藤本選手、これから打ちますけど、左の前方の松が若干スタイミーになってきます。
右花道のちょっと右あたりは狙えますけどね。
ラフから藤本のセカンドショットです。
ボールは十分見えますけど。
ここの木がきいてますからね。
右に行きやすいですよね。
右端に乗ればという。
ボールはこぼれ落ちました。
先ほどの15番のパー5のような感じでそんなに大きなミスじゃないんですけど、グリーンを外れるような、きょうはそういう日のような感じですね。
ちょっとボールの位置が違うだけで、これほどまでにセカンドの内容を考えることが違うんですね。
構えてますと、左から木が出てきますよね。
当然あの木に当たるというのはほとんど見えているので、大丈夫だと思うんですけれども、どうしても体が反応するんですね。
木があるというのを。
右に行きやすいというところですね。
H・W・リューのセカンドショットはしっかりとグリーン、いいところをとらえました。
距離はありますが、次がバーディーパットになります。
きょうはトップと2打差でスタートしていった藤本佳則。
現在は17番のこれから第3打。
アプローチです。
難しいですよ、これ。
状態が逆目。
ボールのすぐ後ろ、高いんですよね。
これもラインも段を上がらなければいけないですし。
インパクトの調整が非常に難しいところですね。
どんな技を選択し、どんな結果を残すか。
最高でしょう。
いや、すばらしいショットですね、これ。
ちょっと左ですけど、距離があれだけ合うということは、いい打ち方ですよ。
藤本もきょうは我慢のプレーが続いています。
画面は18番のグリーン上。
ウォンジョン・リーです。
韓国生まれのオーストラリア育ち。
何といっても飛距離が魅力のウォンジョン・リー。
イーグルトライはどうだ。
来ました。
ウォンジョン・リーも8アンダー。
このウォンジョン・リーといい、李京勲が怖い存在だと思ったら、2人が上がってくるってびっくりですね。
このウォンジョン・リーはまだ日本ツアーで優勝はありません。
後続組もスコアを伸ばしています。
17番のグリーン上。
金庚泰がこれからパッティングに移っていきます。
ウォンジョン・リーも飛距離がすごいですけど、飛距離だけでは、このABCはねじ伏せられないので、本当にいいパットを打てているということですね。
そのいいパットを見せているのがこの金庚泰。
バーディートライです。
すごいな。
一見あれ?弱いのかなと思っても、そこからスッと伸びていくのがABCのグリーン。
ただ、好きなんですと話す金庚泰は、手のうちに入れてますね。
あの距離をオーケーにつけられるのはなかなかですね。
日吉さん、いかがですか。
本当に、自分の思うとおりに行っているそんな感じがしますね。
セカンドショットは決していいショットではなかったですけどね。
しかし、パッティングは本当にすばらしい。
片岡大育の今、レイアップの模様が映りました。
片岡は、17番はパーとして迎えたこの最終18番です。
ちょうど前の枝がスタイミーでスライスで打ったというショットでしたね。
ラフまで行ってしまったんですね。
ファーストカットを越えて深く入りました。
17番のグリーン上。
現在単独のトーナメントリーダーは、このH・W・リュー。
これもしっかり打ちました。
このタッチ、雰囲気、秀道プロ、どうですか。
全く緩む姿もなく、本当に狙いに行っているように感じに見えますからね。
もともとパッティングが課題だったそうですが、いろいろ取り組んで、今大会は、セカンドラウンドまでの2日間では平均パット11。
自分の課題をしっかりと修正して、いい結果につなげているというH・W・リューです。
人一倍バーディーチャンスが多いというのは、外しているというふうな感覚に陥りやすいと思うんですよね。
ですから、パットが下手ということとはまた違って、なかなか入っていないなという気にショットでそこまでなっているんじゃないですかね。
ショットがよ過ぎてということもあると思いますね。
宮里優作選手にも言えますけど、すばらしい状態でいっているんですけど、パットもまあまあなんでしょうけどね。
チャンスが多いだけに入ってないなという印象になりやすいんだと思います。
藤本はパーパットです。
きょうは我慢の日だと思うので、何とかねじ込んで、最後行きたいですね、18番。
全然悪くないんですけどね、プレー内容は。
本当にきょうはちょっとついてないと思います。
数あるスポーツの中でも、ゴルフは本当にいい内容を出したら勝ちかというと違うんですね。
そうですね。
難しいところですね。
ベテラン谷口。
18番のパーセービングパットです。
パーパットなんですね。
しっかりとこれを沈めています。
非常にこの肉体トレーニングに意識を高めて、きょう2つスコアを伸ばしたという谷口徹です。
3日間まで終えて、通算5アンダーであすの最終日に向かいます。
17番、H・W・リュー。
返しのパーセービングパット。
距離、ラインともに微妙なんですけど、きょうのリュー選手は大丈夫でしょう。
池をめぐるドラマが、数々の歴史、伝説をつくってきました。
ABCゴルフ倶楽部の名物、18番。
ツーオンのイーグルも狙えるし、池にはまるとまた手痛いしっぺ返しも食らうという、この18番です。
単独リーダー、きょう5つスコアを伸ばしているH・W・リュー。
これは飛距離が出ました。
しっかりフェアウェイ捉えています。
95年も今から20年前になりますが、秀道プロはこのグリーン上で涙の初優勝がありました。
泣き過ぎた初優勝です。
片岡がサードショットを狙っていきます。
今シーズン初優勝していますけど、やはり2勝目が初優勝の気持ちで頑張ってほしいですよね。
秀道プロも涙の初優勝があったわけなんですが、そのときの気持ちというのはどうだったんですか。
やはり1つ目勝てたのがうれしかったんですけれども、やはりすぐ2つ目を勝たなければまずいぞという意識ではやっていましたね。
もちろん片岡選手の初優勝がもちろんまぐれとは思ってませんけどね。
本人がもっと高みを目指すのであれば、早めに次の2勝目が欲しいところですよね。
18番ティーグラウンド、金庚泰。
きょうは単独リーダーのスタートだったんですが、順位は一つ落としています。
見事ですね。
これもしっかりとフェアウェイを捉えました。
そして日本勢、今現状上位にいるという、この藤本佳則。
去年もこの18番で、サードショットをそのまま沈めてイーグルというシーンもありました。
手が離れました。
バンカーですね。
18番のグリーン上、丁寧にラインを読んでいる、これからバーディーパット、片岡大育です。
今シーズンは関西オープンでうれしい初優勝があったという27歳。
ジュニア時代からすばらしい活躍をしてきて、やっと勝てたんですけど、まだまだポテンシャルの高い選手ですからね。
あしたに楽しみがあるように入れてほしいです。
どうだ。
しっかりと決めてきました。
いろいろもやもやがあった、悔しい思いもあった片岡大育なんですが、最後18番バーディーで、トータルトゥデー、イーブン。
スタート地点に戻ったという形で、あすの最終日の爆発を誓います。
田中さん。
本当に最後のサードショットも97ヤードラフから、非常に距離のプレースメントも、うまくて、本当にワンストロークも無駄にしていないいいラウンドだったと思います。
すばらしいですね。
再来週には、ヨーロッパツアーの予選会も視野に入れて、挑戦をしていくという、非常に海外志向も強いという片岡大育です。
藤本がバンカーからセカンドショットなんですが、ごらんのように、完全に左を向いています。
レイアップです。
しっかりとフェアウェイで、排水溝の近辺へと行きました。
藤本はこの後サードショット勝負へとかけていきます。
最終組が18番、プレー中です。
池をめぐる美しいABC、18番。
絶好の位置からツーオンねらいの金庚泰。
そしてH・W・リュー。
まずは金庚泰から行きます。
ピンが右奥の右からの風が少し入るので、その辺のジャッジだけです。
風はフォロー。
結構ライン出ししていますね。
いいライン行ってますよ。
ピンの根元に来る!最高ですね、これ。
とまりました?カラーで止まりましたね。
いいところですね。
これはもう、私もテンション上がっちゃいました。
もう少しでアルバトロスというスーパーショットです。
段の上がったところに落ちて、奥のカラー。
そしてH・W・リューも打ちました。
これ大分左に行っています。
大きくないですか、どうでしょう。
少しこぼれました。
ちょっと金庚泰にあおられましたか。
ただ、少しリュー選手のほうが、左足下がりのライでしたので、少し右に出そうなライがかかってきますので、思ったよりも左に引っ張ったのかなという気がしますけどね。
日が傾いてきました。
18番。
藤本佳則、レイアップからのサードショット。
ツーオン狙いのライとはまた角度が違うので、風がまた変わりますから、計算が難しいです。
ティーショット同様、手が離れました。
バックスピンで、止まりました。
奥も左は狭い、右は段で離れていくというね。
非常に狭いエリアに落ちましたね。
何といっても、この最終組、圧巻は金庚泰のセカンドショットでした。
アイアンで、パー5なんですが、セカンドショット、アイアンでラインを出して、もう一度ごらんいただきましょう。
非常にコンパクトに左のわきがしまった、いいフィニッシュで。
見事ですね。
実はこの金庚泰も、2010年賞金王などの実績があって、日本で大活躍。
ただ、その後、アメリカ挑戦をきっかけにちょっと調子を崩す時期がありました。
秀道プロ、秀道さんも、アメリカに挑戦がありましたけれども、金庚泰、そこから見事に戻ってきましたね。
そうですね。
安定感が持ち味だったのが、やっぱりちょっと飛ばしにかけることによって、自分のゴルフを見失ったところ、もう一度取り返そうと思って、すぐに戻ってくるというね。
僕はまだ全然戻りませんが。
一口に、前の自分を取り戻そうというのは大変ですよね。
大変ですね。
少しのずれというのは、戻すのが非常に大変ですからね。
すごいと思います。
H・W・リューは、グリーン奥からの第3打。
これはまた難しいところからですけど。
どうだ。
ピンに当たりました。
当たらなければという危ないところではありましたが、それよりは、いいところに落としていると思いますよ。
しっかり勇気を持って。
今、田中さん、ピンに当たって、本当によかった、当たらないと段の下に多分行っていると思いますけど、落ちたところは最高でしたよ。
見てて、大体思っているところに打っているなと思ったんですが、乗ってからやはり怖いですね。
この笑顔なんですが、危ない危ないと。
危なかった、の笑顔かもしれません。
そうですね。
でも、何か当たらなければ、オーバーしたぞというよりは、いいところに狙っているって、どうしても勝ってしまいますね。
きょうはリュー選手のプレーは。
そして、金庚泰。
現在9アンダー。
カラーからのイーグルパットです。
これは読み違えたか。
僕も今の、フックのラインと思ってたので、フックに見やすいと思うんですね、このラインは。
しょうがないと思います。
ただ、この18番、ギャラリーを沸かせました。
圧巻のセカンドショット。
金庚泰、二桁、10アンダーとして、あす最終日に向かいます。
ABCゴルフ倶楽部、名物の18番ホール。
藤本もきょうなかなかスコアを伸ばせなかったんですが、ただ秀道プロにうかがうと、随所にらしさ、いいところはあるわけですね。
ほとんどミスらしいミスもないですからね。
流れだけという感じにしておいたほうがいいですね、きょうは。
自分を責める必要はないと思うので。
この流れを断ち切るためにもみずから断ち切っていきたいというところでしょうね。
こういうシーンがきょうは多い。
もうひと転がり、もう一筋、そんなパッティングが続きました。
きょう3日目はパープレーでした。
3日間トータル208ストローク、5アンダー6位タイで、藤本佳則、あすの最終日に向かいます。
そして最後、残すはリューがスコアを伸ばすか、あるいは金庚泰と並んであすに向かうかというところになってきました。
このように、今大会マイナビABCチャンピオンシップ、韓国勢のパワー、技術が非常に光っています。
これが決まりません。
でも、しっかり打てているので、自分の思いどおりやれてますよね。
確かにショートするシーンはほとんどきょう見てないですね。
ないんですよね。
かなり充実した1日だったと思います。
ショット、パットともに。
いい状態の10アンダーをキープしているリュー選手と、悪いながらも守ってきた庚泰選手という感じですよね。
返しのパーパットをしっかり沈めまして、H・W・リュー、金庚泰、この2人が10アンダーで並んで、いよいよ、あすファイナルラウンドへと向かっていきます。
放送席、解説は田中秀道プロとともにお送りしてきました。
秀道プロ、まあいろいろ見どころがあった3日目、どんな印象をお持ちですか。
やはり選手のいいところを引き出してくるABCゴルフ倶楽部、これが本当に楽しいですね、僕は。
いいスコアと厳しい我慢のゴルフ、両方見れるので、あしたもその辺をじっくり見ていきたいと思います。
あすこの18番で笑うのは一体誰になるのか。
あすがファイナルラウンドです。
3日目を終えて、トップはH・W・リューと金庚泰の2人、6位タイグループには藤本、谷口、片岡。
藤田寛之がきょう4つスコアを伸ばしています。
ベテラン手嶋は、きょう3つスコアを落としてしまいました。
あす、美しい池を望むABCゴルフ倶楽部の18番グリーンで最高の笑顔を見せるのは誰になるんでしょうか。
マイナビABCチャンピオンシップ、あすも解説田中秀道プロ。
2015/10/31(土) 15:30〜16:25
ABCテレビ1
マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント2015「第3日」[デ][字]
賞金総額1億5千万円のビッグトーナメント
賞金ランキングトップ金庚泰が首位を走る!高速グリーンを制するのは誰だ!?追う片岡大育・藤本佳則・手嶋多一・谷口徹
詳細情報
◇出演者
【解説】田中秀道
【ラウンド解説】日吉定雄、金谷多一郎
【実況】山下剛(ABCアナウンサー)
◇会場
〜ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)
◇おしらせ
ライブ配信決定10月29日(木)〜11月1日(日)
詳しくは
http://asahi.co.jp/mynaviabcgolf/
ジャンル :
スポーツ – ゴルフ
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映像
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日本語
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