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モスクで自爆テロ相次ぐ ナイジェリア10月24日 12時51分
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西アフリカのナイジェリア北東部で23日、モスクを狙った自爆テロが相次ぎ、少なくとも55人が死亡し、市民を標的にしたテロを激化させているイスラム過激派組織、「ボコ・ハラム」の犯行とみられています。
ナイジェリア北東部、ボルノ州の州都マイドゥグリにある地元のモスクで、23日早朝、信者が祈りをささげるなか、爆弾が爆発しました。
さらに、アダマワ州の州都ヨラにある建設されたばかりのモスクでも、爆弾テロが起き、これまでに合わせて55人が死亡し、多数のけが人が出ています。
いずれも、過激派思想を受け入れない宗教指導者や信者を標的にしたイスラム過激派組織、ボコ・ハラムの犯行とみられています。
ボコ・ハラムは政府軍などの掃討作戦で、いったんは弱体化したとみられていましたが、最近になって女性や子どもを利用した自爆テロを激化させていて、市民の犠牲者が急増しています。
マイドゥグリでは、夫を殺害された女性が7000人近くに上り、その多くが生活に困り路上で物乞いを余儀なくされているということです。
ボコ・ハラムはナイジェリアだけでなく、カメルーンなど周辺国にも攻撃を仕掛けていて、アメリカのオバマ大統領は現地にアメリカ軍の部隊を最大300人規模で派遣し、テロ対策への支援を強化する方針を示しています。
さらに、アダマワ州の州都ヨラにある建設されたばかりのモスクでも、爆弾テロが起き、これまでに合わせて55人が死亡し、多数のけが人が出ています。
いずれも、過激派思想を受け入れない宗教指導者や信者を標的にしたイスラム過激派組織、ボコ・ハラムの犯行とみられています。
ボコ・ハラムは政府軍などの掃討作戦で、いったんは弱体化したとみられていましたが、最近になって女性や子どもを利用した自爆テロを激化させていて、市民の犠牲者が急増しています。
マイドゥグリでは、夫を殺害された女性が7000人近くに上り、その多くが生活に困り路上で物乞いを余儀なくされているということです。
ボコ・ハラムはナイジェリアだけでなく、カメルーンなど周辺国にも攻撃を仕掛けていて、アメリカのオバマ大統領は現地にアメリカ軍の部隊を最大300人規模で派遣し、テロ対策への支援を強化する方針を示しています。