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踊るバイエイターの敗者復活戦

アルバイト、アフィリエイト収入で生計を立てる人へ、踊りながら(楽しみながら)生きて行くための知恵を紹介するブログ。多くのWebマーケターに読まれています。不定期20時頃更新。

ブログで稼ぎながら海外に住む!海外生活をするブロガーになるためには?

ブロガー
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Blogger Tolly Moseley Portraitwww.flickr.com

 

旅行で行った海外が気に入り、そこに住みたいと思う人は多いかと思う。ただ、現地を旅行するのと働きながら現地に住むのは全く違うので、単純に旅行で気に入った国に住む事はあとあと後悔する事も多い。

 

海外に住む場合も一番のストレスとなるのは「制限」であり、この制限は文化や習慣、現地語をしゃべれないことから生じるコミュニケーションの問題、仕事から発生する事が多い。会社員として働けば、時間的な自由にも制限が加わるため、日本での生活とあまり変わらなくなる。

その結果、海外にいる意味を見出だせなくなる人もいるだろう。

 

ただ、ブロガーとして現地に住めば、この制限も少ない。旅行時とのギャップに悩まされるケースは少なくなるはずである。

そこで今回は、日本人が海外でプロブロガーとして生活するために必要になる事として、現実的な問題とその解決方法等を紹介していきたいと思う。

 

海外でのプロブロガーを実現するために必要な事3つ

1.生活コストを抑える

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上のツイートでも述べているように、プロブロガーを含めた広い意味でのアフィリエイターが運営サイトからの収入だけで生活したい場合、如何にして生活コストを抑えるかが重要となる。

元々貯金など資金力のある人ならすぐにでも実現できると思うが、ブロガーになりたい、独立したいと考えている殆どの人は余裕資金を多くは持っていないはずだ。

 

生活コストはどこの国かでも大きく異なるため、国によって難易度が全く違ってくる。生活コストの低い国では、月5万円さえ稼ぐ事が出来れば、プロブロガーとして生活する事も出来るだろう。

 

ただ、観光程度で訪れただけではこうしたコストの部分はわからない事も多い。実際に、コストを把握するために、本格移住の前に最低1ヶ月間ぐらいは暮らしてみる必要がある。

このプチ移住は海外生活におけるあらゆるストレスに耐えられるか?という事を測る上でも重要になる。

 

2.需要を把握する

海外在住ブロガーとして生活するならその移住する国のことを書くことも多いはずだ。ただ、その国に興味のある人が少なければ、アクセスを集めるのにも苦労する事が多くなる。

 

基本的にブログは、アフィリエイトサイトとは違って、トラフィックを集める事によるクリック報酬型広告やスポンサー広告で収入を得ている。従って、潜在的なトラフィックを把握する上で需要は無視する事が出来ない。

 

本当は良い所で、その国に見えない需要があると感じても、無名のブロガーがそれを広めるには労力やプレゼンテーション力が必要になる。流行らせる事が不可能とまでは言わないが、長期的なプランも考えなくてはならないだろう。

 

3.ビザを取る

Visa to Thailand 2006 + Re-Entry Permitwww.flickr.com

 

海外で長期間生活したいと考えた場合、ビザの問題は必ず解決しなければならない。海外旅行の経験が少ない人はあまり意識しない点かも知れないが、実現に向けた上で一番の壁になる事が多い。

 

例えば、タイの場合は日本のパスポートがあれば30日間はタイ国内に滞在する事が出来るが、ビザが無ければそれ以上の滞在は不法滞在となる。台湾や韓国は90日間の滞在となる。

国外に出て、再び入国するを繰り返しても、タイの場合は半年で90日間(約3ヶ月)しか、ノービザでの滞在は認められていない。

 

国によって観光ビザや学生ビザ等を使えば数年単位での滞在も難しくもないが、プロブロガーとして生計を立て、ビジネスビザ等を取得するには資金面での壁が非常に大きい。

ドイツやオランダ等個人事業主がビザを取得しやすかったり、ビザを必要とせず働く事が出来る場合もあるが、基本的には投資ビザといった形でかなりの額を稼ぐか投資(起業)しなければならない。

 

もちろん、現地の方と結婚をすれば合法的に永住やビジネスも可能であるが、これを予定した上で移住する人は少ないだろう。

国によって解決策は多岐にわたるが、長期滞在の上で一番の 問題になるのは間違いない。

 

海外生活における問題の解決方法

収入の確保

コストを抑えるだけ抑えても、人間は社会で生きていく上では必ず消費を必要とする。従って、収入の確保、収入が無ければ貯金は用意した方が良いだろう。

 

ブログ以外で収入を確保するにはライター業等がある。クワウドソーシングを利用したり、アフィリエイトサイト用の記事など、オリジナリティを求められる記事作成の仕事はネット上でもそれなりに見つける事が出来るはずだ。

>>> 記事を書いて報酬を得るサイト

 

ブログやライター業以外にも、アフィリエイトサイトなど、ビジネス色の強いサイトは所有し育てておいた方が良いだろう。

 

また、日本で収入を得ている場合、現地通貨を降ろす手段も必要になる。手数料はかかるが、クレジットカードやキャッシュカードによる現地ATMからの引き出し手段として、こうしたカードは予め作っておかなければならない。

こうしたカードがあれば、日本の銀行へ振り込まれた報酬も現地通貨へ両替した上で使用する事が出来る。

ちなみに、日本で得ている収入であればきちんと確定申告が必要になる。

 

保険

また、病気や事故、盗難等のリスクを考えれば当然保険には入っておいた方が良い。数ヶ月であればクレジットカードに付随している海外旅行保険でも良いし、有料ではあるが、長期で加入できる海外旅行保険もある。

 

病気になった時、移住先で十分な治療を受けれなかったり、治療費の問題から日本への帰国を検討した方が良い場合もあるだろう。移住先に応じて、日本での国民健康保険の加入も考えなければならない。

もちろん、国民健康保険への加入には、日本での確定申告が必須となる。

 

ブロガーにおすすめの海外

taipei 101台北 www.flickr.com

 

個人事業主として資産がそこまでなくともビザを取得し易いドイツ等、自分の知らない範囲で様々な魅力的な国があるかと思う。それでも、欧米となれば、生活コストを考えると、ある程度の収入や貯金が無ければ難しい。

 

コストを抑えるという点と、それなりに(日本人から見た)需要のある国として浮かぶのは台湾韓国中国タイあたりの国である。これらの国は投資ビザ等が無ければ移住という形は難しいが、数ヶ月単位で日本と行ったり来たりする生活をすればビザの問題は無くなる。

 

中国に15日以上滞在する場合は観光ビザが必要になるが、こちらは簡単に取得できる。韓国や台湾は90日のノービザによる滞在日数が過ぎる前に日本へ戻れば良いし、タイの場合も半年で90日間を越えなければノービザでも周辺国への出国等で延長、もしくは簡単に観光ビザの取得が出来る。

 

突出した需要と今後を考えても、台湾はトピックとして魅力的だろう。現在は台湾をネタにし生活できるぐらいのトラフィック、具体的には月50万PVを越えるような個人ブロガーは自分の知る限りではまだない。ただ、近年の需要の高まりを見る限りは、今後出てくるのは間違いないかと思う。

 

ちなみに、タイでブログ収入による生活をしている個人は自分以外に聞いたことがない。これは競争率が高い上に、需要の殆どを夜遊び関連に集中しているため、広告が限定されているからだと思う。

もちろん、アフィリエイトサイトを運営していたり、情報メディアを運営して生活している個人や法人はそれなりにいる。ただ、ブロガーのカテゴリーでは、今後しばらくは競争率も高いまま落ちる事はないだろう。

 

海外で生活するブロガーへ

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bloggers at cafe la onda | Flickr - Photo Sharing!

 

ブログの収入だけで生活するプロブロガーになることは、もちろんリスクもある。一度会社員の道から外れれば、結果を残さないかぎり、新卒採用からのゴールドチケットを失うことを覚悟しなければならない。

 

自分は、会社員などまっとうなルートで生きてきている人に、プロブロガーなんて道を薦めた事はない。自分が薦めているのは、ブロガーという道を諦めても元の立場に戻る事が可能なアルバイトなど非正規雇用者である。この事はこのブログについて等以前の記事でも述べている。

もちろん、ニートもそうで、こういう人は1度や2度新しい可能性を探る上でも、海外に滞在しながらブログで稼ぐといった方向性を目指しても良いかと思う。 

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