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“Windows Update”で32bit版「Office 2010」に64bit版の修正パッチが配信される問題
インストールされてしまった場合はそのままでOK。適用に失敗する場合は除外処理で
(2015/10/30 16:31)
日本マイクロソフト(株)は29日、32bit版の「Microsoft Office 2010」を利用している環境において、64bit版「Microsoft Office 2010」の更新プログラムが“Microsoft Update”に表示される現象が確認されていることを明らかにした。
同社によると、10月28日以降、32bit版「Microsoft Office 2010」を利用している環境において“Microsoft Update”で適用すべき更新プログラムとして、以前は検出されていなかった64bit版「Microsoft Office 2010」向けの更新プログラム「KB2687413」「KB2837582」「KB2687455」が検出される現象が発生しているという。このうち「KB2687413」「KB2837582」は正常に適用が完了するが、「KB2687455」は適用に失敗してしまう。
これらの更新プログラムは32bit版「Microsoft Office 2010」には不要であるため、“Microsoft Update”の適用対象から除外してもよい。Windows 10には更新プログラムを適用対象から除外するためのユーザーインターフェイスが用意されていないが、公式のツール「Show or hide updates」を利用すれば非表示にすることが可能。
また、「KB2687413」「KB2837582」がすでにインストールされてしまった場合は、アンインストールせずそのまま利用してかまわないとのこと。
URL
- Office 2010 32 bit を使用している環境に、Office 2010 64 bit の更新プログラムが検出される - Japan WSUS Support Team Blog - Site Home - TechNet Blogs
- http://blogs.technet.com/b/jpwsus/archive/2015/10/30/office-2010-32-bit-office-2010-64-bit.aspx
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