ルーマニア ナイトクラブ火災で１６０人超死傷

10月31日 10時14分

東ヨーロッパのルーマニアで、大勢の客でにぎわっていたナイトクラブで火事が起き、これまでに少なくとも２６人が死亡、１４０人以上が負傷し、警察と消防が出火の原因を調べています。

ルーマニアの首都ブカレストで３０日夜、ナイトクラブで火事が発生し、少なくとも２６人が死亡、１４０人以上がけがをしました。
ナイトクラブでは当時、ロックコンサートが開かれ,数百人の客でにぎわっていたということで、地元の当局は、今後、さらに死傷者の数が増えるおそれがあるという見方を示しています。
現地からの映像では、ナイトクラブの客とみられる人たちが足早に避難しているほか、多くの警察と消防の車両が集まって、騒然とした雰囲気になっています。これまでのところ、出火の原因は分かっていませんが、ロイター通信は、複数の目撃者の話として、「ナイトクラブの室内に花火があった」と伝えていて、警察と消防が詳しい状況を調べています。
外務省によりますと、これまでのところこの火事に日本人が巻き込まれたという情報はありませんが、引き続き状況の確認を進めているということです。