サッカーのJ1は24日と25日の第2ステージ第15節を終了し、まだ10月下旬だというのに早くも残り2節となった。
31日にヤマザキナビスコ杯の決勝戦が行われ、11月9日から17日までは国際サッカー連盟(FIFA)が定める「インターナショナル・マッチデー」で日本代表の試合が組まれている。そのため、11月7日に第16節、22日に最終の第17節と、終盤の盛り上がり最高潮になる時期に、なんとも締まりのない日程になってしまった一方、残り2節の状況は、大変なことになっている。
年間勝ち点 | 第2ステージ | 第16節 | 第17節 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
広島 | 68 | 34 | A | G大阪 | H | 湘南 |
浦和 | 68 | 27 | H | 川崎 | H | 神戸 |
G大阪 | 60 | 28 | H | 広島 | H | 山形 |
FC 東京 | 59 | 24 | A | 柏 | H | 鳥栖 |
横浜M | 54 | 28 | A | 鹿島 | H | 松本 |
鹿島 | 53 | 31 | H | 横浜M | H | 名古屋 |
A=アウェー、H=ホーム
■今季導入されたチャンピオンシップ
11月下旬から12月上旬にかけて行われる年間チャンピオンを決める大会「チャンピオンシップ」には、2つのステージの優勝チームに加え、「年間通算勝ち点」で3位まで、すなわち最多で5チームが進出できることになっていたが、第1ステージ優勝の浦和は広島とともにすでに年間2位以内を決め、現状では「最多で4チーム」という状況。「年間勝ち点1位」は、チャンピオンシップでは自動的に決勝へシードされ、残り3チームによる準決勝を勝ち上がった勝者を決勝戦で待ち受けるという有利な立場にある。
「残り2節」を迎えた現時点での「タイトルへの争い」は以下の3つの座をめぐる争いであり、現在6つのチームがからんでいる。
(1)年間勝ち点1位=広島と浦和の争い
(2)第2ステージ優勝=広島、鹿島、横浜M、G大阪の争い
(3)年間勝ち点3位=G大阪、FC東京、横浜Mの争い
年間1位または2位は、すでに広島と浦和に決定している。ともに第1ステージ、第2ステージ通算勝ち点68。得失点差で広島が大きくリードしているが、決着がつくのは最終節となる。
第2ステージは広島が勝ち点34、鹿島が31で追う。これも広島が得失点差で大きく引き離しているため、鹿島は苦しい状況だ。さらに、数字上は横浜MとG大阪(ともに勝ち点28)にも可能性がある。ただこの2チームが逆転優勝を飾るには、広島が残り2試合を大差で連敗し、鹿島も1試合は落とすという条件がつく。
年間第3位の座を争うのはG大阪(通算勝ち点60)とFC東京(同59)。だが横浜M(同54)にも可能性は残っている。
ハリルホジッチ、ペトロビッチ、石原直樹、宇佐美貴史、倉田秋、武藤雄樹、槙野智章、興梠慎三、関根貴大
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