2015/08/26
IKEA(イケア)の家具を持っている方が増えていますが、注意点は分かっていますか?
実際に引越し業者が運搬を拒否したり、分解組立を断ることが当然の様におこっているのです。
By: Håkan Dahlström
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IKEA(イケア)とは?
低価格とデザインの良さから世界中で人気の家具販売店です。
ただ低価格の要因となる組立式の家具が通常の生活には問題はありませんが、引越しには不向きで問題が多数起きているのです。
イケア(IKEA International Group)は、スウェーデン発祥で、ヨーロッパ・北米・アジア・オセアニアなど世界に出店している世界最大の家具販売店。
家具といったらイケアというほど世界では浸透している。その理由は低価格、デザインのよさ、アフターサービス面のよさなど。
引越しに不向きな理由
IKEAの家具はバラバラの板などのユニットを組み上げる仕組みで、組み合わせる際にはかなりの多くの板とネジを使い組み立てていきます。
通常日本の家具は分解といっても板になるまではバラバラにはなりません。そのためにある一定の法則で分解から組立まで出来るのです。
しかしIKEAの家具はバラバラ過ぎて一定の法則も何もないのです、とにかくバラバラにして組み立てるという行程をくり返さなくてはなりません。
ネジが多すぎてネジ山が潰れていたり、強引に組み立てられたために分解できない状態の物もあります。それこそ無理やりにしかネジが外せない状態の物もあるのです。
「木ネジ」が分解組立を困難にする
「木ネジ」とはどのような物かと言いますと、通常のネジは受け手も金属の板やナットになりますが、「木ネジ」は受け手が合板である板そのものになるのです。
通常の家具はネジも受け手も金属のために容易に分解組立が出来るのですが、「木ネジ」を使用した物は分解と組み立てを想定していません。
例えるのなら「カラーボックス」は「木ネジ」で組み立てます、しかし一度分解してしまうと再度組み立てた際は強度を保てません。受け手の穴が広がってしまっていて強く密着できない為なのです。
分解組立の拒否
上記の内容から引越し業者はIKEAの家具の分解と組み立てを受けてくれないことが多いのです。
その理由の一つとしては、引越しの時間が掛かり過ぎるという事もあります。IKEAの家具は分解にしても組立にしても引越し作業員が付きっ切りになる必要があるのです。
引越し業者は運搬に必要である最低限な家具の分解と組み立てはしますが、IKEAの家具については最低限のレベルではありません、専門の作業員が最低1名以上は付きっ切りで必要になるレベルなのです。
そしてそこまでの時間を費やしても強度が落ちてグラグラするなどのクレームが入るのであれば、運搬する意味はなさないのです。
その為に引越しの依頼をした本人に分解と組み立てをして頂くか、専門業者に依頼してくださいという流れになるのです。
拒絶されなかった場合
引越し業者がIKEAの家具の運搬について何も言わなかった時は注意してください。
何も注意事項を言わないのは大丈夫という訳ではなく、ただ単にIKEAの家具ということに気が付いていないだけの事がほとんどなのです。
引越しの営業マンといえどハッキリ言って家具の事なんか分からないのです、家具屋さんじゃあるまいしそんな知識はほとんど持ち合わせていません。
必ずIKEAの家具がある場合は引越しの見積り時に営業マンに伝える事は忘れない様にして下さい。営業マンに聞かれなかったといって問題ないのかな?なんて都合の良い解釈は絶対してはダメです。
IKEAの家具と伝えていなかった為の事故
営業マンも事前に気が付かず、お客さんも伝えていなかった場合に何が起こるのでしょうか?
当然の事ですが引越し当日に作業員が対応することになるのです。引越し当日にIKEAの家具と発覚すれば営業マンの確認ミスという事で運搬してもらわないと困るとクレームを付ける事になると思います。
そこで無理やり運ぶ事になるのです、しかしIKEAの家具は本当に引越し屋泣かせなのです。まともに分解組立を行なっていれば時間が全然足りません、それこそ引越しの時間が倍掛かることもあるのです。
実際あった全損事故
引越し当日にIKEAの家具と発覚したのですが、引越し作業員は何を思ったのか分解はとても時間が掛かるので諦めたのです。
ではどの様に運んだかと言うと2階からの引越しだったのですが、当然のことながら分解しないと家具が大き過ぎて通路を通す事が出来なかった為に、分解しないままで作業員は驚く事をしたのです。
なんとかなりの大型の家具だったのですが、ベランダからロープで吊り降ろそうとして重みに耐え切れずに落下させてしまったのです。
結果は家屋は破損、そして家具は全損になって買い直しとなったのです。
プロという言葉を信じてはいけない
引越しの営業マンも引越しの作業員も「プロ」です。
しかしこの場合の「プロ」は引越業で給与を頂いているという事に過ぎないのです、「プロ」イコール「職人」ではありません。
IKEAの家具を見抜く力のある営業マンや、突発的にハードな条件の引越しを無事完了させるだけの能力がある引越しの「プロ」などほんの僅かしかいないのです。
実際の現実なのです。したがって依頼する際はしっかりとIKEAの家具と伝える必要があるのです。
伝える事さえすれば、あとは拒否する業者も居れば対応する業者もいる事でしょう。そして分解組立の専門業者の話しが出る場合もあると思います。
しかしあなたの責任は伝える事で一旦は完了した事となるので、最低限は引越し業者に「IKEAの家具です」と伝えましょう。
まとめ
IKEAの家具はデザインの良さとお値打ちという観点で魅力があると言って良いと思いますが、引越しを考えると大きなマイナスがあることも理解しておかなくてはなりません。