- 仕事帰りに外飲みしていない人が2013年より増加
- 飲み代の平均予算は「4000円程度」
- 飲みに行く目的・理由は「会話やコミュニケーション」
- 飲みに行く相手は「職場の同僚」がトップ
株式会社インテージは、ビジネスパーソン意識調査『仕事帰りの外飲み事情2014』を実施しました。本調査は、2014年7月15日~7月17日、インテージ・ネットモニター“キューモニター”のうち20~59才のビジネスパーソン男女800名(京浜/東京・埼玉・千葉・神奈川)を対象として、最近3ヵ月の仕事帰りの外飲み状況に関してインターネット調査を行い、結果をまとめました。また、2013年7月に行った同調査と比較し、外飲み状況の変化について考察しました。
- 調査方法
- インターネット調査
- 調査地域
- 京浜(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)
- 調査対象者
- インテージ・ネットモニター“キューモニター” 20~59才男女ビジネスパーソン
- サンプル構成
- 男性400名、女性400名
- 調査期間
- 2014年7月15日(火)~7月17日(木)
- 調査実施機関
- 株式会社インテージ
1.仕事帰りに外飲みに「行っていない」人は35.9%。行っても「2~3ヵ月に1回くらい」が最も多い
最近の3ヵ月間に仕事帰りに外飲みした人は全体では64.1%。性・年代別でみると、外飲みした割合が最も高いのは女性20代で71.0%。一方、飲みに「行っていない」のは全体の35.9%。50代女性が最多で43.0%、次いで40代女性(40.0%)。
外飲みした人でも頻度は「2〜3ヵ月に1回くらい」が最も多く19.5%。次いで「1ヵ月に1回くらい」(15.4%)。20代男性は20.0%が「週1日くらい」仕事帰りに外飲みしていた。
2013年度の同調査と比較すると、4月の消費税増税の影響もあるのか、仕事帰りの外飲みに「行っていない」が増加(5.3ポイント)していた。
(単数回答)(表1-1、1-2、図1参照)
- Q1.
- 最近3ヵ月間、あなたはどのくらいの頻度で会社の同僚や友人など(一人の場合も含む)とプライベートで仕事帰りに飲みに行きましたか?(回答は1つ)
※会社の歓送迎会などの行事や接待は除いてお答えください。
※飲酒しない方は、一緒に行った方が飲酒している場合をお答えください。
- [表1-1]
- [表1-2]性・年代別
- [図1]
- 最近3ヵ月間の外飲み頻度 前年度比較
2.仕事帰りの外飲みは86.5%が18時〜19時台にスタート、50代は男女とも「18時台」スタートが最多
外飲みのスタート時間は「19時台」が最も多く48.9%。次いで「18時台」(37.6%)、「20時台」(18.9%)の順。性・年代別でみると、男女とも20〜40代は「19時台」が最も多く、50代は「18時台」スタートが多い。
(複数回答)(表2参照)
- Q2.
- 最近3ヵ月間、仕事帰りの外飲みスタート時間は、何時頃が多かったですか。(回答はいくつでも)
【ベース:最近3ヵ月に1回以上仕事帰りに外飲みした人】
3.外飲みしている時間は2時間~3時間くらい
外飲み時間は、「2時間くらい」が最も多く49.7%。次いで「3時間くらい」(42.7%)、「4時間くらい」(12.1%)。男女とも全ての年代で2〜3時間くらいが最も多いが、女性20〜40代は「4時間くらい」の割合が他の性年代より高い。
(複数回答)(表3-1、3-2参照)
- Q3.
- 最近3ヵ月間、仕事帰りに外飲みしている時間は、一回当たり何時間くらいが多かったですか。(回答はいくつでも)
【ベース:最近3ヵ月に1回以上仕事帰りに外飲みした人】
- [表3-1]
- [表3-2]性・年代別
4.1回の飲み代は、「4000円程度」が最多
外飲み1回の平均予算は、「4000円程度」が最も多く34.9%。次いで「3000円程度」(34.1%)、「5000円程度」(16.6%)。2013年度は最も多い予算が「3000円程度」だったが、2014年度は「4000円程度」が昨年より7.2ポイント上昇し最多となった。
(単数回答)(表4、図4参照)
- Q4.
- 最近3ヵ月間、仕事帰りの外飲みの一回一人当たりの平均予算(2軒以上に行った場合は1軒目)はだいたいどれくらいでしたか。1,000円単位でお答えください。(回答は1つ)
【ベース:最近3ヵ月に1回以上仕事帰りに外飲みした人】
- [表4]
- [図4]
- 最近3ヵ月間の飲酒平均予算 前年度比較
5.飲みに行く目的・理由は「会話を楽しんだり、コミュニケーションをとりたかったから」
仕事帰りに外飲みする目的・理由のトップ3は、「会話を楽しんだり、コミュニケーションをとりたかったから」(69.0%)、「ストレス解消や気分転換をしたかったから」(43.5%)、「つきあいで、誘われたから」(40.5%)となった。女性はどの年代も「会話を楽しんだり、コミュニケーションをとりたかったから」の割合が高いが、女性30代は60.9%が「ストレス解消や気分転換をしたかったから」と回答し、性年代別で最も高い割合。男性50代は「お酒を飲む雰囲気が好きだから」「お酒を飲みたかったから」の割合も高い。
(複数回答)(表5-1、5-2参照)
- Q5.
- 最近3ヵ月間、あなたはどのような目的・理由で仕事帰りに飲みに行きましたか。次の中からあてはまるものをすべてお答えください。(回答はいくつでも)
【ベース:最近3ヵ月に1回以上仕事帰りに外飲みした人】
- [表5-1]
- [表5-2]性・年代別
6.飲みに行く相手は、「職場の同僚」がトップ。男性30~50代は “一人飲み”も10%以上
仕事帰りに飲みに行く相手として最も多いのは「職場の同僚」で64.1%、次いで「職場の上司」(35.7%)、「会社、職場の以外の友人・知人(同性、異性問わず)」(32.4%)。性・年代別でみても、男女ともすべての年代で「職場の同僚」がトップ。一方、男性30〜50代は“一人飲み”も10%以上いた。
(複数回答)(表6-1、6-2参照)
- Q6.
- 最近3ヵ月間、仕事帰りの外飲みはどなたと一緒でしたか。次の中からあてはまるものをすべてお答えください。(回答はいくつでも)
【ベース:最近3ヵ月に1回以上仕事帰りに外飲みした人】 - [表6-1]
- [表6-2]性・年代別
7.最近3ヵ月の外飲みパターンは、2013年より「外より家で飲むことが増えてきた」が増加
最近3ヵ月の仕事帰りの外飲みパターンを聞いたところ、『あてはまる』割合が高いのは「一次会で帰るようになった」が半数以上の51.9%。次いで、「外より家で飲むことが増えてきた」(38.2%)、「上下関係なく割り勘にすることが多くなった」(33.7%)。2013年度の同調査と比較すると、増加した割合が最も高いのは「外より家で飲むことが増えてきた」で10.8ポイント高くなっている(27.4%→38.2%)。“仕事帰りの外飲み頻度”の項目で飲みに「行っていない」が増加している結果と比例している。
(単数回答)(表7、図7参照)
- Q7.
- 最近3ヵ月間のあなたの仕事帰りの外飲みは、次のどのパターンにあてはまりますか。それぞれお答えください。(回答は横の行ごとに1つずつ)
【ベース:最近3ヵ月に1回以上仕事帰りに外飲みした人】
- [表7]
- [図7]
- 最近3ヵ月の飲酒パターン「あてはまる」年度別比較(2013年度・2014年度)
調査結果プレスリリースPDF
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- ex)
- インテージ ビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』 2015年2月調査
株式会社インテージのビジネスパーソン意識調査『男性の美容意識』(2015年2月調査)によると・・
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