鳥取にセブン―イレブン初出店 空白県は沖縄だけ
2015年10月30日21時15分 スポーツ報知
コンビニエンスストア大手のセブン―イレブン・ジャパンは30日、鳥取県に初出店した。県西部の米子市に3店舗を開店。同社によると、都道府県で46番目の出店で、空白県は沖縄だけとなる。
3店舗のうち1店舗は早朝から客が集まり、開店時間の午前7時の前には50人ほどの列ができた。近所に住む会社員の28歳女性は「セブンに初めて来ました。お総菜がおいしいと聞いたので、楽しみ」と喜んだ。
地元食材を用いた弁当や、トビウオのすり身を使った「あごカツおむすび」、牛骨ラーメンなど7品目の地域限定商品も販売する。
弁当やおにぎりは岡山県や広島県などの工場で製造。中国横断自動車道・尾道松江線(中国やまなみ街道)が3月に全線開通し、鳥取県西部への迅速な輸送が可能になったという。
今後は米子市、境港市などを中心に2020年までに約50店舗を展開予定。鳥取市などがある県東部への出店は未定という。
鳥取県は5月、都道府県で最後にコーヒーチェーン「スターバックス」の店舗が開店したことでも話題となった。