2015年10月30日21時30分
東京・六本木の森美術館で31日から始まる現代美術家、村上隆さんの大型個展「村上隆の五百羅漢図展」(朝日新聞社など主催)の内覧会と説明会が30日に開催された。村上さんは「津波で両親を亡くした子供が『(親は)そばで見ているよ』と話しかけられているのをテレビで見た。信じれば子供は救われる」と語り、東日本大震災が作品づくりの動機の一つになったことを明らかにした。内覧会には、村上さんと親しい人気デュオ「ゆず」も飛び入り参加し、絵の前で「LAND」を歌った。
村上さんの個展は日本国内では14年ぶり。2千人を超える人々が内覧会を訪れ、日本初公開となる高さ3メートル、全長100メートルの超巨大絵画「五百羅漢図」や新作絵画、大型彫刻など約50点に見入っていた。来年3月6日まで。一般1600円など。
PR比べてお得!