車がコネクト、そんな未来が見えてきた。
すべての車がつながりそう。
2020年代後半には実現すると言われている完全自動運転の自動車。テスラやアウディなど自動車メーカーはもちろんグーグルやアップルも?と、今もっとも活気がある“市場”といっても過言ではありません。
「無限大(mugendai)」では、完全自動運転に必要とされている自動車IoT技術の話が掲載されています。一口にIoTといっても「センサーが人や対向車、障害物などを検知する“センシング技術”、センサーが検知したものを人や他のデバイスに伝えるための“通信技術”、センサーや通信のやり取りの結果蓄積された大量のデータを分析し、価値ある情報にするための“情報技術”」……などさまざまな技術が多様につながって実現しているのはご存知の通り。
そんななかIBMは、ドイツに本社を置く世界最大の自動車部品メーカーのひとつContinental社に、自動車向けIoTソリューションを提供しているそうです。これによりContinental社は「地図情報やクラウド・ソーシングから提供されるデータを自社のナビゲーション・システムであるeHorizonと連携させ、道路状況を予測できる」ようになったというわけなんです。
IBMのグローバル自動車業界担当ゼネラル・マネージャー、Dirk Wollschlaeger氏によると「自動車メーカーはほぼリアルタイムのデータを取得でき、ドライバーがさまざまな手段で活用できるよう、そのデータを提供しています。付近の駐車場を特定して最も効率のよいルートを検索したり、保守アラートを鳴らしてドライバーが予期しないことを予期できるようにするなどは、こうした活用の一例」なんだそうです。
「無限大(mugendai)」を読んでいたらSFの世界、しかも自動車と人間が安全に共存する世界が、本当に近づいているんだと思いました。
source: 無限大(mugendai)
(ホシデトモタカ)