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自殺中学生の父親に「非人間的」と懲役6年

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自殺中学生の父親に「非人間的」と懲役6年

 東京都西東京市で中学2年の長男に暴力を振るい自殺させたとして、傷害と自殺教唆の罪に問われた父親の無職、村山彰被告(42)に東京地裁立川支部は29日、求刑通り懲役6年の判決を言い渡した。

 判決理由で、阿部浩巳裁判長は「被害者を肉体的、精神的に痛めつけ、幼い弟の命を持ち出して自殺を決意させた。非人間的な犯行だ」と指摘した。

 判決は、被告が自殺前日、長男に「24時間以内に自殺しろ。死ななかったら俺と弟が死ぬ」と迫ったと認定。弁護側は発言を否定し、自殺教唆罪について無罪を主張したが、判決は「自殺を要求したと元妻に話したのは、離婚を承諾させるためだったとする被告の主張は信用できない」と退けた。

 被告が長男に繰り返し暴行を加え、女装をさせたり、食事や排せつを自由にさせなかったりした状況は「耐え難い絶望感や孤独感を抱かせ、死を意識させるに十分だった」とした。

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