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9月の野菜卸売価格 7割の品目で値上がり
10月30日 19時11分

先月の主な野菜の卸売価格は夏場、不安定な天候の影響で「ねぎ」や「なす」などおよそ7割の品目で値上がりし、全体として去年の同じ月に比べて4%値上がりしました。
農林水産省は全国の卸売会社、120社余りを対象に毎月、野菜の卸売価格を調べています。
それによりますと、先月の野菜の卸売価格は、調査対象となった49品目全体の平均で去年の同じ月に比べて4%値上がりしました。
これは夏場の高温や、逆に低温・長雨など不安定な天候の影響で作物がよく育たなくなり出荷量が減ったためです。
主な品目を見ますと、「ねぎ」が去年の同じ月に比べて36%、「にんじん」が34%、「なす」が18%、「さといも」17%、「ピーマン」14%など35品目で値上がりしました。
一方、産地の天候が安定し出荷が順調だった品目は値下がりしました。具体的には「はくさい」と「たまねぎ」が10%、「だいこん」が9%、「レタス」が3%など14品目で値下がりしました。
農林水産省では、「今月に入ってから主な産地で天候が安定しているため野菜の生育は順調で、一部を除いて価格もほぼ平年並みまで落ち着いてきている」と話しています。

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