プロ野球の日本シリーズでソフトバンクの球団初の２年連続日本一に貢献し、最高殊勲選手に輝いた李大浩内野手（３３）が３１日、ヤフオクドームで取材に応じ、２年契約の２年目を終え、１年の延長オプションがあることについて「来季というのも頭に入っている」と語り、ソフトバンクでのプレーを基本に考えていることを明らかにした。球団も引き留めを図る。

　一方で「夢はメジャー（米大リーグ）」とも話しており、近く代理人と相談して決める。

　李大浩は韓国で２度の三冠王に輝き、２０１２年からオリックスでプレーし、１３年オフにソフトバンクに入団。今季は１４１試合出場で打率２割８分２厘、３１本塁打、９８打点の好成績を残した。日本シリーズでは肋骨骨折で欠場した内川の代わりに全５試合で４番に座り、２本塁打、８打点と活躍した。日本などで来月開催されるプレミア１２の韓国代表にも選ばれている。（共同）