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首相 カザフスタンの経済構造改革で協力へ
10月27日 19時12分

首相 カザフスタンの経済構造改革で協力へ
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安倍総理大臣は訪問先のカザフスタンでナザルバーエフ大統領と会談し、カザフスタンが資源依存型の経済から脱却するための経済構造改革の推進に向けて、両国が協力していくことで合意しました。
中央アジアなどを歴訪中の安倍総理大臣は、最後の訪問国カザフスタンの首都アスタナの大統領府でナザルバーエフ大統領と会談しました。
会談の冒頭、ナザルバーエフ大統領は「両国には、経済運営の面でも政治の面でも何一つ問題はなく、いろいろな分野で協力していくことが重要だ。安倍総理大臣の中央アジア歴訪は、この地域にとって非常に重要な意味を持つ」と述べました。
これに対し、安倍総理大臣は「経済における両国の関係が進展することや、さまざまな分野で両国の協力が進んでいくことを期待している。特に核軍縮・核廃絶に向けて、大統領や両国民が先頭に立って歩みを進めていることをうれしく思う。今回の訪問で両国の関係を強化していきたい」と述べました。
そして両首脳は、資源依存型の経済から脱却するため、日本からカザフスタンに中小企業の育成に関する専門家を派遣したり、研修生を日本で受け入れたりするなど、経済構造改革の推進に向けて協力していくことで合意しました。
また、両国が原子力協定を結んでいることを踏まえ、カザフスタンでの原子力発電所の建設実現に向けた協力関係を強化していくことや、カザフスタンに日本式のがんの診断センターを設立するなど、医療分野でも協力していくことで合意しました。
安倍総理大臣はこのあと、アスタナにある大学で対中央アジア外交についての政策スピーチを行い、歴訪を締めくくることにしています。

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