旭化成は横浜市内のマンションでデータを改ざんした旭化成建材の施工管理者が関与した４１件の物件について、来月２日に公表することになった。
旭化成建材が過去１０年間に杭打ち工事を実施した３０４０件のうち、少なくとも数十件規模でデータが改ざんされた疑いがあることがわかっている。
旭化成は今夜、横浜市内のマンションとは別の施工管理者が担当した北海道釧路市と、横浜市の物件についてもデータの改ざんがあったことを認めた上で明日、３０４０件に関する調査の進捗状況を公表すると明らかにした。
さらに、来月２日に横浜市内のマンションを担当した施工管理者が関与した４１件について、改ざんがあったかどうかなどを公表し、来月１３日には３０４０件に関する調査結果を公表するとのこと。
一方、横浜市は旭化成建材が杭打ち工事を行った市の公共施設１件でもデータの流用・改ざんがあったことを明らかにした。
杭の先端を固い地盤に固定するセメントの量などに不自然な点があり、旭化成建材が１５本の杭のデータについて流用や改ざんを認めたとのこと。
2015/10/29(木) 21:54〜22:00
ＭＢＳ毎日放送
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