【10月30日 AFP】中国の不動産開発業の富豪が、16年前に銀行強盗をした疑いで逮捕された。国営メディアが28日、伝えた。

 国営通信社の新華社(Xinhua)によると、富豪の男は、1999年12月に5人組の強盗団を率いて河南(Henan)省の銀行を襲撃し、208万元(現在の価値で約4000万円相当)を盗んだ疑いが持たれている。鄭州晩報(Zhengzhou Evening News)によると、男は銀行強盗の取り分を元手に、「不動産開発や取引、娯楽用の農園」などに広がる「数億元」を上回るビジネス帝国を築いたという。

 強盗団は銀行強盗の際、8発の銃弾を撃ち、警備員と窓口係員に重傷を負わせた。事件は当時、全国規模のニュースとなった。

 警察当局が容疑者を突き止めた経緯は明らかにされていない。鄭州晩報は、捜査班が10か月間の「科学的データと、人的な情報活動」を行ったとだけ述べている。容疑者のうち3人は先週、80人以上の武装警官に逮捕された。資産家の男ともう一人の容疑者はその3日後に友人の自宅で逮捕されたという。(c)AFP