ロッテのビッグディール…サムスン化学事業を3兆ウォン台で買収

ロッテのビッグディール…サムスン化学事業を3兆ウォン台で買収

2015年10月30日13時45分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  ロッテがサムスンの化学事業を引き受ける。ロッテとサムスンによると、ロッテケミカルはサムスンSDIの化学事業とサムスン精密化学、サムソンBP化学を買収する。昨年11月にサムスン総合化学と子会社サムスントタルをハンファグループに売却したサムスンは、今回の取引が終結すれば化学事業から完全に撤退することになる。

  サムスンSDIなどは30日、一斉に取締役会を開き、売却案を議決する。ロッテケミカルはサムスンSDIのケミカル部門の株式90%とサムスン精密化学株31.23%、サムスンBP化学の株式49%を取得する。買収代金は約3兆ウォン(約3200億円)台と推算されている。サムスン精密化学はサムスン創業者の故李秉チョル(イ・ビョンチョル)会長が設立した会社で、韓国肥料が母胎。大株主はサムスンSDI(14.65%)だ。

  今回の取引に先立ちサムスンは8月、サムスン精密化学が保有していたバッテリー素材事業をサムスンSDIに移し、素材団地社屋をサムスン電子に譲渡した。サムスン精密化学はサムスンBP化学の株式をサムスンSDIから引き受けて子会社にした後、一度に売却するための作業をしてきた。

  ロッテグループは「新しい成長動力を確保するために化学事業の拡大に大きな関心を抱いてきた」と明らかにした。
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