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文化功労者 スポーツ界から川淵三郎さん
10月30日 19時28分

文化功労者 スポーツ界から川淵三郎さん
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文化功労者に選ばれた日本サッカー協会最高顧問の川淵三郎さんは、大阪府出身の78歳です。サッカー日本代表の元選手で、現役引退後はみずからが中心となって日本初のプロサッカーリーグの立ち上げに力を尽くし、1993年にスタートしたJリーグの初代チェアマンに就任しました。
そして「地域スポーツの振興」を掲げ、全国各地へのJリーグクラブの設立や、小学校の校庭を芝生にする取り組みなどを進めました。
また2002年のワールドカップ日韓大会の招致のほか、日本サッカー協会の会長として、競技の普及と強化に力を入れてきました。
活躍はサッカー界だけにとどまらず、ことし5月には日本バスケットボール協会の会長に就任し、分裂していた男子リーグの統一に向けて改革を推し進め、国際試合禁止の制裁の解除を実現するなど、バスケットボール界で強いリーダーシップを発揮しました。
川淵さんは「豊かなスポーツ文化、国民の心身の健康への寄与という理念をどう具現化するか、多くの仲間と活動してきたことが認められうれしく思う」と、これまでの活動を振り返りました。今後に向けては、「トップアスリートと草の根のスポーツがともに発展することで、日本のスポーツ界が活性化すると思う。子どもたちにスポーツが楽しいと思ってもらうために努力していきたい」と話していました。

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