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【大リーグ】

ホスマーが連日の決勝打

2015年10月30日 紙面から

◇WS第2戦 ロイヤルズ7−1メッツ

 昨年の悔しさを知るチームリーダーが連日の殊勲打でチームを連勝に導いた。試合を振り出しに戻し、なお2死二、三塁とした5回の攻撃。ホスマーが4番の仕事をした。相手先発デグロムの2球目、88マイル(約141キロ)のスライダーを逆らうことなく振り抜いた。

 「甘く入ってきた球をしっかりスイングすることだけを考えた」。速い球足で中前へと抜けた打球は決勝の2点適時打。この2打点でポストシーズン(PS)通算27打点は自身の持つ球団記録を更新するとともに、PS出場28試合時点では殿堂入り選手のルー・ゲーリック(33打点)に次ぐ2位タイの量産となった。

 開幕連勝でチームの30年ぶりの世界一まであと2勝と迫ったが、昨季のWS敗退を知る男に気の緩みはない。「まだまだやることは残っている。去年も(WSで)ジャイアンツに2勝1敗とリードして満足してしまったから(結果、敗退した)」。表情を引き締め直し、第3戦以降を見据えた。

 

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