誰かとデートに行くとき、あなたはどんなことで相手のために頑張っているだろう。会話を盛り上げるために頑張ったり、気遣いでやさしさをアピールしたり、一緒にいて落ち着ける雰囲気を作るために頑張っていたり、様々気にしていることがあると思う。
しかし、実際にそう思っていても具体的な行動や態度まで落とし込んで相手に想いを伝えることができているかと言えば、結構疑問に思ってしまうもの。
デート中にすることでどんなことが相手をドキドキさせたり、キュンとさせるのかは、漠然としてしまっている人がいるのではないだろうか。
そこで今回は「デート中にドキドキさせる方法」を紹介したい。せっかくこぎつけた好きな人とのデートでは今回紹介するような方法を意識してみよう。
デート前日からドキドキさせる
「デート中」と言いながら、最初に紹介したいのは「デート前日」の行動。
少し構えさせてしまう可能性があるのでそこは注意が必要だけど、せっかくなら前日から自分のことを思い切り意識させてしまおう。
具体的にはメールやLINEなどを使って「デートを楽しみにしていること」を伝える行動。
「明日、楽しみにしてるね!」
なんでもいいけれど、暇だから遊ぶのではなく、「あなたとの時間を意識している」ということを前日に伝えよう。変に構えさせてしまうことが心配になるかもしれないが、男女が恋仲になるためにはある程度の緊張がスパイス。普段の会話が良好なら意識させた状態でデートがしたい。ニュアンスで相手の捉え方を変えることもできるので、ぜひ一言メールやLINEをしておこう。もし前日に会っている関係ならさらっと一言伝えておくといい。
笑顔で待ち合わせをしよう
もし今回のデートがその人との初デートで照れくさかったとしても笑顔で待ち合わせをしよう。それだけで安心するし、どんなデートでも多少の緊張があるので、会った瞬間の雰囲気がよくなる。逆なら不安がより大きくなってしまうので「笑顔」はとても重要だ。
女性は待ち合わせに小走りで駆けつけると男性ウケが良い。すごくベタなことだけど、こういう女の子らしい行動や態度はストレートに相手男性が「かわいい」と思うものなので、最後の数歩だけでも積極的に会おうとしていることを伝えられるといい。
相手は嬉しくてドキドキするはず。
デートに対するモチベーションを遠回しに伝えよう
付き合う前なら、二人でどこかにでかけるデートは、不安と期待が入り混じる。「自分と一緒にいて相手は楽しいのかな?」と初デートで思ったことがない人は恐らくいないだろう。まだしっくりこないのが付き合う前だ。仲が良くてもいざ一緒に出掛けるとなれば雰囲気が変わることもよくある。
そこで重視したいのが前日から伝えている「デートへのモチベーション」。楽しもうとしている態度が伝われば、それだけで雰囲気がよくなるので、デート前に調べておいたことをちょっと話題にしてみたり、その日の過ごし方の提案をしてみたりが王道になる。ちゃんとデートのことを考えてくれていたことが伝わるからドキドキするのである。
そこまでしていないと言う人は、前の日に早めに寝ておいたとか、天気が晴れならその話題とかで「楽しいデートがしたいと思っている意志」を伝えよう。もし具体的なアクションが起こせているなら、言葉をストレートにしないことで相手にあなたの心理を考えさせてもいい。疑問になるなら確かめたくなるのが人なので、カップルらしい会話になることもよくあるから、細かいことだけど行動と言葉のバランスが取れるとベストだ。
気遣いはデート中にドキドキするきっかけになる
デート中は何でもいいから相手を気遣った行動・態度・言葉を心がけよう。気を遣いすぎていると伝われば雰囲気を硬化させるデメリットの方がまずいのだが、時々は気遣いの言葉や行動を挟めるといい。ご機嫌取りをしているようなおよび腰になってしまわないように注意をすれば、良い感じで挟めると思う。それだけ人は相手に対し思っていることをアクションにまで落とし込めていない。一度自分をふりかえっておくとわかり易いだろう。
気遣いを表現するためには相手をよく気にしておこう。それが伝わるからドキドキさせる方法となっている。
寒そうにしているなら上着やマフラーや手袋を貸してあげようとしてみたり、暖かい飲み物を提案してみたり、休憩のタイミングも「やさしさ」を前提にして提案できると気持ちが伝わる。「気にしてくれているんだな」と思ってもらえたら良い雰囲気の中でデートができるだろう。
気遣いがデート中にドキドキさせる方法となるのは、どんな行動や態度も相手に取ってとてもストレートに伝わるからだ。デートは二人きりでするものなので、相手のアクションの対象は自分しかいない。だから普段なかなか言葉にできないことが相手に伝わるので、些細なことも具体的な行動に起こそう。一言だけでも変わるので、探り合いになってしまうようなイメージではなく、優しさを意識してやってみるといい。
重ねて伝えておくが、やりすぎは距離を感じさせる原因となるのであくまで「挟む」程度に。
携帯はあまり触らないように
デートは二人きりでするものなのに、よく邪魔をするのが携帯だ。上の記事でも述べていることだが、最近は何かと携帯を触る人がふえているので、携帯を一切見ないという行動で相手を大事にしていることが伝わりやすくなっている。
特に普段の付き合いがあるなら、携帯をチェックしている姿もよく見ていると思うので、二人きりになった時のギャップと受け取る可能性もあるだろう。
デートでは相手のことが気になるので、細かなことも伝わるもの。一緒にいる時間をどう思っているのかはこんなところにも表れるし、もし軽視しているように思われてしまうと途端にそのデートがくだらないものとなってしまうから、気を遣いたいポイントだ。
デート終了の時間は「延長」がドキドキのポイント
少しテクニックぽさがある方法なのだがポイントをおさえてみてほしい。
アーティストのライブにはほぼ必ず「アンコール」がある。色々な意味がこれにはあると思うけど、ファンはもっとライブを楽しみたいという気持ちを伝えているし、アーティストも同様。本当は終わる時間だけど、「もう少しだけ」という行動がお互いの満足感をより高めている。
デート終了の時間は少しだけでもいいから「延長」を意識してみよう。そのために少し早めに終わる予定を立てて置いてもいいし、「もう少しだけ」とその場で言葉で伝えてもいいので「もう少しこのデートを続けたい」という意思を伝えると、その日のデートに満足していることが伝えられて相手をドキドキさせることができる。
デート後のメールやLINEでも伝えられることだが、やはり一緒にいる時の行動や態度の方がストレート。ぜひ組み合わせてみたいことだし、もし「そろそろ帰ろうか?」と聞かれたら、相手のことばかり気遣わずにもう少しだけ一緒にいたいという気持ちを遠回しでもいいから伝えよう。
また、門限があったり、終電の場合も、余裕を持って行動する人が多いから、少し前に時間を伝えておいて、それをほんの少し延長するだけでもここのポイントが相手に伝わる。
せっかくだから真剣な顔も見てもらおう
デートはそれまで知らなかった相手の新たな一面を発見するのも醍醐味だ。知らない一面を知ることでドキドキすることも多い。
二人になったら良い意味で変わる人もいるし、また新たな雰囲気になることもあるから、デート中の雰囲気はずっと明るい雰囲気でなくてもいい。真剣な話もせっかく二人きりなので挟めるといいだろう。
特に男性に言いたいことだが、デートはアハハオホホだけでなく「真剣な顔」でする話や事も挟んでみよう。男らしさを感じさせることができるのでドキドキさせる方法となる。
もちろん女性も色々な表情でデートできるといい。感情を態度で表現するのが女性の方が得意なので女らしさを感じさせるから男性がドキドキする。
例えば少しだけ自分の仕事の話をしてみたり、笑い話だけでデートを終えるのはもったいない。明るい雰囲気で一日を終えることは重要だが、色々な話しができると距離は縮まりやすい。是非色々な表情も見せておきたい。
デートで相手への「理解」を示そう
人は自分のことを理解されたい心理を持つ。分かってくれているという感覚を異性に覚えた時はドキドキするものだ。
この方法を簡単に実践するなら「好きな人の好きなもの」を基本に考えよう。「食べ物」でも「色」でも「すること」でもなんでもいい。会話も明るくなるだろうし、自分のことを理解してくれていると思ってもらえたならうれしい気分にもさせることができる。
そう考えると、それまで得ている情報の活用は大事になってくるのだろう。食べ物は比較的話題にあがりやすいかと思うし、リサーチも簡単だと思うので実践してみよう。もちろん「好きなもの」以外でも相手への理解を示せるなら応用した考え方はできるはず。その際の注意点はあまりネガティブな話題になってしまわないようにすることだ。
ふとした瞬間に目で意志を伝えよう
良い雰囲気で一緒に居られるデートなら、敢えて言葉ではなく目で意志を伝えてみよう。阿吽の呼吸はアイコンタクトによってなされるけれど、カップルに取っては「見つめ合う時間」にもなっているところがポイントだ。
彼氏や彼女がいない人に取って「見つめ合うこと」は普段なかなかないことだ。ただのアイコンタクトでも内心でドキドキしてしまうことは本当に多いので、実践してみてほしい。言葉がなくてもわかり合える関係に拘ることはないから「返事」をアイコンタクトにしてみたり、ふとした瞬間に短い時間でいいから言葉がない状態で相手を見つめたい。
見つめ合うことに慣れていなければ、何となく空気が緊張してしまうのではないかと不安に思う人もいるかもしれない。
確かに急に黙って見つめられると、相手のドキドキは緊張が主な理由となる可能性がある。そんな人はきっかけを意識しておくと空気が凍り付かない。だから、アイコンタクトはお勧めなのだ。5秒も10秒も見つめ合うわけではないから、内心でドキドキしてしあっても相手は普段通りを装おうと思うから、二人きりだからこそ相手を見つけてみたい。
まとめ
今回は「デート中にドキドキさせる方法」をまとめた。
敢えてテクニック色を抑えめにしたのは、あくまでも雰囲気を重視してほしいからだ。デートそのものが成功することを前提にしてドキドキさせるから効果がある。
ボディタッチや手つなぎデートを付き合う前にやれば、当然ながら相手はドキドキすると思うが、これを表面的な文章で勉強してやろうとしてもなかなかうまくいかない。緊張が空気を作ってしまうと、最も重要な会話がうまく行かなくなることが多くなるのである。
付き合う前のデートは、内心でドキドキするポイントがたくさんあるものなので、あまり思い切った行動や態度を意識する必要はない。「え?こんなことにドキドキしていたの?」と付き合ってから思うことは多いはずなので、そんな視点からデート中を考えてみよう。
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