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ハロウィーン市場 バレンタインに迫る勢い!SNSが拡大の要因

仮装した観客とポーズをとるAKB48
ハロウィーンイベントに仮装して登場したAKB48の(左から)指原莉乃、渡辺麻友、柏木由紀、松井珠理奈、横山由依、渡辺美優紀
Photo By スポニチ

 31日はハロウィーン。ヨーロッパ発祥の宗教行事だが、日本でも気軽に街頭で仮装を楽しめる祭りとして盛り上がっており、ハロウィーン商戦が過熱している。

 日本記念日協会によると、ハロウィーンの市場規模は推計約1220億円。2011年の560億円から約2・2倍と急成長を遂げ、バレンタイン市場(約1250億円)に迫る勢いだ。

 ディスカウント大手「ドン・キホーテ」は昨年のハロウィーン関連グッズ販売額が、09年の約10倍に膨らんだ。今年は東京・渋谷に期間限定でハロウィーン専門店をオープンさせ、全国264店で関連グッズの取り扱い数を昨年から約2倍に増やした。

 コスチュームメーカー大手「クリアストーン」は、ハロウィーン商戦が始まった9月上旬から10月までの期間売り上げは昨年比約120%。担当者によると、例年の売れ筋は5000円前後の商品だが「今年は客単価が500〜1000円近く高い」。中でも、警察官や看護師のコスチュームに光るワイヤが付いた新商品は価格帯が1万円前後ながら人気だという。

 街に並ぶオレンジ色の観賞用かぼちゃも好調だ。ネット通販「最北の海鮮市場」は特設サイトを立ち上げ「ハロウィーンかぼちゃ」を販売。サイトを運営するノース物産(北海道旭川市)によると、ハロウィーンに注目が集まりだした12年に比べ、今年は4倍近い売れ行き。もっとも大きい直径約30センチの2Lサイズ(税込み3900円)は、流通量が少ないこともあって全国の遊園地や幼稚園から注文が殺到。販売開始から1日あまりで予定数を売り切った。

 急成長の背景にはSNSの存在がある。日本記念日協会によると、仮装は「絵」になる要素が強く「誰かに伝えるための絶好の機会」と分析。市場が急成長した2012年はフェイスブックが日本で本格的に活用され始めた年でもある。SNSの普及が、市場拡大の要因になったといえそうだ。

[ 2015年10月31日 05:30 ]

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