妻と喧嘩になるとよく「上から目線だ!」とよく非難されていた。
喧嘩のとき以外は一度も言われたことはない。
ぼくには自覚がなかったし、
"妻が自ら下の位置を確保してぼくを上に持ち上げておいて、そこから非難という攻撃をしてるだけ"
という感覚を持っていた。
そして、このことは深掘りしてもいいことはないという漠然とした勘に従って、深く考えないようにしていた。
ただ、妻が自らつくっていた「学歴での上下」についてはがんばって取り除こうと努力した。
そのことは以前に書いた。
上記の記事に書いたように、ぼくは「妻が無駄に学歴コンプレックスを持ち続けることがかわいそうだ」と思って、そうじゃないことを説明し続けた。
上記の記事を書いている最中にまず気づいたことがあった。
"かわいそう"と思うこと自体、上から目線なのではないか?
☆ ☆ ☆
そしてしばらく経った今、気づいたことがある。
"ぼくは、ぼく自身を変えようとする気がゼロだった"
ということ。
学歴に関しては妻が変わることを要求し、それ以外の"上から目線問題"については何もしなかったということだ。
「学歴コンプレックスを取り除いてあげたい」と本気で思って本気で何度も話をしたけど、結局"体のいいだけの愛情"だったようだ。だって自分は何にも変わる気ないんだからね。
危険を察知して何もしなかったというのは、"自分自身は変えたくない"という心の中の欲求に従ったのだろう。
どうしたらよかったのかまでははっきりわからないけど、なんとなく見えてきた。
"変えたつもり"とか"歩み寄ったつもり"の正体が。。。
しんどいからあんまり急がずに、こういうことを考えていく。
とりあえず…
今日も生きるつもり。