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最先端ITで新ビジネス 無人タクシーなど候補
10月30日 14時36分

インターネットであらゆるモノをつなげるなど、最先端のIT技術を活用して新たなビジネスを生み出すことを目指す、産官学による委員会の初めての会合が開かれ、自動運転による無人タクシーサービスの実現など実証実験の候補が示されました。
経済産業省や総務省、メーカーや大学などが参加する委員会はインターネットであらゆるモノをつなげる「IoT」と呼ばれる技術や人工知能などを活用して、新たなビジネスを生み出すことを目指すもので、30日初めての会合を開きました。
このなかでは、実証実験を行う候補として自動運転による無人のタクシーサービス、「ロボットタクシー」の実現や、無人機ドローンによるビルの建設現場の点検作業、それにウエアラブル端末で日々、計測される運動量と医療データを分析して生活習慣病の予防につなげる健康サービスの創出などが示されました。
委員会では、年明けには実証実験の対象を決定し、実験を順次始めるとともに、必要な法律改正やルールの整備などを各省庁に働きかけることにしています。
IoTなどを活用する動きは、アメリカやドイツで先行しています。日本としても最先端の技術を媒介として、さまざまな企業が結びつき新たなビジネスを生み出すことで経済成長につなげることが課題となっています。

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