泊まれる本屋。
ふかふかなマットレスも無ければ、
低反発の枕も無ければ、
軽く暖かな羽毛の布団も無い。
最高な環境での良い寝心地は、
ここにはありません。あるのは、
読書をしてたら(マンガでも良いですよ)
いつの間にか夜中2時になってて、
もうあとちょっとだけって
まぶたが重くてたまんない中も読み続けてたら、
いつの間にか寝てしまった。
そんな、誰もが一度は経験した事があるであろう
最高に幸せな「寝る瞬間」の体験です。
理想的だ・・・!
毎日でも泊まりたい。いっそ住みたい。
いや、住みたいは言いすぎた。
毎日いろんな人と時間を共にするのは疲れそうだ。
ひとりのほうがいい。
しかし1度体験してみたい場所だ。
とにかく「好きなことをしてたら、うっかり寝ちゃった」って
最高の「寝る瞬間」の体験じゃないですか?
家でもそのように過ごしているのだからあまり変わらない気もするが、
確信犯的「うっかり」のためにわざわざ外に泊まるというのがいい。
「寝る瞬間」の体験のために出かける。
いかにもめんどくさいこじらせ現代人という感じだ。
倒錯的だが、こじらせ現代人の筆者にはたまらない。
余計なものがないところもいい。
シンプル。ただ、ドア的なものは欲しい・・・
なんていうか、これで、十分なんですよね。
こういう場所がもっと増えるといいな。
こちらも行ってみたいホテル。ちょっと遠い。