記事詳細
【米イージス艦南シナ海派遣】
板挟みのオーストラリア 「親中派」のターンブル首相 米作戦支持しつつ、中国との軍事演習にも参加
豪海軍は、米国防総省が人工島周辺への艦船派遣の検討をはじめた今年5月から、独自か米国などと共同の南シナ海への艦船派遣計画を立ててきたとされる。
ペイン氏は、中国の反発を避けながら地域の安全保障への主体的関与をアピールするため、米国と共同ではなく、独自に南シナ海への艦船派遣を模索するとみられる。ただ、隣国のインドネシアなど豪州と関係がぎくしゃくしている周辺国もあり、シンガポールの外交筋は「豪州艦船が南シナ海に受け入れられるのは難しい」とも指摘する。