SMBC 日本シリーズ第5戦 東京ヤクルト×福岡ソフトバンク 2015.10.29


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そしてこの後は、いよいよ日本シ≫大舞台で夢をかなえ実力を発揮してこそのプロフェッショナル。
東京新宿区・明治神宮野球場は栄光への頂上決戦そのステージとなります。
SMBC日本シリーズ2015。
昨日勝った福岡ソフトバンクホークスは球団史上初の2年連続日本一に王手をかけました。
今夜、工藤監督就任1年目での胴上げはなるのか。
真中東京ヤクルト本拠地で意地を見せるのか。
第5戦、ゲーム5の幕が上がります。
≫14年ぶりに神宮に花が咲いた今年。
しかし…。
絶対王者の前にいよいよ、追い詰められた。
この場所で野球ができるのも今日が最後。
よくやったでは、終われない。
強打で…。
盤石だから強いわけじゃない。
シリーズ直前、大黒柱を欠いた。
だからこそ、また1つ強くなれた。
頂点まで、あと1つ。
思いが詰まった神宮球場、最終決戦。
≫高鳴る思いに包まれた神宮球場。
SMBC日本シリーズ2015。
東京ヤクルトスワローズ、1勝。
福岡ソフトバンクホークス3勝で迎えた第5戦の模様を生中継でお伝えしてまいります。
では、日本シリーズならではの豪華放送席をご紹介してまいりましょう。
スワローズOBで現在はサンフランシスコ・ジャイアンツでプレーされます青木宣親さん。
そして、PL学園時代から花の同期、大一番が似合う男野村弘樹さんと片岡篤史さんです。
皆さんよろしくお願いいたします。
まず、野村さん、スワローズは14年ぶりの日本シリーズ出場ということでなかなか経験できる舞台ではないんですが野村さんご自身は、98年横浜ベイスターズ38年ぶりのリーグ優勝を果たしたとき日本シリーズ第1戦の先発投手を務めたんですよね。
≫このときは38年ぶりだったのでね。
スタンドもそうなんですけど試合前からスタンドの下にロッカーがあるんですけどもね。
それがもう、地響きがするぐらい揺れていたのでね。
相当、プレッシャーを感じながら試合前ロッカーにいたのを覚えていますね。
≫選手みょう利に尽きるところでしょうねやっぱり。
≫あれだけの緊張感はなかなか選手でないと味わえないですからね。
≫そして、片岡篤史さんは阪神時代2度の日本シリーズを経験されました。
短期決戦というのはやはり、特別ですか。
≫そうですね。
特に2005年というのは僕たちも4連敗して負けてしまったんですよね。
ですから、短期決戦ですので本当にあっという間に終わってしまったという本当に、そういうふうな4連敗は、思いがあります。
何かやろうと思ってもできなかったというのが短期決戦の日本シリーズだと思うんですね。
≫来シーズンはアニキとともに縦じまユニホームバッティングコーチとして1年後のこの舞台を期待していますので。
≫もちろん、ここを目指して頑張りたいと思います。
≫そして、青木さんは去年ワールドシリーズ出場。
こちらは、独特な雰囲気だと思いますがいかがだったですか、実際。
≫初回の1球目をピッチャーが投げるときからお客さんが、ファンがみんな総立ちだったので。
雰囲気に乗せられた感じでしたけどね。
楽しくプレーできました。
≫そして、どうですかスワローズOBとしてかつてのチームメート後輩たちがこの舞台で戦っている姿はどんなふうに映っていますかね。
≫本当に知っている人も≫球場内プレーボールがかかるまでもう、残り10分を切っています。
では、ここで日本シリーズ今年の戦い第4戦までを振り返ってまいります。
とにかく強力打線が売りの両チーム。
第1戦は、4回このソフトバンクホークス選手会長、松田の先制ソロホームラン。
このあと、なんと1イニング、6連打。
先発全員15安打でもってソフトバンク、主導権。
投げては22歳、武田。
ヤクルト打線を畠山の一発のみに抑えました。
完投勝利。
大事な初戦をものにしています。
続く第2戦もソフトバンクの勢いは止まりません。
4回、主砲のイ・デホ豪快な先制ツーラン。
更には、中村も。
ヤクルトを圧倒し去年の覇者、ソフトバンク本拠地で2連勝を飾りました。
しかし、迎えた神宮での第3戦。
トリプルスリー山田が見せました。
先制ホームランからなんと2打席目、3打席目もホームラン。
史上初、1試合3打席連続ホームラン。
東京ヤクルト、ホームで意地を見せ、14年ぶりに日本シリーズ、1勝です。
ヤクルト、1勝2敗で迎えた昨日のゲームは初回、イ・デホがタイムリーを放ち、先制。
3回、満塁のチャンスで再び、イ・デホ。
イ・デホの活躍で、日本一へホークスが王手をかけています。
ということなんですけどもソフトバンク、一気に日本一となるのか、今夜。
青木さんここまでの流れ、ソフトバンクは開幕直前にキャプテンの内川選手が離脱する中でのこの強さなんですよね。
≫そういうハンディもありながらソフトバンクの野球ができているんじゃないかというのは感じますけどね。
第3戦で山田が3発、打って。
ヤクルトも、本拠地ですし。
これで流れが変わるかなというところで昨日の試合を≫日本シリーズ第5戦。
では、ここで両チームのスターティングラインアップご紹介いたしましょう。
まずは、先攻の福岡ソフトバンクホークスです。
では、福岡ソフトバンクホークス直前の情報は、テレビ西日本大谷アナウンサーに伝えてもらいます。
大谷さん。
≫3塁側です。
今回はチーム全体、今日非常にリラックスしていましたね。
そんな中工藤監督本人も今日も普段どおりの戦いだよ。
高まるのは最後の最後だよという話はしていました。
怪我で戦列を離れた内川も今日、神宮に合流。
今日、一気に決めるんだという機運も高まっています。
≫背番号1、その本人も合流というところですね。
続いては、後攻の東京ヤクルトスワローズ。
そのオーダーです。
こちらは、オーダーをちょっと変えてきました。
こちらの直前情報は田淵アナウンサーです。
田淵さん。
≫今日はベンチにストーブが置かれました。
だいぶ、冷え込んできましたね。
肌寒い今のグラウンドレベルの環境になっています。
今日の選手の表情。
特にレギュラーシーズンと変化は感じられませんでした。
真中監督もいつも言っているけれどうちは、あくまでチャレンジャーのチームなんだと。
若さを前面に押し出して普段どおりのスワローズの野球をするだけだと話しています。
ただ、1つ変化を感じるならば今日、放送席にいる青木さんかもしれません。
選手たちに、今日は青木さんがいるんですよと声をかけてみると、笑顔になってああ、そうですかと。
では、今日、負けられませんね。
≫神宮球場、先発ピッチャー石川の投球練習は終わっています。
そして福岡ソフトバンクホークス。
1番の川島慶三が右バッターボックスに構えます。
去年シーズン途中まではスワローズの一員として活躍した、川島慶三。
そのかつてのチームメートに対して石川の第1球。
午後6時18分にプレーボールがかかりました第5戦です。
まずは野村さん先発、石川の立ち上がり注目ですね。
≫初戦を見たときに松田選手にホームランを打たれたのもそうなんですがちょっとシンカーを狙われているのかなという感じがしたんです。
初戦はね。
≫センター前。
川島はセカンドにヘッドスライディング。
かつての本拠地、神宮で川島慶三、古巣に恩返し。
片岡さん、今のバッティング…。
≫非常に思い切りがいいですね。
内川選手の怪我によって昨日の福田選手にしましても非常にいい働きをしますよね。
≫王手をかけたホークス。
石川の立ち上がり早くも先制のチャンスを迎えました。
そして、バッターボックスには明石が入ります。
このシリーズ3割6分4厘と当たっています。
追い詰められたスワローズ。
その中で、中4日先発を任された背番号19番、石川。
≫塩原さん真中監督、初戦の石川のピッチングについて丁寧にいきすぎたと。
それが、テンポを崩す原因になって3点を取られてしまったという話です。
ただ、そこまでバッティング、捉えられた印象はないという話でした。
≫第1戦では4回を投げて80球。
松田のホームランをきっかけに6連打を浴びて3点を失った石川です。
そして、片岡さんここは、ホークスの攻めですがノーアウトランナー2塁で明石。
≫なんでもできる打者ですけど。
初回というのと、やはり左対左というのがあるんでしょうね。
手堅くここはランナーを進めてということでしょうね。
≫まずは、とにかくホークス短期決戦。
大事な先取点。
1回の表、このチャンスをどうつなげていくか。
≫塩原さんホークスサイドですがこの1、2番に対して工藤監督は初戦からかなり高い評価を与えていました。
福田も、今日は川島ですが明石もしっかりとした働きをしているから得点できると。
特に昨日、フォアボール3つ4回出塁した明石に対しては初戦からかなり高い評価を与えていましたね。
≫プロ12年目の29歳です。
明石健志。
青木選手は、ネット裏からこの石川投手の立ち上がりどんなふうにご覧になってますか。
≫やはりいろんな経験をしてきているピッチャーなので。
こういう、今は2塁打を打たれましたけどでも、落ち着いて処理できていると思いますね。
≫明石を打ち取ってワンアウトランナー2塁と変わってバッターボックスには柳田です。
このシリーズトリプルスリー対決。
その注目の1人。
片岡さん、この柳田がもう1つ期待に応えきれていないんですがね。
≫もちろんヤクルトバッテリーも警戒していますのでね。
ただ、ソフトバンクは1人を抑えたからいいという打線でもないですからね。
その辺が脅威ですよね。
やっぱりソフトバンクは。
≫次が、イ・デホ。
第2戦、第4戦のヒーロー。
内川に代わって4番を務めるイ・デホが控えています。
≫塩原さん、キャッチャーの中村に話を聞くとこの柳田に対してはインハイ、アウトロー。
いわゆる基本的な配球が非常によく決まっているんだという話です。
≫そういった意味では野村さんスワローズバッテリーこの柳田と、とにかく勝負していっていますよね。
≫そうですね。
今のもツーシーム系だと思いますけど4球続きましたがこうやってゴロを打たせていけるのが石川投手の真骨頂だと思うのでね。
その辺はやっぱり彼の調子のバイオリズムになっていくんじゃないでしょうか。
≫この最初の打席。
柳田、チャンスの場面でしたがショートゴロ。
川島慶三2塁そのままということでアウトカウント2つツーアウト2塁と変わります。
そして、バッターボックスにはイ・デホ。
第2戦ではホームランを放ってそして昨日のゲームでは3安打4打点の活躍。
5割3分8厘のアベレージです。
片岡さん、とにかく絶好調です。
≫非常に、またいいところでタイムリーが出ているので非常に気分よく打席に入ってきていると思うんですよね。
ただ、1塁ベースが空いていますけど次が松田選手ですからそう簡単に歩かせるわけにはいかないんですよね。
ただ、今日見ていますとヤクルトバッテリーちょっと、前回慎重になりすぎたというところがあったと思うので今日、思い切って、大胆にインコースを多めに使っていますよね。
≫その辺りは野村さんいかがですか?≫石川投手先ほども話をしましたが低めの変化球でどうゴロを打たせて打ち取るかという≫フジテレビ系列がお送りします野球中継ではデータ放送を実施しています。
選手情報、試合経過はもちろんのことご覧のような画面でゲームに参加すると豪華なプレゼントが当たります。
ちょっと変わった情報も載せていますのでぜひ、dボタンでチェックしてみてください。
片岡さん、立ち上がりですが1回の表、ホークスはノーアウトランナー2塁のチャンスを生かすことができませんでした。
≫非常によく石川投手踏ん張りましたね。
大胆に、インコースを攻めて非常に活気づくといいますか守っている野手に何か伝わるようなそういう抑え方だったと思います。
≫その1回の表を受けての裏の攻撃。
スワローズ、1番の上田が左バッターボックス。
そしてホークス、マウンド上にはスタンリッジです。
今のは上田の昨日見せた2点タイムリー。
青木さん、センターの守備でもナイスプレーを見せていまして頑張っていますね、上田。
≫そうですね。
本当に、自分も4年前に抜けましたけどセンターを一番多く守ってきた選手だと思うし。
打撃でもいい形でここ最近、振れていると思うし本当、期待していきたいと思います。
≫その上田の第1打席はセカンドライナーです。
先頭バッターを打ち取ったスタンリッジです。
野村さん、スタンリッジはとにかくクライマックスシリーズの登板がありませんでしたのでレギュラーシーズン10月5日以来の先発マウンド、実戦なんですね。
≫3週間以上空いていますからね。
やはり、立ち上がりはどうかと思って見ているんですがストレートは走っているように感じます。
≫今、初球、ファウルボール。
2番、川端。
≫ですからバッターから見れば際どい、ストライクからボールになる変化球を振らすとかそういうタイプの投手ではないですよね。
どんどんストライクゾーンで勝負してきますのでそのキレのあるまっすぐとブレーキのあるスラーブ。
それをどう捉えるかにかかってきますよね。
≫川端、そして山田、畠山と続いていくスワローズ自慢の打線。
まずは、シーズンの首位打者。
そしてクライマックスシリーズではMVPに輝いた川端です。
スタンリッジ対川端の成績。
対スタンリッジ、4割をマークしている川端。
そして、山田。
もう、このシリーズ語り継がれることになるでしょう。
1試合3連発。
これは誰もが青木さん興奮したというシーンでもありますよね。
≫そうですね。
本当に驚きましたね。
見ていて、本当に興奮しました。
≫その山田の活躍でもって第3戦をものにしたスワローズ。
追い詰められたスワローズにあってももちろん、山田の存在は重要になってきますが。
ただし、野村さん昨日はホークスバッテリーがこの山田を封じましたね。
≫そうなんですよね。
細川選手が初スタメンでかぶってうまく攝津投手のよさを引き出したといいますかその中で山田を抑えきったという印象ですよね。
≫今夜のゲームではスタンリッジのボールを受けるのはキャッチャー、鶴岡になります。
シリーズ今年初めてのマスクです。
≫神宮球場は2回の表ホークスの攻撃を迎えます。
この回、先頭バッター5番の松田。
そして、マウンド上の石川は1回の表ノーアウトランナー2塁のピンチをしのいで迎える、2回の表のマウンドです。
片岡さん、神宮球場に入ってこの松田がまだノーヒットなんですね。
≫初戦で、この石川投手からホームランを打っているんですよね。
松田選手というのは…。
バッターというのはやはり相手に不調をあまり悟られない打者がいい打者と思うんですけど。
松田選手も打率は低いですけどこの思い切りというのは非常に怖いですよね。
≫野村さん、当然、その第1戦でホームランを打たれた相手ですから石川も、ここは意識してのマウンドになっていますね。
≫そうですね。
コーナーに丁寧には投げているんですけどね。
やはり打たれたということはピッチャーは覚えていますからどうしてもボール、ボールになってしまいましたね。
≫塩原さん、この松田に関して藤井バッティングコーチは先ほど片岡さんのお話にもありましたが状態が初戦のときからずっといいという話をしていました。
ただ、前を打つイ・デホが好調なので自分がという意識がちょっと強いんじゃないかという話をしていました。
≫これ、やはり片岡さん当然、バッターとしては意識しますか、前のバッターの結果というのは。
≫やはり、前でよく打たれますと自分もっていうようなことで少し空回っているかもしれませんが松田選手の野球スタイルというかよく言うホットコーナーという打つだけではなく守備のときの華麗な姿勢というのが私は非常に好感を持っていますけどね。
≫ここは石川、シンカーでフルカウントからの勝負。
空振りの三振。
野村さん、今の投球は?≫フルカウントなのでストライクゾーンでなんとかとは思ったんですけどよく腕が振れているのでいい変化をしましたね。
≫先頭バッターの松田しかも、第1戦でホームランを打たれた松田を空振りの三振。
そして、今シーズンの神宮球場の石川の成績はご覧のように9勝1敗防御率2.00。
≫塩原さん、その辺りについてキャッチャーの中村ですが特に神宮球場では今のシンカーが切れているという話です。
かなり本人もマウンドではそういった意味では神宮は合っているんじゃないかなという話でした。
≫バッターボックスには左打席、中村が入っています。
とにかくスワローズは神宮でピッチャーもそして、野手も非常にハイアベレージ。
高い成績を残しています。
片岡さんがポイントに挙げた今夜のゲームまず、先取点というところですけども。
両投手の立ち上がりを見るとなかなかてこずりそうですかね。
≫状態はいいでしょうね。
≫特に、石川投手の場合はやはりヤクルトは今日負けたら終わりですからね。
ちょっと丁寧にいきすぎてソフトバンク打線全体に対して弱気というか、ちょっと丁寧にいきすぎた部分があったので今日はそれを本当に大胆にといいますか思い切って攻めてますよね。
≫そして、バックで山田も、その石川を支えます。
バッターボックスには今宮。
2年連続のゴールデングラブ賞の今宮はこのシリーズでホームランを放っています。
自身初のバックスクリーンへのホームラン。
第3戦に見せました。
第3戦、今宮のホームランです。
片岡さん、この日は風も強かったんですけど思わぬ人が本当に、打ちましたね。
≫力はありますよね。
≫テンポよくゲームのほうは進行しています。
神宮球場、これから2回の裏スワローズの攻撃。
4番の畠山が右バッターボックスに構えます。
青木さん、ここまで非常にいいテンポできてますね。
≫そうですね。
両投手が本当に安定感のあるピッチングをしていると思います。
≫1回を三者凡退、スタンリッジ。
2回、4番の畠山に対します。
野村さん、昨日は4時間を超えるゲームになりましたがこれは、非常にリズムよくきていますからどの辺りで攻撃陣が糸口をつかむかもポイントになってきそうですが。
≫もちろん、そうですよね。
ソフトバンクからすると初回、いい形でツーベースが出たんですけどそのあと石川投手が粘りましたからなかなかこの先展開が読めませんが両投手とも、ここまで非常にいいのでまず突破口をどう切るかですね。
≫サードの松田のプレーです!今のバッティング、そしてジャンプ一番。
このボールを後ろにやってなるものか。
松田が抑えました。
これは、1本損したよという表情の畠山。
青木さん、どのチームにもやはりムードメーカーっていますけどもこの松田選手なんかはその典型的な選手ですね。
≫そうですね。
本当にうらやましいほど元気があるので。
彼みたいなのがチームに1人でもいると活気付くし。
いつもいつも、こうやって元気を出してくれると本当に安心感を与えてくれますよね。
≫ワンアウト、ランナーなしでバレンティンを迎えます。
今日は、5番に昇格してのこの打席。
その昇格の決め手となった昨日のヒット。
片岡さん、復調気配といっていいでしょうか。
≫まだ本来のバレンティンの調子じゃないと思うんですがやはりここでヤクルトサイドとして期待するのは長打ですね。
ですが、もう少しこのシリーズを見ていますと少し、ストライクゾーンを広げてしまっているというかアウトコース、インコースを打つのか速いボール遅いボールを打つのかと。
追い込まれるまでは、もう少しどちらか絞ったほうがいいかもしれないですね。
≫スワローズ、初ヒットは5番に昇格のバレンティン。
ワンアウトランナー1塁です。
チームに元気を与えるという意味では青木さん、やっぱりスワローズはバレンティンですよね。
≫彼本来の力を出してくれればよりヤクルトのほうにも勝つ確率が高くなると思うし彼が、1つのポイントだと思います。
≫ホークスの中心であるイ・デホと重なり合うファーストベース。
そして、こちらも6番に昇格の今浪。
このシリーズ、10打数3安打。
打率がちょうど3割です。
スワローズ打線は6番に今浪。
そして、7番に雄平です。
ここは片岡さんもう少し見たいようなそんな場面でもありましたが。
≫もちろん、理想としては引っ張ってもらって1、3塁という形を作りたかったんでしょうけど今は、ボールというよりクイックにタイミングが刺されましたよね。
ですから、ちょっともったいなかったなという凡打になってしまいましたね。
≫しかしツーアウトランナー1塁ではありますが打席の雄平は、対スタンリッジ8割を超えるという相性です。
野村さん、対戦成績で8割を超えるということになるとマウンド上、スタンリッジも意識しないわけにはいきませんね。
≫もちろんですね。
雄平選手というのは超積極的なバッターなので。
その辺も頭に入れての攻めになるとは思うんですけどね。
とにかく今日のスタンリッジを見ているとストレートが非常に多いのでね。
もちろんスタンリッジ投手はボールで打たすというよりストライクゾーンで勝負するピッチャーですから今シーズンを見ていますと雄平選手は少しボール球を打ってしまう傾向があるので。
8割というような打率は納得できますね。
ストライクゾーンにくればある程度、雄平選手らしい打撃を見せてくれると思います。
≫バレンティンは3塁へ。
ツーアウトから雄平対スタンリッジその相性のよさをしっかりと見せました。
今のバッティング。
野村さん、やはり数字どおりというような結果にもなってくるんですね。
≫今のチェンジアップ真ん中低めで見逃せばボールだとは思うんですがスタンリッジとしてはそんなに悪いボールではないんでしょうけどやはり相性もあるんでしょう。
うまく拾われました。
≫バッターボックスには8番キャッチャーの中村。
青木さん、とにかく今シーズンはこの中村がチームとしては本当に大きく成長したシーズンです。
≫彼が本当、1年間ずっとキャッチャーでいてくれたことがやっぱり、チームにとっても大きかったと思うし。
本当に、キーポイントとなる選手ですね。
≫ここは、打席でもピッチャーの石川に対しての援護としたい、中村。
このシリーズのポイント。
まずは、先取点。
そこに向けてのビッグチャンス。
3塁ランナー、バレンティン。
1塁ランナー、雄平。
戦況を見つめる工藤監督。
そして、スタンリッジをリードします。
このシリーズ初めてのマスク、鶴岡。
≫2回が終わって0対0の神宮。
3回の表、石川が今投球練習を終えました。
そしてホークスの攻撃を迎えます。
片岡さん、2回の裏はスワローズチャンスを迎えたんですが石川の前で攻撃が終わりました。
≫ただ、点が入らなかったってことで石川投手は、切り替えてマウンドに登っていると思いますよ。
≫そしてこの回のホークスは8番のキャッチャー鶴岡からなんですがここまでの投球、野村さんには石川投手、どう映ってますか。
≫非常に丁寧に投げてますよね。
絶対に先制点をやれないというのは本人が一番わかっていることでしょうから。
とにかく丁寧に投げている印象ですね。
≫石川はとにかくクライマックスシリーズの第1戦も任されました。
日本シリーズの第1戦のマウンドにも上がりました。
その中で自分自身答えを出し切れていない。
なんとかこのチャンスはという思いで第5戦、臨んでいます。
先頭バッター、鶴岡。
昨日はスタメンマスクの細川がバッターとしてはホームランを放つという活躍を見せました福岡ソフトバンクホークス。
第3戦までは、高谷がマスク。
そして、細川。
3人目、鶴岡。
どちらが先に先取点を取るのか今夜のゲーム。
序盤、3回の表まできました。
見逃しの三振です。
≫いいボールでしたよね。
8番とはいえこの回の先頭なのでやはり絶対に打ち取らないとならない。
もし出してしまうとピッチャー、送りバントでトップに回るわけですから。
それもインコースのストレートで投げきれた。
それで三振をとれたのは大きかったと思います。
≫そして、こういう小気味いい投球ですとこれ、青木さん守っている野手も次の攻撃に集中していけそうですね。
≫そうですね。
いいリズムで投げているのでそれが野手に影響するのはあると思います。
≫バッターボックスにはピッチャーのスタンリッジ。
打席に入っています。
セ・リーグの本拠地ゲーム。
ピッチャーが打席に入ってという攻撃になります。
4球目、空振り三振です。
ツーアウト、ランナーなし。
この試合、先頭バッターの川島にツーベースは打たれましたがそのあとのバッターは全て抑えてそして、ふた回り目川島にめぐってきました。
日本シリーズ、6打数3安打。
2打席目の対戦になります。
≫塩原さん、ソフトバンクサイド石川に対する見方は前回とピッチングを変えてくるわけではないというふうに藤井バッティングコーチ話していましたね。
シンカーがポイント。
低めのボール球のシンカーは見逃す。
ストライクゾーンのシンカーはどんどんと振っていくと。
いかにボール球を振らないかということを徹底していました。
≫この辺り、とにかくやはり、片岡さん絞り込んで攻めてはきているんですよね。
≫もちろん、そういうミーティングで指示は出ていると思いますよ。
それを実践できるソフトバンクの各打者の技術は高いですよね。
ですから、石川投手としてもインコースを意識させて低めの変化球を振らせたいと思っていると思います。
もちろん。
ですから、このインコースを今日は有効的にうまく使っていますよね。
≫第1戦でも石川からタイムリーヒットを放った川島。
今日、第1打席でもヒットを放っています。
古巣相手に燃える川島慶三。
スワローズ時代から家族ぐるみの付き合いというマウンド上の石川と、川島。
その2人が対戦しています日本シリーズ。
≫3回の裏東京ヤクルトスワローズの攻撃はラストバッター、ピッチャーの石川からなんですがその前の、この投球。
野村さん、3者連続三振です。
≫三振がとれたことはもちろんいいんですがとれた内容が非常にいいなと思うんですよね。
やはりインコースのストレートで8番の鶴岡、1番の川島を三振にとれた。
これが非常に大きいと思います。
やはり、ソフトバンクが今日の石川をどう見るかと考えたときに、やはりストレートが多いぞと思わせることによってこれから、ふた回り目に入るので。
もちろん、幅が広がったと思うんですね。
だから、ストレートシンカーも含めていろんな要素が使えると思うので3者三振ももちろん、いいんですけど三振のとり方の内容も僕は非常によかったように思います。
≫まずは最初の対戦でもって石川が伏線をしっかりと張ったという対ホークス。
その石川がバッターボックスです。
片岡さん、今日マウンド上のスタンリッジも打席に入っている石川もピッチャーですけども2人とも、バッティング好きですね。
≫特に石川投手はシーズンのジャイアンツ戦でも非常にいいタイムリーを打っていますので。
打席の中で、粘っこいですよ。
≫9月下旬のスワローズマジック点灯につながったというジャイアンツとの直接対決。
そのゲームを中4日で任された石川は味方打線の援護がない中自らのバットでもって突破口を切り開きました。
≫あまり投手ですからインコースにこないだろうということで少し近くに立ってバットを短く持ってきますので投げるほうは投げにくいでしょうね。
≫松田からイ・デホにボールが送られました。
ワンアウト。
≫塩原さん、今日先発のスタンリッジのブルペンの状態なんですが吉井ピッチングコーチ非常に状態はよかったと。
37球だけで準備万端という話をしていました。
工藤監督、今日は最低ふた回り目までしっかり抑えてくれたらと。
リリーフ陣が控えているので5回、6回まで投げてくれたらベストだという話を試合前していました。
≫この辺りは野村さん先発しているスタンリッジそして石川ともに同じような感じでいけるところまで頑張ろうということですかね。
≫もちろんそうですね。
イニングとか球数ではなくて内容を見ながらだと思いますがもちろん、できるだけいくに越したことはないですから。
両チームとも後ろは盤石ですのでね。
どう、いい形でつなげるかです。
≫ふた回り目のスワローズ。
1番の上田。
上田が出ますととにかくスワローズ自慢の川端、山田そして畠山とつながっていきます。
打撃部門のタイトルを独占したそのバッターに上田がどうつないでいけるか。
≫塩原さん、その辺り上田なんですが。
4打数1安打よりも4打席立って2つフォアボールをとったほうが自分は役割としては成功なんだと。
とにかく出塁を目指していますという話です。
≫その上田、フォアボールを選びました。
ワンアウト、ランナー1塁。
両チーム通じて初めてのフォアボール。
1番の上田、歩きます。
ワンアウト、ランナー1塁で2番の川端。
青木さん、スワローズは2回の裏のチャンスを逃していますのでここは上位打線楽しみが広がっていきますね。
≫そうですね。
今ランナーに出た上田はやっぱり、走れるのでピッチャーに対してもプレッシャーを与えられると思うしましてバッターは川端ですから。
首位打者をとれるぐらいのバッターなので。
とにかく、ここでなんとか山田につなげることができたらいいなと思っています。
≫送りバントのサインの出ない2番バッター。
首位打者、川端バッターボックス。
ホームラン王と打点王が控えるスワローズ打線。
後がない戦いの中ホークスにチャレンジしていきます。
初球センター返し!片岡さん、今のバッティングです。
≫川端選手らしいですよね。
ちょっと、このシリーズに入っていまいち調子が上がってこなかったんですが。
やっと川端選手らしい当たりが出ましたよね。
やっぱり、困ったらセンター返しということでしょうね。
≫俊足の上田、2塁。
そして、1塁にはヒットの川端。
バッターボックスには山田。
スワローズファンの大きな声援とともにこの山田の打席。
防戦のホークス。
マウンド上のスタンリッジ。
やはり、中心人物にチャンスはめぐってきます。
スワローズ、先制のチャンスを迎えた3回の裏。
外野は、やや深めの守備位置。
なかなか、しかしここは野村さんスタンリッジも投げにくそうですね。
≫もちろんですね。
一番警戒しなきゃならないバッターをここで迎えたわけですからね。
なので、1打席目三振をとったとはいえやはり、この打席は別と考えないとだめでしょうね。
≫これで、野村さん、バッテリー追い込んだ形にはなりました。
≫スタンリッジとしてはこのストライクをとれたのは大きいでしょうね。
ですから、これからまだ3つボールが投げられるわけですからね。
どのボールで最後、決めるのかというのを選びながらの次のボールになると思います。
≫ここから、どうしとめていくかというところに移っています。
石川から始まった3回の裏スワローズの攻撃はこの石川のあと上田、そして川端がつないで2塁1塁。
絶好のチャンスで山田。
この打席は、片岡さんどんなことを山田選手は心がければいいでしょうか。
≫追い込まれているのでやはり、センターから逆方向への意識を持ったほうが1打席目、やられているスライダーに対応できると思います。
≫3回の裏の願ってもないチャンス。
そして、やはり青木さんこの神宮の声援ですからね。
≫このファンの声援もあと押しになってくると思います。
≫ホームで圧倒的な勝率を誇りますスワローズ。
何度この声援が背中を押してくれたことか。
野村さん、ツーストライクからのフルカウントです。
≫1打席目に振ったスライダーと同じところに投げ込んできたんですがね。
やはり、追い込まれているということも含め1打席目で見たということもあって今のはしっかり止まりましたね。
なので、いい形で追い込んではいますがこうなると、スタンリッジもちょっと苦しくなりますよね。
≫山田に対して、フルカウント。
ここまで非常にテンポよく進んできたゲームが1球をめぐる攻防に切り替わって1球1球の間がなんともいえない緊張と興奮。
今の投球、そして山田のバッティング。
緑のメガホンが揺れています。
その中で、山田コールを受けて…。
ファウルで粘る山田です。
片岡さん、ここはとにかくファウル、ファウルという山田ですね。
≫追い込まれていますから。
もちろん、ここは長打というよりもタイムリーを打つというか次につなぐという気持ちでいいと思うんですよね。
≫次が4番の畠山。
そして、当たりが戻ってきたバレンティン。
空振り三振!山田、2打席連続三振。
まずは、野村さん今のスタンリッジの投球。
≫昨日の攝津のことも少し考えたんですけどね。
攝津であればコントロールがいいピッチャーなのでどこかでインコースのストレートいくかなと思ったんですがやはり今日のスタンリッジを考えると決してコントロールがいいほうではないんですね。
そう考えると外のストレート、もしくはスライダーだと思いながら見ていたんですが最後はど真ん中でしたけどね。
ピッチャー、バッテリーとしては助かりましたよね。
ヒヤッとしたと思いますよキャッチャーの鶴岡は。
≫山田、悔しい打席となりました。
今度は4番の畠山。
とにかくチャンスの場面で3番、4番ですから青木さん、ちょっと力が入りますね。
≫そうですね。
ただ、スタンリッジのスライダー、いいですね。
結構速くて、落差も大きいですし。
だから、ストレートもやっぱり遅れてしまいがちですよね。
スライダーをマークしてしまうというところでこの、まっすぐもより生きてくると思うし逆のことも言えるし。
≫山田に続いて畠山に対してもスタンリッジは2球でツーストライク。
どちらが均衡を破るのか。
3回の裏、スワローズチャンス。
最後はブルペンの辺りまでイ・デホもボールを追いましたがファウルボール。
現在、風はほとんどありません。
神宮上空です。
このシリーズホームラン2本の畠山。
ピンチで3番の山田を三振に打ち取りましたスタンリッジ。
畠山も追い込んだ形。
バットは回っていません。
畠山はとにかくレギュラーシーズンペナントレース優勝というのがシーズンの一大目標。
だからこそ、そのあとに続くクライマックスも日本シリーズも大きなおまけのようなもの。
楽しみたいと語る33番。
≫日本シリーズ第5戦は序盤、3回が終わって0対0。
そして、これはVTRでご覧いただいていますがつい先ほど、4回の表その攻撃に移る前に円陣が組まれたという3塁側ダッグアウト前です。
4回の表、ホークスの攻撃。
2番の明石から。
片岡さん、ホークスは円陣を組んだ直後の点数って、非常に結構、目立っているんですよね。
≫コーチも円陣を組むタイミングってあると思うんですよ。
今言われましたようにある程度の縁起を担ぐのもあると思いますし、この場合2番から始まるということもあるかと思いますしそして、今日の石川投手はいつもよりインコースを使っていますので見逃し方を見ていると追い込まれたらインコースは捨てろという指示が出ているかもしれませんから。
≫円陣直後のホークス4回の表ノーアウト、ランナー2塁!ベース上、にやりと笑ってそして、明石のバッティング。
バレンティン、とれませんでした。
1回の表に続いての、ノーアウトランナー2塁というチャンス。
しかも、クリーンアップ。
まずは3番の柳田です。
何か野村さんスワローズが押せ押せという2回、3回、チャンス生かせず。
今度は4回、石川にとってはピンチになりましたね。
≫そうですね。
全く同じ展開になってますね。
≫ツーベースヒットの明石。
きわどいところでした。
そして、第1打席はランナーをスコアリングポジションに置いてショートゴロに倒れた柳田。
この場面はどうでしょうか。
柳田のシーズンの得点圏打率4割1分3厘です。
ただ1人4割台をマークしています。
ここで、その存在を片岡さん、とにかく示したい場面ではありますよね。
≫どうしてもフルスイングが注目されていますけど得点圏打率を見てもそうですし追い込まれてからバッティングを変えるというのも柳田選手の強みですよね。
そうでないとあれだけの高打率は残ってきませんよね。
≫そして、ホークスサイド円陣ではどんな指示が飛んだんでしょうか。
≫塩原さん、柳田の状態に関しては藤井バッティングコーチはヤクルトバッテリーの術中にはまっていると。
インコース攻めにあって普段手を出さないアウトコースのボール球にも手を出しているという話です。
≫片岡さん、今のバッティングは。
≫柳田選手としては打ち損じていますかね。
いまいち、自分が打とうと思っているポイントまでボールが呼び込めていないといいますか。
今、言われていましたように少しインコースが気になるばかりによく言う、少し開きが早いというような…。
≫しかし、ランナーは3塁に進んでバッターボックスにはイ・デホです。
第1打席はセンターフライというイ・デホ。
≫塩原さん、昨日も首の痛みはやっぱりあったそうなんですがそれでも強行出場。
本人は内川が出られないという思いもあるし自分まで抜けてしまったら打線自体が機能しなくなると。
やっぱり4番の使命というものを相当感じて戦っていますね。
≫福岡から神宮に移動してきてそして、寝違えたというイ・デホは、第3戦はヒットがありませんでした。
その治療を施して出場した、昨日のゲームでは猛打賞4打点の大活躍。
そして、イ・デホのデータです。
左ピッチャーに対しては4割という打率を誇ります。
その石川が相手。
ここはもう、とにかく野村さん外野フライを打たれてしまうとそのまま先取点につながるというシーンですね。
≫これは内野陣は当然前に出ていますから。
理想は三振ですがやはりゴロを打たせたいですよね。
≫レフトへ!黄色いスタンドへホームラン!4回の表、4番のイ・デホ!このシリーズ、2号ホームランはほしかった先取点!王手をかけたホークスが先制です。
石川、打たれました。
背番号1のハートを胸に背番号10番ダイヤモンドを1周しました。
そして、真中監督が今、出ていったのは…。
今の、イ・デホの打球のその行方。
ビデオ判定を要求したようです。
これは今、片岡さんビデオ判定ということで審判団が、VTRチェックに行きましたね。
≫バッターとしても非常にうまく打っていますし。
ただヤクルトベンチから見れば非常によく見える角度でしたので。
≫これ、VTRでいろんな角度から見たときに…。
これは一番、レフトのスタンドのカメラを見ると…。
この日本シリーズは6人の審判団でもってゲームが進行していますが。
責任審判は1塁塁審の笠原さん。
イ・デホの第2号ホームラン。
これが認められますと王手をかけている福岡ソフトバンクホークス先取点ということになりますが。
青木さん、やはり大きな舞台こういう微妙な判定というのはやっぱり時間をかけてしっかりと出してもらいたいところではありますね。
≫そうですね。
これが本当に勝敗を左右するようなプレーになる可能性もあるわけですから。
ヤクルト側としては引けないでしょうね。
≫そして、野村さん逆にどういう判定になったとしても石川投手自身は気持ちを切らさずにいきたいところですね、この時間。
≫もちろん、気持ちを切らすところではないですからね。
結果は別としてやはり切り替えていかないとならないですね。
≫レフトポール際でした。
おいで、おいではホークスファン。
マウンド上、もちろん判定も気にはなりますが…。
≫いつもより、やっぱり時間が少し長いですね。
≫明らかにポールの上なのでね。
見る角度によってはファウルにも見えるしフェアにも見えるので。
オンラインでカメラが捉えているかどうかですね。
≫今シーズン、ちょっとこのビデオ判定でいろいろ、ありましたから。
審判団もここは慎重ですよね。
≫ましてや、このシリーズでホームランかファウルで全然変わってきますから、展開が。
≫ヤクルトスワローズ絡みのホームラン判定もつれにもつれたというとやはりヤクルトスワローズ初めて日本シリーズに進出した対阪急ブレーブス戦。
そこでのホームランがどうだったのかというところで非常に、片岡さん。
あのときは、長時間ゲーム自体の進行が止まってしまいましたしね。
≫私が小学生ぐらいのときで記憶にありますけどね。
今夜、この第5戦。
工藤監督胴上げなるかというところ。
ビデオ判定となっているイ・デホの一発ですが。
≫塩原さんヤクルトベンチ横の通路に今、ビデオが置いてある部屋があるんですが審判の皆さんと球団の担当者が集まって今、何度も何度も再生をしてスローで確認しています。
かなり時間がかかっているようです。
≫ご覧の、見えていた通路からちょっと入ったところの部屋で審判団によるビデオ判定ということになっていますが非常に時間がかかっています。
≫今の角度しか映像がないのであれば非常に判断、難しいですよね。
バッターとすれば、芯で捉えたらファウルになるようなコースでしたから。
≫果たして、イ・デホのシリーズ2本目のホームランは認定となるのか。
その一発を、もう一度ご覧いただきます。
確かに、この瞬間の…。
レフトの線審その手が回る瞬間まではやや、時間もかかりました。
≫シーズンですと線審はいませんから。
先ほど言われた大杉さんのときは線審が、確か私ポールの下におられたような気がするんですけどね。
そして、この1周してくる時間もあったんですけど真中監督、ビデオ判定をしてくれという要求を出しました。
そして、6人の審判団VTRチェックに入ったまままだその姿は見えません。
これ、ですから野村さん逆に時間がかかればかかるほど何か、どちらにとってもしっくりこない。
そんな感じになりますね。
出てきましたね。
では説明を待ちましょう。
≫大変長らくお待たせいたしました。
ただいま、ビデオ映像による確認の結果ホームランで再開します。
≫その瞬間3塁側、レフトスタンド歓声が上がりました。
しーんと静まり返ったバックネットから1塁側のライト方向。
しかし、石川自身もマウンドでここからあとを抑えますという思いで今、ロージンに手。
バッターボックスには松田が入ります。
イ・デホ、ツーラン。
ホークスがほしかった先取点。
一発でもって2点を取りました。
7分間の抗議、そして中断でした。
ビデオ判定。
松田が続いていく。
ワンアウトから松田がヒット。
野村さん、第1戦も松田のホームランからのホークスは6連打というのがありました。
これが、ですからホークス打線の怖いところなんですよね。
≫そうなんですよね。
確かに、イ・デホに打たれたボールもツーシームかシンカー系が甘く入っているんですが。
これも結局、そうなんですよね。
なので、やはり今いいタイミングで高津コーチがマウンドに行かれましたけどこれ以上やれないことは事実なので。
やはり気持ちを切り替えて、整理して1つ1つ目の前のバッターをとっていくというように集中力だけは逃さないで投げてほしいです。
≫ちょっと、野村さん7分って長かったですね。
≫長いと思います。
石川投手の姿も見ていましたけど。
やはり、肩を冷やさないようにゆっくりは投げているんですがやはり、この間っていやなんですよね。
結局、初球もとんでもないボールで外れましたし今度は、ストライクとなると今、甘く入りましたからね。
≫バッターボックスには6番、中村。
高津コーチが一度マウンドに行ってのゲーム再開です。
≫青木さん、今年からメジャーはチャレンジが導入されたじゃないですか。
あれ、選手では評判はいいんですか。
≫向こうの選手はどちらかといえば正しいものを正しいと言ってくれればいいという感じなので。
あれは、あれでいいとは言っていますね。
ファンの評判はよさそうですけどね。
チャレンジしている間とかもアウトかセーフかすごい、その間が受けがいいみたいで。
≫イ・デホの一発。
≫ただ、野球が少し変わってきますよね。
たとえば盗塁とかしたときも勢い余って抜けてしまったらアウトだとしても少しベースにスライディングの反動で足が浮いてしまったり…。
ほんの少し浮いてしまったとしてもアウトなので。
≫あまりにも細かいところまで見られすぎるということですね。
≫そうですね。
明らかにアウトのタイミングでもセーフになってしまうのがよく、ありますね。
≫だけど日本も導入される可能性ありますからね。
≫でもホームランのビデオ判定も私は大賛成ですけどね。
≫近年結構ルール改正というのは多くなってますけどキャッチャーのブロックもしちゃいけないし。
だから、外野手の僕からするとタイミングはアウトなのにタッチの分でセーフになるということがよくありましたね。
≫セカンド、タッチアウト!松田の盗塁は中村、意地で阻止しました。
≫ソフトバンクは前回もディレードスチールをしましたよね。
川島が。
指示が出てるんですかね。
≫ある程度、狙ってますね。
≫日本シリーズ開幕の日にキャプテンで4番の内川ろっ骨骨折で欠場というのが判明しました。
その中で任された4番の重責。
イ・デホ。
この王手をかけて迎えた第5戦、シリーズ2号ホームラン。
ビデオ判定を挟みましたけれども先制の一発。
追い詰められたスワローズ2点を追う展開になりました。
4回の裏の攻撃が始まります。
打席には、5番、バレンティン。
そして2点をもらったスタンリッジの投球です。
バレンティンからの攻撃。
バレンティン、ライトフライ。
≫塩原さん今日のスタンリッジについて宮出バッティングコーチからコメントが入りました。
ボールに力がある。
球が強いからといって強振すると相手の術中にはまっていく。
右にも左にも外中心の配球だし逆方向にポイントを持ってコンパクトなスイングで狙っていきたいという話です。
≫スワローズサイドの見方が上がってきましたけれどもこれ、片岡さんやはりバッターとしては攻略の中盤としたいところですよね。
≫ふた回り目に入ってきましたけど打者、上田選手の1回だけを除いてはほぼ初球はストライクで入ってきているんですよ。
ですから、当然初球を狙いにいきたいんですけどこうして先頭バッターが初球で倒れると次のバッター初球を狙いにくいですね。
≫6番の今浪です。
≫ですから右打者より左打者のほうが狙いやすいとは思うんです。
緩急という意味ではチェンジアップもありますけどある程度、まっすぐとスライダー系のボールという入ってくるボールにある程度、合わせて振れますので。
内容を見ても、左打者のほうが打ちやすいような気がしますね。
≫バッターボックス、今浪です。
これで、野村さん2点をもらったスタンリッジの投球がどうなっていくのかですね。
≫今まで、ストレートスライダー、チェンジアップとあるんですけども、比較的スライダーもチェンジアップも球速が速いんですよね。
なので、今日もこの打席の今浪選手に対して初めてのカーブ。
今のもそうでしたが投げてきたのでね、若干変わるかもわかりませんね配球も。
今、今浪選手うまく打ちましたね。
カーブ。
≫今浪、ライト前ヒット。
スワローズ、4本目のヒット。
今浪のバッティングです。
この辺りは青木さんスタンリッジのボールは球速と、ボールの回転などなかなか、ちょっとわかりにくいところもあるんですか?≫基本はまっすぐとスライダーが中心だと思うんですけど今みたいにたまにカーブを投げてくると思うんですがでも、今浪選手よく、うまく打ちましたね。
≫このシリーズ活躍を見せる今浪。
そして7番の雄平です。
対スタンリッジその相性のよさをこの2打席目でも見せることができますか。
第1打席はライト前ヒットを放っている雄平です。
片岡さん、ベンチとしてもこの打席の雄平には相当、期待が高かったと思うんですがね。
≫雄平選手本人もタイミングが合っているということを本人が一番感じていると思うんですけど。
これは、ちょっと意識の中で1、2塁間という意識があったかもわからないですね。
打ち方が少し引っ張りにかかって。
ゴロを打ちたいというフィニッシュに見えましたね。
≫バッターボックスには中村。
ネクストバッターズサークルには9番、ピッチャー石川のところですけれども今、素振りを行っているのは今シーズン限りでこのユニホームを脱ぐと決めました、ユウイチです。
スワローズ、追い詰められて追いかける展開。
最初の打席はスタンリッジに対してセカンドゴロだった中村です。
≫2対0王手をかけているホークス、2点。
そして5回の表のマウンドに石川が上がっています。
野村さん、このシリーズスワローズの先発ピッチャーがとにかく、5回まで投げ切ってないんですよね。
≫そうなんですよね。
ですから今日も石川投手ですからどれだけ粘れるかという話をしましたがただ、イ・デホの一発だけで内容的には決して悪くないので。
そしてこの回は7番、8番、9番の下位打線ですね。
スワローズとしては次、石川投手から始まるので恐らく、この回3人でピシャッと抑えても代わるでしょうけどもこの回は下位打線なのでまず3人でピシッと抑えて次につなげたいですね。
≫先頭バッターの今宮。
シンカーで体勢を崩しての空振り。
とにかく青木さんいいテンポ、リズムでもって次の攻撃に移っていきたいところですよね。
≫まだイニングはあるので。
まだ中盤ですからね。
しかも2点差なのでワンチャンスで同点ですから、全くまだまだわからないと思います。
≫7番の今宮。
フェアです。
ホークス、5本目のヒット。
先頭バッター、今宮ツーベースで出ました。
この試合、3回目のノーアウトランナー2塁です。
そして、今の打球の行方そして、フェアの判定となったその瞬間です。
7番の今宮、ツーベースヒット。
ホークス、ヒット5本をここまで打っていますがそのうちの4本が長打。
2塁打、3本ホームラン1本です。
野村さんのおっしゃっていたこの回、3人できっちりと、が早くも崩れてしまいましたね。
≫そうですね。
ツーストライク目外のシンカーをうまく空振りとって、今インコースのカットボールだと思うんですけどね。
コースは厳しかったと思いますけど今宮選手がくるっとうまく回って捉えましたね。
≫そして、8番の鶴岡がバッターボックスと。
バントの構えを見せています。
3塁コーチャーズボックスにはかつて、スワローズの飯田コーチです。
ダッグアウト内、笑顔の工藤監督。
今シーズンは交流戦で神宮球場の対戦がありませんでしたので飯田コーチ自身も久しぶりの神宮での戦い。
その舞台になっています。
青木さんここは石川投手としても踏ん張りどころですよね。
≫そうですね。
本当に1つのポイントだと思いますね、ここは。
これ以上やれないので。
なんとか、ここは踏ん張りたいところだと思います。
≫福岡で星を2つ落としてこの神宮に移ってきて本拠地だとか敵地だとか言っていられない。
もう負けるわけにはいかないんですという石川。
その思いをぶつけての第5戦のマウンドはイ・デホにツーランを浴びました。
そして、5回ノーアウトランナー2塁のピンチ。
片岡さん、ここでソフトバンクも鶴岡ワンボールツーストライクのカウントです。
≫もう、ヒッティングしかありませんからここは、次のスタンリッジはあまりバッティングが得意ではないのでここは鶴岡につないでもらってというふうな考えですよね。
ブルペンのところまで畠山、懸命の鶴岡のファウルボールを追いかけていきましたがとれません。
とにかくノーアウトランナー2塁。
1番の川島慶三は対左、石川用で起用されている1番。
どうつないでいけるかという8番、9番です。
2点を先制したホークス。
次の1点がほしい、この中盤。
このシリーズ初めてマスクをかぶって、スタンリッジをリードしているキャッチャーの鶴岡。
ランナー2塁、そのまま。
もう1点もやれないというところで野村さんしのいでいけるかという石川ですね。
≫そうですね。
この打席、バッターはスタンリッジですけどもこれは、確実にとるとして次の川島ですよね。
なんとか粘ってここは絶対に0で切り抜けたいところですよね。
≫バッターボックスピッチャーのスタンリッジ。
ここでスタンリッジバントの構えからのヒッティング。
工藤監督も、今のスタンリッジのそのプレーに驚きのリアクションです。
ネクストバッターズサークル川島慶三。
工藤監督から飯田コーチへそして、スタンリッジにサインが伝わっていきます。
しっかりとここは抑えたい石川。
自らの投球を楽にする場面につなげるか、スタンリッジ。
フルカウントになります。
≫1つ前と今のボールで空振りを取って三振をとりたいんですけどね。
この2球を見られるとピッチャーとはいえ、いやですし。
ここはやっぱりフォアボールを出せないのでストライクゾーンで勝負したくなるんですよね。
なので、ピッチャーとはいえバットを持ってますからね。
≫最後は、なんとフォアボール。
石川、この試合初めてのフォアボールはピッチャーのスタンリッジに対して。
ワンアウトランナー2塁1塁。
工藤監督、ダッグアウトからウィンドブレーカーを持っていくようにとすかさず指示を送りました。
そして真中監督ピッチャーの交代を告げました。
では、今日、ここまでのゲームをハイライトで振り返ります。
ホークスが王手をかけた、このゲーム。
石川、シリーズ2度目のマウンド。
1回の表、その立ち上がりを去年までスワローズで活躍した川島のツーベースで幕を開けました。
しかしスコアリングポジションにランナーを置いた場面で4番のイ・デホはセンターフライ。
どちらが先取点を取るんだというゲームの流れの中で、石川自身は2回、3回とホークス打線を三者凡退。
そして、3回の裏にはスワローズがチャンスを作ります。
ワンアウト2塁1塁から3番の山田は2打席連続三振。
4番の畠山、ショートフライでチャンスを生かせませんでした。
その直後。
そしてこの回、入る前にホークスは円陣を組んで臨んだ対石川攻略。
4番のイ・デホレフト、ポール際へのツーランホームラン。
ここは、真中監督の抗議でもってビデオ判定になりましたがホームランが認定されました。
王手をかけた工藤福岡ソフトバンクホークス。
2対0というゲーム。
野村さん、石川結局、5回途中で77球、マウンドをあとにしました。
≫やはり、先頭の今宮選手にツーベースを打たれたのが非常に苦しくなった状況だとは思うんですけどね。
なんとかこの回は粘ってほしかったですがね。
本人が一番悔しいとは思いますけども。
≫そして、悔しさとともに青木さん、スワローズは本当に追い詰められましたね。
≫そうですね。
ここで、本当に粘りたいところだと思うんですけど。
とはいってもまだまだ、中盤で2点差なのでね。
とにかく、ここを今はしのぐことですよね。
≫片岡さん、本当に次の1点、どちらかというのは重要な状況になってきましたね。
≫イニングと展開からしてこの次の1点は非常に大きいですね。
≫マウンド上には2番手の石山が上がっています。
このシリーズ、3度目のマウンド。
そして、打席には川島慶三です。
野村さん、開幕前はこの石山も先発ピッチャー候補の1人でしたけれども2番手、その役割を果たしていますか、ここまで。
≫そうですね。
このシリーズでもいい働きをしてくれていると思いますね。
≫とにかく日本シリーズは延長までもつれ込めば15回制ということで長い戦いはなかなか、そう簡単にシーズン同様中継ぎ陣をどんどん継投で使っていくことはできません。
そういった中ではある程度、まとまったイニングを期待される、マウンド上の石山。
石川はあとはダッグアウトから戦況を見つめて仲間を信じて声援を送るだけです。
ホークス、追加点のチャンス5回の表。
バッターボックスは今日、最初の打席に石川からツーベースヒットを放っている去年、シーズン途中までスワローズのユニホームを着て活躍した川島です。
≫塩原さん、石山なんですがストレート、カーブシュート、スライダーフォークという球種を持っていてその中で今、一番自分が自信のあるボール切れているのはストレート強気でそう語っていました。
≫その石山がストレートで川島を追い込みました。
ここで、川島、タイムをかけます。
ピンチの場面で2番手のマウンド石山。
サードゴロは川端、前に落とす。
3つの塁が、これで埋まる。
ワンアウト満塁。
今の川島のバッティングそして川端…。
片岡さん、これでスワローズ、ピンチが更に広がってということになってしまいました。
≫今の打球は非常にサードとしてはアンツーカーが気になるとは思うんですけど。
今の打球であれば、正面に入ったほうがよかったでしょうね。
よく前に落ちましたよ、今の。
ちょっとバウンドが合っていなかったですから。
正面に入って、前に落としてサードベースを踏んで1つアウトというような難しい打球ではありましたけどね。
≫5回の表、ホークスの攻撃は7番、下位打線からでしたがワンアウト満塁とピンチが広がって2番、明石。
ホークスは追加点のチャンス。
追い詰められたスワローズこのピンチをどう切り抜けていくんでしょうか。
祈るような思いで、エースの石川。
そして、この満塁のピンチ。
ホークス、明石は絶好のチャンス。
満塁でツーボール。
野村さん、何か、じわりじわりと追い詰められていっていますねピッチャーが。
≫今のもいいコースにはきているんですけどね。
ただ、満塁ですし明石、当たっていますけどここは勝負していくしかないので。
開き直って、腹をくくってやるかやられるかなので思い切って攻め込んでほしいです。
≫ワンアウト満塁ホークス絶好のチャンス。
そして、胴上げを確実にするための最大の、この場面です。
2番、明石3番は柳田。
意地を見せたいスワローズの石山。
満塁で次の1球。
工藤監督の胴上げを今夜信じるホークスファン。
意地を見せたいスワローズ。
ワンアウト満塁で、フルカウント。
≫いいボールでしたけどね。
僕もどうしてもピッチャー目線で見てしまうので。
今のはとってほしかったなという印象ですね。
次のボールになってしまいますからね。
やっぱり、石山君がいかに切り替えられるか。
≫1球ごとに、歓声とため息。
神宮球場。
そして、5回の表押せ押せのホークスサイド。
祈るような思いで見つめているのはスワローズ応援団。
もちろん、石川もです。
1人、かえってきます。
なお、ワンアウト満塁。
3対0となります。
フルカウントから、明石レフト前タイムリー。
フルカウントになってこの勝負での、片岡さん明石のバッティングでしたけれども。
≫調子のいい明石に対して甘いといいますかまっすぐを投げざるを得ないそういうカウントと状況でしたので。
やっぱり、スリーボールツーストライクになったこれもよくカウント負けといいますがまっすぐを投げざるを得ない。
ボールを投げられないので。
ただ、明石選手、さすが。
ナイスバッティングでしたね。
調子がいいですね。
≫そして、なおワンアウト満塁で3番の柳田。
ホークス、トリプルスリー。
ここで柳田が、その存在を示すことができるかどうか。
そして、このシリーズもうここまでくればMVP候補、その筆頭でしょうイ・デホが控えます。
追い込まれてバッターボックスの柳田の表情。
石川の前に今日は内野ゴロ2つ。
ピッチャーは石山に代わっています。
イ・デホが、そして松田が控えるホークス打線。
ホークスファンが待つのはあとは柳田のバッティング。
3点目が入ってわっしょいわっしょい。
神宮のホークスファンの声援に柳田のバットは…。
そして、石川のあとを受けた石山。
ここまでの石山対柳田野村さんはどうご覧になっていますか。
≫1球、フォークは投げましたがやはり、強気でストレートで押してますよね。
この姿勢は非常に大事だと思います。
ただ、最後はフォークボールで決め球で持ってくるのではないでしょうかね。
≫とにかくキャッチャーの中村も柳田に対して逃げるわけにはいかない。
しつこく、粘り強く攻めていきたい。
ファースト、畠山体勢が崩れてベースを踏んでアウトですが3塁ランナーピッチャーのスタンリッジ生還。
この回、2点目。
4対0。
柳田自身はファーストゴロに倒れました。
今のシーンです。
セカンドの山田もボールを追いかけてちょうど畠山ボールをとった直後前を横切るようなプレーになりましたか。
これ、片岡さん今のは仕方がないですか。
≫一発で放ればタイミングはいいタイミングでしたがちょっと体勢が崩れましたので投げにくかったんでしょうね。
ただ、これは何か試合の流れというかそういうようなものを感じますよね。
≫ホークス、今夜決めろというそんな流れが神宮球場を支配しているか。
そして、バッターボックスにイ・デホ。
≫塩原さん、打ったのはカットボール。
文句なしの当たりだったと振り返っていました。
あとは切れるかどうかだけでしたと本人はちょっと疑心暗鬼な部分もあったようですが手応えは十分だったようです。
≫ビデオ判定を受けて2度目のガッツポーズを見せたのは、イ・デホ。
この回、2点を追加して4対0とした福岡ソフトバンクホークス。
次が5番の松田。
イ・デホ、歩きます。
ツーアウト満塁。
そして5番、松田との勝負になります。
大歓声が起こる神宮球場。
このシリーズはここまで2割2分2厘。
ホームランが1本。
第1戦に石川攻略の口火となるホームランを放ちました松田。
とにかく、思い切っていくホークスの選手会長。
そして、その思い切りのいいスイングに向かっていくのは、石山。
野村さん、石山にしてみればなんとか抑えたい場面です。
≫もちろんですよね。
イ・デホに対してはカウントが悪くなったので歩かせましたけどね。
この松田をどうしとめるかだと思います。
≫ついに4対0となりました。
日本一の文字が見えています。
応援のスタンド。
そして、このファンの声援に松田としても応えたいところです。
神宮球場のラストゲームになります。
≫ソフトバンクホークス4回、2点。
5回、2点。
4対0としています。
レギュラーシーズンを90勝49敗。
貯金41で乗り切ってクライマックスシリーズを下克上を狙うロッテ相手に3勝0敗と退けて圧倒的な、その強さをライバルチームに示してきたその福岡ソフトバンクホークス。
2015年シーズンを締めくくろうとしています。
5回の裏、マウンドには先発のスタンリッジ。
そして、追いかけるスワローズピンチヒッターは森岡です。
ここはとにかく、スワローズの選手会長として森岡がムードを変えていきたいところ。
先頭バッターピンチヒッターの森岡センターフライに倒れました。
4点をもらってのスタンリッジの投球。
5回の裏。
そして、打順トップにかえって上田。
3打席目になります。
野手陣としても片岡さんとにかくなんとかしたい。
もう3打席目を迎えますからね。
≫ただ、各打者とも全く抑えられているというイメージはないと思うんですね。
ただ、イニングと点差が少しついてイニングが進んできましたので各打者が自分で決めようというよりとにかく後ろに回そうというそういうふうな意識で打席に入らないといけないですよね。
≫もともと、つなぐ意識でもって東京ヤクルトスワローズはこの1年間を戦ってきました。
≫特に3番、4番の前にランナーをためるということですね。
≫この辺りのスワローズの戦い方はやはり、青木さんがこのチームに在籍していたころから本当に変わらないスワローズの伝統的な部分でもありますね。
≫そうですね。
こういった伝統は続けてほしいなと思いますけど。
≫全員野球、チーム。
その一員一人ひとりがスワローズのために。
ピッチャーも、もちろんその魂の継投もあります。
そして、野手陣も次のバッターにつないでいくことがチームの勝利を呼ぶ。
今日は、1番の上田も自ら出塁率にこだわる、それを喜びとしてのフォアボールというのが第2打席には、ありました。
ここも、対スタンリッジじっくりと粘っていきたいところ。
ツーアウト、ランナーなしで2番の川端です。
シーズンの戦いの中ではツーアウトランナーなしからでも2番、川端が打てばとどまるところを知らないというスワローズ打線の破壊力を見せるシーンが何度もありました。
≫神宮球場、胴上げ王手福岡ソフトバンクホークス4対0としてご覧いただきます。
イ・デホのまずは先制のツーランホームラン。
石川がここまでホークス打線を抑えてきたんですが…。
そして、そのあと5回の表には満塁と攻め立ててじわりじわりと追加点。
柳田、内野ゴロの間に4点目が入っています。
今夜は、ゲストにサンフランシスコ・ジャイアンツの青木選手をお迎えしておりますけども青木さん、90勝を年間マークしたホークスの戦いというのはやはり、その強さを今夜、見ている感じですか。
≫打撃だけじゃなくてやっぱり、ピッチャーを中心とした守りの野球がしっかりできていると思うし本当にミスのない野球ができているような気がしますね。
≫そのホークスがこのあと6回の表の攻撃。
とにかく、スワローズも後がない中やはりかつての同僚たちの頑張り後輩たちの頑張り青木さんとしても応援はし続けたいところですね。
≫そうですね。
成長した姿を見せてほしいです。
≫青木選手の背番号23を引き継いでそして、来シーズンはその青木選手の背番号1まで追いかけてという山田選手。
第3戦で見せたあの1試合3連発という奇跡は今夜、神宮に巻き返しの、のろしとなって見ることはできるんでしょうか。
そして、片岡さんもう4対0として徐々にではありますけれどもカウントダウン態勢のホークスというふうにいっていいんでしょうか。
≫ホークスとしてはあとはアウト12個をとれば終わりで、ヤクルトとすれば12個とられるともう負けですから。
とにかく、もうディフェンスとしては1点もやれないと。
打撃面としては一人ひとりが粘り強くいくしかないですよね。
≫ただ、野村さんピッチャーにしてみれば最後の最後まで何が起こるかわからないというのが神宮球場の雰囲気ではあるんですよね。
≫そうですね。
スワローズは逆転の試合も非常に多いですしあと攻撃が4イニング残っていますからね。
ここで、もう1点、2点取っていくとまた、雰囲気も変わってくると思うので。
そのためにも、ここからの4イニングをピッチャー陣がどれだけ抑えるかですね。
もう絶対に点はやれませんからね。
≫大混戦といわれたセントラル・リーグを勝ち上がる、その大きなきっかけキーとなった、スワローズの中継ぎ陣の見せどころということになっていきます。
3番手としてマウンドには秋吉が上がっています。
シーズン、とにかく74試合という最多登板を果たしてこのシリーズでも第2戦そして昨日のゲームに続いて3試合目のマウンドとなりました。
6回の表ホークスの攻撃が始まっています。
バッターは6番の中村。
先頭バッターの中村に対します、秋吉。
本当に野村さん、今シーズンのスワローズ投手陣は最後の最後まで頑張りぬきましたよね。
≫本当、よく投げたと思いますね。
このシリーズでは先発ピッチャーが5回持たなかったということがあるかもわかりませんが。
≫中村のバッティングはレフトバレンティンが押さえました。
先頭バッターの中村レフトフライでワンアウト。
≫レギュラーシーズンをずっと考えてみると先発ピッチャーも含めてこのブルペン陣の踏ん張りというのが今年のスワローズを支えたといっても過言ではないと思います。
どうしても2番、3番、4番の川端、山田畠山と目立ちますけどもピッチャー陣が本当によく頑張ったと思います。
≫そういう意味ではとにかく片岡さん5回、まあ6回までとにかく1点でもリードしていれば逃げ切れるんだという流れが出来上がりましたもんねスワローズは。
≫そういう勝ちパターンを持てましたよね。
ある程度、昨年までも攻撃陣は非常によかったんですが課題は投手陣ということで非常に、その辺は課題を克服したといいますか。
≫バッターボックスには7番の今宮。
5回の追加点は、この今宮のツーベースから始まりました。
ホークス打線でいうととにかく片岡さんピッチャーにしてみればクリーンアップ、主軸を抑えてもまだまだ油断できないバッターが続いていくということですね。
≫そうですね。
もちろん、セ・リーグの場合には野手が8人出ますから8人のうち、どうしても当たっているバッターが2人、3人どのチームもいるんですよね。
それが、やはり多ければ多いほどバッテリーは気を使いますしそういうのがホークス打線ですよね。
ですから、1人、2人マークすればいいというようなメンバーではないですよね。
また、怪我をしても代わりに出てきた選手が本当に、いい場面で活躍を今年はしましたよね。
≫青木さん、そういった意味では怪我のキャプテン、4番、内川が≫4点を追いかけるもう後がありません東京ヤクルトスワローズは3番の山田からの攻撃になります。
青木さんは4年前、2011年のクライマックスシリーズでもって高校卒業のルーキー、山田選手とともに戦ったということになりますがそのときの印象というのはルーキーの山田選手どんな感じだったんですか?≫高校卒業してその年に、そういうふうに…。
あのとき、怪我人がたくさん出たりとかもしたんですがそんな中でも、そうやってスタメンで出たりするような選手だったのでやっぱり、何かを持っているんじゃないかというのは感じさせましたね。
≫しかも大舞台でプロとしての初めてのヒット初打点。
それから初めての得点というのは青木選手のタイムリーでもってホームベースを駆け抜けた山田。
山田の当たりはサード正面。
ワンアウト。
6回の裏、先頭バッターの山田サードゴロ。
スタンリッジの投球。
ホークスバッテリーとしてみれば野村さんもしっかりとマークした選手を抑えているという印象でしょうか。
≫そうですね。
今のも、真ん中のストレートかツーシームかもわかりませんが少しずつ同じストレートじゃなくて動かしているんですよね。
なので、捉えたように感じても結局、ボールの上っ面に当たってしまって今もサードゴロになってしまったんですけどね。
≫先頭バッター、山田が倒れてワンアウトランナーなし。
バッターボックスには、畠山。
畠山もここまでヒットはありません。
6回までスワローズ打線を0に抑えてきていますスタンリッジ。
実戦からおよそ3週間遠のいてそして、迎えたこの大舞台です。
スタンリッジ自身は去年の日本シリーズ第1戦甲子園のマウンドタイガース打線に打たれてその悔しさをぶつけて臨む1年ぶりの大舞台にリベンジです。
片岡さん、ここまでスワローズ打線もヒット4本スタンリッジから放ってはいますが。
≫チャンスは何度かあってもう1本というところにはきているんですけど…。
という試合展開ですね。
先ほどから言っていますように右打者はちょっと、今日はタイミングが合っていないですよね。
≫全体的にそうですか。
≫今投げているツーシームというのは右打者はある程度シュートのように映っていると思います。
ですから、ある程度アウトコースのスライダーをうまく使われて、ホームベースを非常に広く使われていますよね。
≫このシリーズ、キャッチャーは3人目となるマスクの鶴岡。
スタンリッジとのバッテリーです。
フルカウントから畠山は歩きます。
スタンリッジ、この試合2つ目のフォアボール。
6回の裏、スワローズ、畠山がフォアボールで出ます。
そして、打席には今日、5番昇格のバレンティン。
ここは、やはり年間60本を放った2年前のバレンティンというのを青木さん、期待しているファンも多いことと思いますが。
≫そうですね。
本当に彼が打つことで雰囲気も変わると思うしとにかく、ここで1本ほしいですね。
≫ランナーを置いてのバレンティン。
今日のバレンティンのバッティングは前の2打席片岡さん、どうご覧になっていますか。
≫ヒットは1本出てますがまだ本人の中ではしっくりこないというふうな打席の中でのスイングだと思います。
≫ファウルボールです。
≫もちろんやっぱり足を故障しますとやはり、何か芯の力というんですかね。
よく下半身を使って打てといわれますが。
少し、まだ本来のそういうふうな形ではないですよね。
≫こういったバッティングを見ているとマウンドからはピッチャーにはどう映るんですかねバレンティン。
≫一番いいときのバレンティンということから考えるとやはり、ボールを振るのも目立ちますし、甘い球も詰まらされたりということがあるので。
復帰して、戻ったとはいえコンディションの全てを考えると絶好調ではないですよね。
やはり、片岡さんが言われたように下半身の使い方も含めてですが。
ですから、復帰してからあまり下半身が使えていないのでゴロ凡打が多いですよね。
下半身を使えるともう少し打球が上がってくると思いますけどね。
ただ、追い込まれると大きいのを狙わずに軽打に切り替えるところもバレンティンのよさですよね。
≫昨日のゲームではシリーズ初ヒットから2本目のヒットにつなげました。
そして、今夜も第1打席でヒットを放っているバレンティン。
≫ホームランバッターですから1本、長打が出ればガラッと変わるとは思うんですけどね。
≫日本で8シーズン目の37歳スタンリッジ対来日5年目のバレンティンです。
4点を追いかけるスワローズの攻撃。
≫SMBC日本シリーズ第5戦です。
福岡ソフトバンクホークス王手を迎えてラッキーセブンの攻撃。
そして、ピッチャースタンリッジの打順からというところですがここはピンチヒッター長谷川を起用してまいりました工藤監督です。
6回投げて、4安打。
球数82与えたフォアボール2つ。
奪った三振2つという内容でした。
とにかく、野村さんがスタンリッジが6回0。
本当に大きい投球内容でしたね。
≫そうですよね。
特に3回ですね。
ランナー1塁2塁で迎えた山田、畠山。
これを打ち取ったのが大きかったでしょうね。
≫その辺りの展開1つで片岡さん流れも大きく変わっていった今夜のゲームといっていいと思うんですが。
≫今夜のゲームに限らず野球はそういうスポーツだと思うんですけどね。
≫結果、そういったスワローズ、チャンスを生かせないまま、4回にはホークス、イ・デホのツーランホームランが飛び出して4対0のゲームで、7回の表ホークスの攻撃です。
マウンド上は3番手の秋吉。
ピンチヒッターの長谷川に対します。
おととしの首位打者がピンチヒッターとして登場してきました。
しかし、ここは秋吉の前に空振りの三振。
先頭バッター、倒れました。
≫塩原さん、今日、キャプテンの内川、いませんよね。
試合前、工藤監督はやっぱり、しみじみキャプテンのいない分内川の分もやってやろうとみんなが思っていると。
それがベンチにいてすごく伝わってくるという話をしていました。
俺が現役のころはユニホームをベンチに置いたりというのはなかったと。
今は本当にすごいなという話を改めてしていました。
≫青木さんチームの心が1つになるというのはいろんなきっかけがあるものですね。
≫本当に、戦力的にはマイナスになっていると思うんですがでも、その分、気持ちはプラスになっていく。
いろんなところで本当にソフトバンクはプラスにしていっている気がします。
≫もともとは、片岡さん早くから3軍制を導入して、補って余りある巨大戦力のホークスではありますが。
≫他チームにいってレギュラーになる選手が出るほどなので。
ただ、育成選手をとらないチームがあったり3軍制度があるチームもあるので。
ただ今シーズンは強かったですよね。
≫ライバルチームにその隙のない強さを見せ付けたホークス。
≫ある程度、打力が長打を打てる選手が多い中今のスタジアムも少し狭くしたというそれもやっぱり大きいですよね。
≫ヤフオクドーム。
これはピッチャーにしてみれば今までですと思い切って投げることができたその球場、ホームランが今シーズンは野村さん、かなり増えたということですからね。
≫ピッチャーの立場から言うと有利、不利で言うと不利ですよね。
ですけど、チームということを考えての判断もあったんでしょうけどね。
≫非常に投手も補強しましたよね。
≫そういうことですね。
で、速いピッチャーも多いですしソフトバンクは。
≫バッター、明石。
その明石の貴重な追加点を呼んだタイムリーヒット。
3点目につなげました。
センター前に抜けていきました。
ツーアウト、ランナー1塁。
≫この明石選手は本多選手というレギュラー選手がいましたが怪我によって、チャンスに出遅れたんですけども今シーズンはレギュラー級の活躍ですよね。
≫そして明石自身この試合3本目のヒット。
≫ある程度、ポジションも複数、守ってくれますのでベンチとしては非常にありがたい選手ですよね。
≫バッターボックスには柳田が入ります。
今日は、3打席いずれも内野ゴロ。
ショート、そしてファーストゴロが2つ。
青木さんは今夜のゲーム注目している選手の1人この柳田選手だと思いますがここまで、ご覧になっていかがですか?≫この日本シリーズになってなかなか調子が上がっていないような感じがしますけど。
でも、本当に選手みんながシーズンの佳境に入って満身創痍の中やっていますからね。
≫柳田選手もシーズンの終盤にデッドボールを受けて怪我をしてそのあとの試合は欠場しました。
そして、クライマックスシリーズ帰ってきました。
このシリーズ開幕前は足の状態はまだ70%ぐらい。
それでも、全力疾走はしますよという柳田。
柳田自身は、山田を称して体格は自分が勝っているかもしれないけどトリプルスリー対決。
山田選手があそこまで、どうやってホームランを打てるんだろう。
その辺りを間近で勉強したいですというコメントを残してこのシリーズ開幕しています。
≫空振りして、ヘルメットが飛ぶ選手というのは今のプロ野球界に少ないですからね。
やっぱり魅力はありますね。
≫これだけ振れるってすごいですよね。
≫やっぱりお客さんも沸きますからね。
魅力的な選手ですよね。
今年、成績がまた出塁率もいいですしね。
これだけ振れて選球眼がいいというのはまた、すごいなと思って。
すばらしいところの1つですね。
≫首位打者と最高出塁率を誇るタイトル2つの柳田。
広島出身、プロ5年目。
27歳です。
セカンドの守備位置から柳田のバッティングを見つめる、山田。
まだまだ続いていく2人のライバル関係。
ファーストゴロでした。
4打席とも内野ゴロ、柳田。
7回の表、ホークスの攻撃が終わっています。
では、ここで日本シリーズ今シーズンの第1戦から第4戦まで戦いをハイライトで振り返っていきたいと思います。
ルーキー監督対決ということでも話題になった、今回の対戦です。
強力打線が売りの両チームですけれども第1戦はスワローズピッチャーの石川から選手会長、松田の一発が火をつけて主導権を握った中で22歳、武田の完投勝利。
初戦をものにしました。
そして、第2戦。
ヤフオクドームを盛り上げたのは内川に代わって4番に入った主砲、イ・デホ。
更には、中村にも一発が飛び出しました。
完全に第2戦もヤクルトを圧倒し本拠地2連勝。
そして、迎えた神宮、第3戦ではトリプルスリー、山田のバットが火を噴きました。
日本シリーズ史上初となる1試合3連発。
東京ヤクルト、ホームで14年ぶりに日本シリーズ1勝です。
そして、第4戦。
この試合でスワローズが勝って盛り返せばという中今度は、ホークス第2戦のヒーローのイ・デホが、3安打4打点の大活躍でもって王手をかけて今夜の第5戦を迎えたということになっているわけです。
ホークスは2番手。
スタンリッジに代わって森が上がっています。
ここから、ホークスも締めくくりの投手リレー。
そして、南海ホークス時代からの日本一に輝いた鶴岡一人さんと王貞治さん。
そして、秋山幸二さんを継いで2014年と2015年シーズンでは監督が代わりました。
今年は工藤公康新監督、52歳です。
現役時代は、工藤公康さんは11回の日本一に輝いたというとにかくシリーズの頂点に立つ喜びを知る男。
今日、解説の片岡さんはこの工藤投手から片岡さん自身、プロ初ヒットを打っていらっしゃるようですね。
≫ええ。
プロ初スタメンのときの西武の先発投手が工藤さんだったので。
非常に思い出深いですね。
≫現役時代の工藤投手というのはどんな印象があるんですか。
≫もちろん常勝・西武のエースでしたから。
すごかったですね。
≫そんな工藤公康監督となっての初めての胴上げ。
そのときが近づいてきています。
その前に、スワローズの意地をなんとか見せたい7回の裏。
先頭バッターを出すことができませんスワローズ。
そして野村さん、ホークスも抑え陣というのがしっかりと勝利の方程式が出来上がってますよね。
≫本当にそうですね。
今、バリオスもやっていますし、そのあとサファテ、そして千賀もやるでしょうけど。
出てくるピッチャー全てが150キロオーバーのボールを投げてきますからね。
≫塩原さん、その辺のことを川端慎吾選手に聞いてみたんですが。
ソフトバンクの特に継投のピッチャーたちのボールのパワーがものすごいんだと。
これはセ・リーグのチームと対戦したときにはなかった感覚なんですというコメントです。
≫そのボールのパワーの違いというのも大きくあったんでしょう。
そして、もちろん打線の破壊力という違いもあったんでしょうけど片岡さん、とにかく、交流戦パシフィック・リーグとしてとにかくセントラルを圧倒しましたからね。
≫毎年、どうしても交流戦になりますとパ・リーグの強さが目立つんですけど…。
あまり、データというふうなことじゃなくてやはり、基本的にまっすぐを待って変化球に対応するというようなバッターが多いですよね。
雄平の当たりはサード松田の前への内野安打。
スワローズこの試合5本目のヒット。
もちろん、4点差あるがまだ諦めない。
そんな雄平1塁を駆け抜ける姿でした。
そして、バッターボックスには8番、キャッチャーの中村。
2打席セカンドゴロに終わっているという中村の第3打席。
スタンリッジのあとを受けた2番手の森。
そしてネクストバッターズサークル。
ピッチャーの秋吉という打順。
バットを振ります、ユウイチ。
青木さん、バッターにしてみるとこういう、とにかく、パワー勝負。
こういうのはバッターとしてはどういうふうに感じるものですか。
≫一番思うことは振り負けないことですよね。
ボールが速いのでとにかく、このまっすぐの一本に絞ってもいいぐらいの感じですね。
ほかの変化球がきてもしょうがないですよね。
≫それを思うと、片岡さん昨日、サファテが9回のマウンドに上がったとき一発出ればというシーンまでスワローズも追い込みましたけれどもとにかく、その速球に対してスワローズの各バッター力が入ったような打席でもありましたね。
≫もちろん、速いボールを打ち返すことが一番難しいですから。
特に森投手の場合は速いだけではなくて俗に言うカットボールというかまっスラというような軌道のボールですから。
それは、あまり右打者がスライダーという頭があると、差し込まれて空振りというふうなことになりますよね。
≫4点を追いかけるスワローズにしてみればとにかくランナーをためていきたい場面。
つないでいけば、頼みの上位打線へというスワローズ。
ここは8番の中村。
次につなげるか、中村。
ここは、下位打線ぴしゃりと締めるか、森。
ピンチヒッター、ユウイチが登場してまいります。
松元ユウイチ、34歳。
そして、このあとの試合展開というのもありますがひょっとするとこれが最後の打席というふうになるかもしれません。
温かい拍手、歓声とともに左バッターボックスに、ユウイチ。
片岡さん、とにかく元気がよかったころのユウイチというのは本当に、長打力も秘めた頼もしいバッターでありましたよね。
≫そうですね。
ですけど、やはり自分に求められている仕事というんですか。
バットを短く持ってね。
ある程度、代打の起用が多くなりましたからその辺で、うまく変わりましたよね、やっぱり。
ですから安定感というんですかね。
確率が上がりましたよね。
≫神宮球場、8回の表ホークスの攻撃は4番のイ・デホから始まります。
とにかく、このシリーズの最大のヒーロー。
今日も均衡を破るツーランホームランを放ってMVP最有力。
そして、マウンド上にはオンドルセクが上がっています。
神宮球場、負ければ明日はないというスワローズの戦いは悔いなき采配でもあります。
しっかりと8回、そして9回その守りをしのいで神宮のミラクルを信じたい真中監督です。
8回のマウンドを託されました。
オンドルセク。
イ・デホに対します。
イ・デホ、そして松田というこの回のホークスの攻撃。
畠山、とりました。
最後はブルペンのホームプレート近く。
イ・デホのファウルフライ押さえています。
≫塩原さん、今日スワローズ先発の石川の談話が入ってきました。
勝つしかない試合で5回を投げ切ることもできずに情けないです。
先発の役割を果たすことができずに申し訳ないですという話でした。
≫ただ、野村さん今シーズンの、特に後半の石川の活躍がなければセ・リーグを制すこともできないかもという大混戦でしたからね。
≫本当、そう思います。
特に9月ですよね。
中4日で回った日もありましたし4連勝ぐらい挙げているはずですから。
石川選手の活躍なくして今、ここにいないと思うのでね。
今日も含めて、このシリーズでは悔しい2試合だったかもわかりませんけどピッチャーを牽引したチームを牽引した選手であることは間違いないですよね。
≫ワンアウトから松田がデッドボールで1塁に歩きます。
8回の表、ホークス松田、デッドボールで歩いてバッターボックスには中村です。
2塁ベースを回って慌てて松田、戻ります。
ワンアウト、ランナー2塁1塁。
片岡さん、4対0というゲームで…。
≫やることが憎いというかなんというんですかね。
今のセーフティーは恐らくサインではないと思うんです。
その辺を、相手の野手の位置を見ながらこの辺の状況判断といいますかこの辺はさすがですね。
≫4点リードしていても隙を見せないですよね。
≫第2戦にはホームランも放っている中村ですけれどもここは1つ、技を見せました。
7番の今宮です。
シリーズの打率、2割9分4厘。
この第5戦でもツーベースヒットを放っています。
外野の守備はもちろんバックホーム態勢。
ランナー2人。
オンドルセクはしのげるかどうか。
シーズンを通して秋吉に次ぐ登板回数72を誇りました、オンドルセク。
今夜、工藤監督の胴上げを信じるホークスファン。
今宮に声援を送ります。
≫塩原さん、センターを守る上田に話を聞いたんですがソフトバンクの打線特に今宮だったり明石だったり小柄な選手でもかなりパワーを感じるという話ですね。
ですので、上を抜かれる可能性があるので外野のポジション取りが非常に難しいと話しています。
≫片岡さん、どのバッターも本当に思い切りはいいんですよね。
≫やはり甘いボールがくると長打にできるスイングをしてますので。
≫ここは今宮、三振。
ツーアウト、2塁1塁に変わります。
野村さん、オンドルセクもとにかく、なんとかこの任されたイニングを抑え切るんだという思いです。
≫そうですね。
ランナーを3塁に進めようと満塁になろうととにかく0で帰ってくるのがオンドルセクの仕事だと思います。
≫バッターボックスには8番、先発マスク、鶴岡。
バリオス、千賀が投球練習。
3塁側のブルペンです。
8番の鶴岡でしっかりと終わらせておきたい。
セカンドランナーデッドボールの松田。
そして1塁ランナー内野安打の中村。
とにかくもう1点もやれないスワローズ。
そして、この目で工藤監督の胴上げを見るんだというホークスファン。
鶴岡も粘ります。
セカンドランナーの松田。
今日のゲーム今夜も活躍を見せたイ・デホ。
そして、トリプルスリーの存在で山田との対戦を楽しみにこのシリーズを迎えた柳田。
それぞれの選手。
この辺りが、本当に片岡さんやっぱりしぶといですね。
≫もちろん、こうなったらある程度変化球をマークしながらストライクはファウルでいいというタイミングで打っていますので。
ここはヒットよりもフォアボールでもいいという鶴岡も当然、そういうタイミングで打っていますよね。
≫あとアウト6つで日本一です。
球団史上初の2年連続日本一です。
福岡ソフトバンクホークス2015年シーズンのテーマは熱の男と書いて、熱男。
非常に、その福岡の本拠地を含めて日本全国にその情熱を届けました。
8回福岡ソフトバンクホークスの守り。
マウンドにはバリオスが上がっています。
そして、スワローズの攻撃はこの8回は1番の上田から。
先頭バッター、上田が倒れました。
片岡さん、この回、とにかく期待の1番から始まりましたが。
≫打順としては一番、期待が持てる打順で。
トップが出ればということでしたがね。
まだまだ、ここから後ろへ後ろへつないでいく気持ちで各打者がいかないといけませんね。
4点ありますからね。
まず、1点取ればまだ流れが変わると思いますので。
≫そして、青木さん今年は2番バッターとして首位打者となった川端。
ベンチからも送りバントのサインが出ない2番バッターとしてね。
≫本当に日本だと珍しいパターンだと思いますけど。
それだけの打力があるということだと。
信頼の裏返しだと思うし本当にすばらしい選手に育ってくれましたよね。
≫川端自身は、送りバントを自らの判断で今シーズンは2つ、行いました。
しかし、真中監督はサインとしての送りバントは決して出しませんでした。
もう、それが出ないとわかったとき、川端自身は安心して逆に自分はつなぎのバッティングに徹していける。
その思いが、ヒット1本1本につながり、そして狙っていたタイトル首位打者を獲得しました。
まだ終わるわけにはいかない。
もう少し、この日本シリーズの空気を楽しんでいきたい。
そのためには川端…。
≫塩原さん、川端選手に青木選手が今日放送席にいるよという話をしたときに少しでも追いつきたいと思って当時、練習していたそうです。
練習からカットの仕方、試合中も相手投手の打ち方などを聞いたり。
本当に首位打者を取れたのはあのときの青木さんとの会話だったり学んだことが大きいですよという話をしていました。
≫こういう後輩の声というのは今、直接こうやって青木さんの耳に届いてどんなお気持ちですか。
≫川端は高卒で入ってきて初めから、本当にいいバッターだなと感じてはいたんですね。
もともとバットコントロールもよかったし本当にいいスイングしていたので首位打者とかは普通にやっていれば取れるなというぐらいの才能があったのでね。
ただ、彼はコンディションを整えるということがまだ、全然できてなかったので。
その辺、多分シーズンを経験していって普通に怪我も少なくなったし本当に少しずつそういう意味ではコンディションを毎日整えていかにベストな状態で臨むかということを本人はわかってきたと思うので。
それがこういう結果につながったと思いますけどね。
≫フォアボール!歩いて、そして山田につないでいきます!今日の山田の打席を振り返っています。
2打席連続の三振のあとサードゴロ。
山田の打席を振り返りましたが青木さん、いかがでしたか。
≫今日はちょっと内容が、あまりよくないと思いますけど。
でも、そもそもまだ23歳ですからね。
むしろ、ここまで引っ張っているのが本当にすごいことだと思うし。
今では押しも押されぬヤクルトの顔ですし。
これから本当に野球界を背負って大きく羽ばたいてほしいですよね。
≫ホームラン王と盗塁王に輝いた山田。
空振りでツーストライク。
ここまでは、やはり野村さんホークスバッテリーの対山田というのがはまっている感じなんでしょうか。
≫3戦目の3本のホームランというのは強烈でしたから。
ホークスとしては、絶対に出せないという指示のもとで配球しているでしょうし当然、投げるほうもやっぱり気合の入ったボールを投げてきますから。
そこでのぶつかり合いになるわけですからね。
≫でも、とにかく片岡さん見たいですけどね。
山田のバッティングね、本来の。
≫もちろん、見たいですよ。
≫バリオスに対します。
なんとか逆襲の手がかりを…。
片岡さん、昨夜のやはりノーヒットからバッティングそのものの調子自体が落ちてきている感じでしょうか。
≫いやいや、そんなにね…。
もちろんホームランを3本打った次の日ですからね。
もちろん、相手もマークしますし。
今日はちょっと先発のスタンリッジに対してはタイミングが合ってなかったですけどね。
ピッチャーが代わっていますので。
≫8回のマウンドを任されたバリオスですがワンアウトから2番の川端にフォアボール。
そして、3番の山田に対してフルカウント。
ランナーをなんとかためたいというスワローズにたいしてここはバリオス…。
バリオスのボールそのものは野村さん、どうなんでしょうか。
≫ストレートもそうですしシュート系、ツーシーム系のボールだと思うんですが外国人特有のボールを投げてきますから。
ただ、今のは少し差し込まれ気味なんですよね。
当然、変化球というのも頭に入ってのバッティングだとは思いますけど。
2番バッターの川端選手も粘って粘ってフォアボールでしたから。
今もこうやって粘れているので。
負けないことですね、これに。
≫シーズンを通じてやり続けてきたこと。
それをこの大きな舞台でもやり抜く。
山田哲人の思いがあります。
川島のグローブに白球が収まりました。
まだその行方を振り返って見つめている山田。
そして、片岡さん今のバッティング…。
≫打ち方としては形はうまく打っていると思いますよ。
ただ、スリーボールツーストライクというカウントと低い分だけフェンスを越えなかったですよね。
≫難しいボールだけどうまく捉えてますね。
≫うまく拾ってます。
≫青木さんはどうご覧になりました?≫いいスイングだと思います。
ピッチャーがいいところに投げたというのと片岡さんが言うとおり本当に、スリーツーだったからということは考えられますよね。
≫このシリーズここまでホームラン2本の畠山がバッターボックス。
4番、そしてシーズンの打点王畠山、バッターボックス。
バリオスはツーアウトランナー1塁。
次が、バレンティン。
自分自身は4番という打順の中にいるだけ。
つないでいくのが自分の使命。
そのつなぎの意識の延長が打点王につながりました、畠山。
ランナーをためてバレンティンに回したい。
工藤監督の胴上げまであと、アウト4つと迫ってきています。
8回の裏、スワローズの攻撃。
≫SMBC日本シリーズ2015第5戦。
いよいよ9回、表裏。
そして、この試合の結果にかかわらず神宮、ベースボールラストナイトです。
その最後のマウンドバーネットが上がりました。
センター前、初球を打った本多。
ピンチヒッターとして1番につないでいきます。
笑顔の本多。
9回の表、ホークスの攻撃先頭バッター、出ました。
そして1番の川島に代わってピンチヒッター、福田。
そして福岡ソフトバンクホークスでは王さんが、ネット裏から見つめています。
≫塩原さん、それからベンチ裏先ほど、孫正義オーナーも到着しました。
≫オーナーも到着していよいよカウントダウンに向けてしっかりと9回表、ダメ押しのその得点をここは期待してという工藤采配になります。
相手は、バーネット。
そして、ピンチヒッターに起用されましたが片岡さん、このシリーズは右ピッチャーになってから1番バッターとしてこの福田の存在は大きかったですね。
≫本当にいい働きをしましたね。
館山投手から昨日、3つ、フォアボールを出したんですが…。
この福田選手がキャッチャーが少し前に落とした瞬間にスタートを切りましたよね。
ああいうことっていうのは非常に、そういう意識を持って練習しないとなかなかできないことだと思うんですね。
ああいうふうなプレーが私は非常に大きかったと思います。
それは、いつも試合に出ている選手ではないので非常に勇気がいると思うんですね。
ですから練習からしっかり準備していたということだと思います。
≫福田は今、ここは代打で登場して送りバントを決めましたがシリーズ4戦では全ての試合でヒットを放ってそして、この第5戦はベンチの指示どおりにきっちりとランナーを進めました。
バッターボックスには2番の明石。
ここはバーネットも今年の戦いの中での最後の神宮のマウンド。
9回を任されました。
石川がシリーズ2回目の先発でもって始まった今夜のゲーム。
後がない中スワローズナイン。
追い詰められて4点差のゲーム。
なんとか、この4点差を保ったまま最終回の攻撃に移っていきたい。
その前に、ホークス打線2番の明石に対しているバーネット。
ファウルで粘る明石です。
スコアリングポジションにランナー。
ランナーは3塁に進んでいます。
明石、ショートゴロ。
柳田に回ってきました。
見たいバッターに青木さんまた最後回ってきましたね、打席がね。
≫そうですね。
どんな打席になるのか。
この1点をやっぱりヤクルトはやりたくないと思いますしここで多分、柳田としてはダメ押しの点数がほしいと思いますね。
≫柳田のバットが最後の最後バーネットの投球を捉えて追加点は5点目!そして、この試合2桁10本目のヒット!トリプルスリー、柳田がマークしました。
なんともこれは…。
≫ピッチャーの感覚だと間違いなく初球、振ってくるだろうなという印象なんですね。
この状況を考えると。
当然、バーネットは速球派のピッチャーなんですけどこの1点って非常に悔しいと思うんです。
スワローズからすると。
なので、やはり入り球を含めてもう少し工夫がほしかったなというふうには感じますね。
同じ打たれるにしても。
≫しかし、片岡さん工藤監督も送りバントをこの9回表に見せてそして、それがしっかりと点につながりました。
≫本当にこの1点というのは今年のソフトバンクの強さを象徴しているような1点になりましたし。
やはり、ツーアウト3塁でああいうヒットがほしい場面でやはり、あのように…。
柳田選手以外だったら私、ショートフライになっていたと思います。
それほどやはり、柳田選手の押し込む力というか詰まってもそこから振り切る力というのは大したもんですね。
≫イ・デホ、デッドボールか…。
このシリーズ2つ目のデッドボール。
今のシーンです。
バーネットの投球。
右手首になりますか。
≫スローで見ると手のひらに近い部分に見えましたね。
小指側の。
ただ、スピードボールですからね。
シュートしてきていますし。
≫ですからバッターサイドから見たらうまく手を離して、手のひらで受けたというんですかね。
これ、手首だったら結構、折れやすいと思うんですよね。
≫その、当たる最後の瞬間に離して。
確かに手のひらで迎えるようなというイ・デホ。
1塁に歩いて、ツーアウトランナーが2塁1塁と変わります。
そして、バッターボックスには松田。
ピンチランナーは高田が送られました。
そのイ・デホを温かい拍手とともに迎えるホークスファンです。
ホークスファンはまだこの人の打席も見たかった、松田。
短期決戦、重要といわれる第1戦の均衡を破る一発を放った松田。
この人のバットから今年の日本シリーズは動きました。
思い切って振っていく。
そしてバーネットは152キロでツーストライク。
マウンド上のバーネットもこん身。
大きく息を1つ吐いて…。
松田に対します。
≫9回の裏、ホークスマウンド上にはサファテの姿です。
いよいよシーズン締めくくりのときとなりました。
来日5年目初めてのセーブ王のタイトル。
その守護神が、日本シリーズを締めくくります。
スワローズの攻撃はバレンティンから。
ワンアウト。
あとアウト2つ。
うなだれて引き揚げるバレンティン。
サードの松田が手を上げていよいよ、そのときが近づいていきます。
センターの守備は、柳田。
打席には、6番の今浪です。
サファテの初球、155キロ。
3球目は手が出ません。
高まりゆく興奮を、なんとかまだ守備位置のナインは抑えて、抑えて歓喜の爆発に備えています。
このシリーズが始まる前日の全体練習で円陣が組まれた中工藤監督は言いました。
とにかく、勝って連覇。
これだけが皆さんにお願いすることです。
勇気を持って戦ってください。
その指揮官の熱いメッセージに応えてきたホークスナイン。
ツーアウト!あと1人。
いよいよ、あと1人。
ある意味、ですから片岡さん隙を見せない戦いでもありましたね。
≫そうですね。
大きなミスもなかったですからね。
ブルペンからも控えていたピッチャー陣が全員がダッグアウト。
ツーアウトランナーなし。
バッターボックスには雄平。
スワローズ14年ぶりの優勝をサヨナラヒットで導いた雄平がここは意地を見せるんでしょうか。
笑顔でスタンバイ。
いつでも飛び出す準備はできています。
野村さん、もう興奮は抑えきれませんね。
≫そうですね。
私も日本一に、一度ならせてもらいましたけどね。
なんともいえない感覚なんですね。
鳥肌が立ってきますしね。
≫球団史上初の2年連続日本一へあと1人。
青木さん、1球1球の興奮ボルテージの高まりです。
≫もう、ソフトバンクもベンチにみんな、そろって。
何か、こういう顔を見ているとなんか、うれしそうですね。
≫熱男の目が熱く光る。
イエローに染まる明治神宮野球場。
そして、画面には飛び出すジャンプの構えと半分、身を乗り出して。
工藤監督は一番後ろでじっと戦況を見つめています。
空振り三振!ナインが一斉に飛び出していった!神宮球場、シーズンの終わりは歓喜の胴上げにつながっていきます。
そして、この輪の中にキャプテン背番号1の内川が加わっていく!福岡ソフトバンクホークス球団史上初2年連続日本一達成のその瞬間です!その時刻、午後9時54分。
工藤監督、就任1年目にしての快挙達成の瞬間は今、選手会長の松田とともにしっかりとその健闘をたたえあいました。
その輪の中に内川が加わっています。
悔しさいっぱいに見つめるスワローズの選手たち。
そして、喜びの福岡ソフトバンクホークス。
王貞治さん孫オーナーの姿があります。
福岡、地元でヤフオクドーム2連勝を飾った直後工藤監督はファンの皆さん、残念ながらもう福岡に戻ってくることはありませんと言って旅立ちました。
その中で迎えた神宮の最初の一戦はトリプルスリー対決。
ライバル、山田の3連発の前に屈しましたが第4戦、第5戦しっかりと試合を立て直して手にした、4つの勝利。
1年間の戦い、その苦労、努力。
そして勇気を持ってまさに行ってきたことが結実しました。
胴上げの準備は整いました。
神宮球場、敵地でもって迎える工藤ホークス。
その工藤公康監督の姿が…。
≫神宮球場はこのあと優勝監督インタビューを待っていますが。
工藤監督の、その姿はまだ、どうでしょうか…。
ダッグアウトからはまだ見えませんかね。
監督就任1年目で見せてくれた快挙。
しかも、前の年優勝しているチームを率いて2年連続。
これは最大の目標としてキャンプのときから掲げていた工藤公康監督。
≫放送席、放送席。
日本一優勝監督インタビューです。
福岡ソフトバンクホークス工藤公康監督です!就任1年目での、この日本一。
まず、率直なお気持ちから聞かせてください。
≫感無量ですし本当に選手たちが1戦1戦、大事にそして、絶対負けないんだという気持ちを試合の中でしっかり出してくれて本当に僕は幸せです。
≫胴上げは、シーズンとそれからクライマックスシリーズと同じ9回、宙に舞いました。
あのときのお気持ちはいかがですか?≫最高でした!≫それから、工藤監督は現役時代11回の日本一を経験されていらっしゃいます。
監督として日本一を経験された。
やっぱりお気持ちは違うものですか。
≫全然、違いますね。
やっぱり、選手たちが本当に、グラウンドの中で暴れてくれてそうやって勝っていかないとやっぱり、僕も宙に浮くこともできませんでしたし本当に選手たちがクライマックスのファイナルから本当に気持ちを1つにしてそして、日本シリーズではキャプテンでもある内川君がいなくても本当にユニホームを飾って一致団結してみんなで戦っているんだという気持ちを、本当に1つにしてくれたおかげだと思います。
だから本当に皆さん選手にもう一度熱い拍手をよろしくお願いします。
≫インタビューの途中ではありますが、お別れの時間が近づいてきました。
放送席を代表して青木宣親さんからひと言、お願いします。
≫本当に、ソフトバンクはシーズンを通して本当に圧倒的な強さを見せ付けたと思いますね。
一方、ヤクルトは初めての経験という日本シリーズだったんですがでも、確かにこの日本シリーズに足跡は残したはずですから来年以降、また大きく成長してほしいと思います。
2015/10/29(木) 18:00〜20:54
関西テレビ1
SMBC 日本シリーズ第5戦 東京ヤクルト×福岡ソフトバンク[字][デ]

(予定変更の場合あり)
ヤクルト14年ぶりの日本シリーズを元S戦士青木宣親が熱血解説▽神宮決戦!最終R 
真中Sの意地か?工藤SB底力か

詳細情報
おしらせ
(荒天中止の場合)
18:00〜19:00
「見逃せない瞬間ウルトラMAX」
19:00〜19:57
「VS嵐」
19:57〜20:54
「奇跡体験!アンビリバボー」
番組内容
 2015年のプロ野球の頂点が決まる日本シリーズを生中継でお届けする!勝ち上がってきたのは、東京ヤクルトスワローズ(セ・リーグ)と福岡ソフトバンクホークス(パ・リーグ)。第5戦の舞台はきのう、おとといに続き、東京ヤクルトスワローズのホームである神宮球場。両雄が日本一の称号をかけ激突する!!
 2年連続リーグ最下位に沈んでいた東京ヤクルトスワローズだったが今シーズン、
番組内容2
14年ぶり7度目のリーグ優勝を果たした!
 チーム打率がリーグトップを誇るヤクルト打線を引っ張るのは、今シーズン初のホームラン王に輝いた山田哲人。昨シーズンは、193安打という日本人右打者のシーズン最多安打記録を樹立し、最下位ヤクルトにおいて一人気を吐く活躍を見せた。次世代を担うツバメの若き至宝が14年ぶりの日本一へチームをけん引する!また、指揮を執るのは就任1年目、新人監督の真中満。
番組内容3
ヤクルト一筋の指揮官の手腕にも注目が集まる!!
 対するは、圧倒的な強さでレギュラーシーズンとクライマックスシリーズを勝ち上がってきた福岡ソフトバンクホークス。こちらも率いるは、就任1年目の工藤公康監督。2年連続の日本一へ“ツバメ退治”を誓う!!
出演者
【ゲスト】
青木宣親 

【解説】
片岡篤史 
野村弘樹 

【実況】
塩原恒夫(フジテレビアナウンサー)
スタッフ
【プロデューサー】
吉田博章 

【制作】
フジテレビスポーツ局スポーツ制作センタースポーツ部

ジャンル :
スポーツ – 野球

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