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めざせ 野菜1日350g! ちまこ通信

野菜たっぷり、薄味減塩、適度に凝り性の家庭料理を紹介しています

コロンとした見た目もかわいい かぶの鋳込み☆ 簡単出汁でも沁み込む美味しさ

本日も、昨日に続き蕪(かぶ)を使ったお料理です。

真っ白で、ころんとした形の蕪(かぶ)。

春の七草の「すずな」は、蕪の別名と言われていますね。冬においしい野菜です。

 

先週買い増しした物の残っていたので、一手間かけて、一手間抜いてお料理しました。

 

簡単出汁で煮込む かぶの鋳込み

 

コロンとした見た目もかわいらしい、野菜のおかずです。

 

かぶをくり抜いて、挽き肉を詰めてお出汁で煮込む料理です。

型の中に溶けた金属を流し込むことを「鋳込み」って言いますね。

それに似た手法で、野菜の中にお肉を詰めるので、鋳込みです。

 

「ピーマンの肉詰め」に似ていますが、ピーマンとは違って身が詰まっているので、くり抜く必要があるのね。

そのせいで、あまり見かけないのかもしれませんが、かぶにお肉と昆布出汁の旨味が沁み込んだ、絶品料理です。

 

今回は、お出汁を取る手間を省けるように、おぼろ昆布(とろろ昆布)を使っています。

賢く手抜き、賢く省力化です。

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レシピはこちら。

 

材料 

  • かぶ          大きめの物2個
  • 挽き肉         30gくらい
  • 長ネギ又はタマネギ   5センチ程度
  • 塩           2つまみ
  • 粉山椒         適宜
  • おぼろ昆布       2つかみ
  • みりん         大さじ1

作り方

  1. かぶは皮を剥き、葉の付け根を切り落として、中をくり抜きます。
  2. みじん切りにしたネギ類と挽き肉に、塩と粉山椒を加えてよく練ります。
  3. 1であけた穴に粉山椒をぱらぱらと振ってから、2を詰めます。
  4. 鍋にかぶの半分くらいの高さの水を入れ、おぼろ昆布を入れて弱火で加熱します。
  5. 4が沸騰したらみりんを加え、かぶを切り口が下になるように加えて、蓋をして5〜10分ほど煮込みます。
  6. かぶが透き通っていたら、完成です。

 

使うお肉は、鶏でも豚でもお好きな方を。

でも牛肉はおススメしません。かぶの旨味に牛の脂は合わない感じです。

 

個人的には、かぶの繊細な味には、鶏肉が一番合うように思います。

 

でもね、使うお肉の量が少ないので、その辺は適宜。

家庭料理ですから、臨機応変にね。

ピーマンの肉詰めと同時に作るなら、豚肉になるでしょうし、つくね団子と一緒に作る時は鶏になりますよね〜。

 

粉山椒は、お好みで使ってください。

我が家は大人家族なので、ちょっと香りを楽しむために加えています。

 

ポイントは2つ。

  1. 煮すぎないこと! 大根と違って、かぶは火の通りが早いので、グズグズになってしまいます。
  2. おぼろ昆布(とろろ昆布でも)は、水からゆっくりと加熱すること。こうすると美味しいお出汁をたっぷりと出してくれます。

 

切ったところがこちら。

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盛り付けてから、半分か4等分に軽く包丁を入れると、食べ易くなりますよ☆

 

かぶの鋳込み、今回のように和風出汁で煮ると和食に、鶏ガラスープで煮込みミルクを加えるとおいしいシチューにもなりますよ。

 

では、また。

http://food.blogmura.com/todayrecipe/