ビクター・チャ氏も「首脳会談で両首脳は互いに笑顔で礼儀正しく振る舞うだろうが、大衆の関心は依然として歴史認識問題などに注がれている。結局は指導者のリーダーシップが重要だ」と言った。歴史認識問題が解決しなかったとしても、朴大統領がリーダーシップを発揮し、今は実用的な面で日本との協力を再開する時期であることを説得しなければならないということだ。安倍首相も同じだ。ビクター・チャ氏は「最近の日本国民は、過去には想像もできなかったような反韓感情を持っている。今回の首脳会談がそうした考えを変えるきっかけになるよう、安倍首相は率先した行動を取るべきだ」と述べた。
■「国内政治を越え未来志向的に」
笹川平和財団USAのデニス・ブレア会長は、未来に向かって韓日両国が進まなければならないと強調した。ブレア氏は車に例えて、「車のフロントガラスが大きくて、バックミラーが小さいのには理由がある。主に前(未来)を見て進み、後ろ(歴史)はチラチラと参考程度に見ろという意味だ」と言った。過去を忘れてはならないが、過去が未来を支配するようになってもいけないということだ。ブレア氏は特に「韓日両国は関係が良好であってこそ互いに利益があり、それが結局は米国でも良い結果として現れる。民主主義や市場経済のような共通の価値を持つ国が共に歩まなければ将来は明るくならない」と語った。クリングナー氏も「(韓国と日本の)現在と未来が過去の人質になってしまっているのは事実だ。両国首脳がリーダーシップをもって、国内の民族主義的要素をうまく解決し、前向きに進んでいくよう期待する」と言った。
スナイダー氏は今回の会談を主催する韓国の役割に注目している。同氏は「韓国がどれだけ品格のあるホスト役(接待役)を果たせるかが、今回の会談の成功のカギになるだろう」と述べた。ジャヌージ氏らも「韓日首脳が国内の政治的要素をどれだけ排除できるかがポイントだ」と言った。