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「憲法の理念を守ろう」塗りつぶし郵送
10月31日 12時13分

「憲法の理念を守ろう」塗りつぶし郵送
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日野市が、市の封筒に印刷されていた「日本国憲法の理念を守ろう」という文章を塗りつぶして市民に郵送し、市民から問い合わせが相次いでいたことが分かりました。日野市では、「古い封筒と今の封筒のデザインを統一するための処理だったが、市民に誤解を与えてしまった」と説明しています。
日野市によりますと、ことし2月から今月にかけて緑と清流課の職員が市の封筒を使って市民に必要書類を送った際、封筒に印刷されていた「日本国憲法の理念を守ろう」という文章を黒く塗りつぶしていたということです。
これまでに700枚から800枚ほどを郵送したということで、外部からの問い合わせで29日に発覚したということです。
これについて日野市では、「日本国憲法の理念を守ろう」という文章は、古い封筒だけに印刷されていたもので、郵送を担当した職員が新しい封筒のデザインと統一するために塗りつぶしたとしています。
日野市の大坪冬彦市長は、市のホームページに「誤った事務処理により、市民に誤解を与えてしまったことについて遺憾に思います。憲法をはじめとする法令を順守して市政を運営することにいささかも揺るぎがないことを改めて表明します」というコメントを出しています。

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