ニュース 2015.10.31


3時になりました。
ニュースをお伝えします。
流通大手のセブン&アイ・ホールディングスに対し株主となったアメリカの投資ファンドが、業績不振が続く傘下の総合スーパー、イトーヨーカ堂をグループから切り離したうえで経営再建を進めるよう提言していることが明らかになりました。
セブン&アイ・ホールディングスの株主になっているアメリカの投資ファンド、サード・ポイントが、今月30日付けで投資家に送った書簡によりますと、セブン&アイが、現在およそ180ある傘下の総合スーパーのイトーヨーカ堂の店舗のうち、業績の回復が見込めない40店舗を閉鎖する方針を打ち出したことについて評価するとしています。
そのうえで業績の低迷が続くイトーヨーカ堂を、グループから切り離し独自の運営で経営再建を進めるよう提言しています。
セブン&アイ・ホールディングスはサード・ポイントについて、株式を取得していることは確認しているが、保有割合は5%未満と見られるとしています。
サード・ポイントは物言う株主として世界的に知られ、提言に対するセブン&アイの対応が注目されます。
アフリカ大陸の54の国と地域が加盟するAUアフリカ連合は、紛争やテロに対処するために、来年に大規模な緊急部隊を発足させるのに向けた初めての軍事演習を南アフリカで行っています。
AUアフリカ連合は、アフリカ大陸で紛争が勃発し、大規模な人権侵害などのおそれがあるときに備えて、アフリカの5か所に駐留する合わせて2万5000人規模の緊急展開部隊、アフリカ待機軍を来年1月に発足させます。
この発足に向けた初めての軍事演習が、今月19日から南アフリカで実施されていて、域内20か国から、合わせておよそ5000人の要員がどのように協力して武装勢力などと戦うのか確認し合っていました。
アフリカでは、武力紛争やテロが絶えず、アフリカ連合としては、アフリカ待機軍を発足させることで、フランスなど旧宗主国や国連による介入ではなく、みずからの手で紛争の解決を図りたいというねらいがあります。
一方でアフリカ待機軍は、部隊を移動させるための輸送機など緊急対応に必要な装備が不足し予算も十分でないなど課題も多く指摘されています。
中国が一人っ子政策の廃止を決めたことについて、この政策のもとで行われてきた強制的な妊娠中絶を告発した人権活動家の陳光誠氏は、国民の出産の権利が制限されている実態に変わりはなく、人権状況の一層の改善が必要だと訴えました。
中国共産党は今週、夫婦1組当たりの子どもの数を原則として1人に制限する政策を廃止し、2人の子どもをもうけることを認めると決め、1979年から本格的に始まった政策を転換することになりました。
これについて、中国でこの政策のもとで行われてきた強制的な妊娠中絶の実態を告発したため、当局の厳しい監視に置かれ、3年前アメリカへの出国を余儀なくされた陳光誠氏が、30日、ワシントンでNHKのインタビューに答えました。
そのうえで陳氏は人権状況の一層の改善が必要だと訴えました。
続いて気象情報です。
午後6時から9時までの天気です。
沖縄それに九州から東海は晴れ間が出る見込みです。
関東から東北は雲が多く日本海側は雨が降るでしょう。
北海道の北部は雪の降る所がありそうです。
2015/10/31(土) 15:00〜15:05
NHK総合1・神戸
ニュース[字]

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:26943(0x693F)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: