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2015-10-30

著作権的質問。「映像の世紀」で流れた古い映像は「わーいフリー素材だ」と自由に使えるんかな?

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新・映像の世紀」第一回は見たのだが、感想はほかのところで見られるものとあまり変わらない平凡なものでしかない。

・普通の歴史番組なら上出来だが、看板が重すぎて「あの映像の世紀」と比べると不満

・有名な人物の生涯に焦点を当てすぎるのはどうなんだろう(まあ、ハーバー博士はまだ日本では、一般的無名存在でしょ、と言われればそれも確かに)

ナレーションがやや過剰では

みたいな平凡な感想。

togettarやブログの感想をリンクで紹介したいところだが、代用PCでその作業が手間がかかるゆえ略。

付け加えるとすれば、

ハーバー博士の生涯は「栄光なき天才たち」でも描かれているので一読をお勧めします」「アイザック・アシモフもどこかで書いてた」ぐらいですな。

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こういう作品はむしろ皆が「作ったら?」という夢想から、ああいう映像著作権が気になる話。

映像の世紀新シリーズのへの賛否の感想を見て、ふと思ったのは「いっそ作ったら?」でありました。

これは別にジェシカ論法とか、プロ野球格闘家揶揄に、じゃあお前がやってみろ、つー話じゃない。

つまりだ、これも旧シリーズとの時代の差だよね…

基本、いかに映像の世紀が貴重な映像を発掘して、素晴らしい音楽と共に流したとしても、根本的にはそういう古い映像を何かの歴史観のもとに並べて

ナレーションで誘導(という言葉をあえて使う)、構成していくわけじゃないですか。

最初の「世紀」の当時もフラッシュムービーはあったのかな?そういう技法でも、こういうふうな形式なら傑作はあった。

YouTubeが全盛のいまは言わずもがなだし、実際に普通の人、一般人とおぼしき、YouTubeの「ドキュメンタリスト」はたくさんいたと記憶している。素材さえあれば一種のアームチェアドキュメンタリーだからね。

そういう人の腕前や構成力をリスペクトしているからこそ、「今回の映像の世紀に不満の人は、いっそ自作したほうがいいんじゃね?」と思えるのだよ。


んで。

単純に、にっくきTPPが発動される前はざっくりと、映像は「撮った人の死亡から50年。法人ならその映像の発表から50年」…で、いいんだよね?

だれが撮ったかなんて微妙もいいところだけどさ、まあ例えば第一次大戦フィルムは、もう大丈夫だろうと。

で、今回NHKがそういう映像を発掘して、構成して放送したとて、その音楽ナレーションコピーできないだろうけど、映像そのものはこちらで録画して「へっへっへフリー素材フリー素材。ありがたく人類共有の財産として使わせてもらいますわー」……ってことになるの?ならないの?

ぜんぜん詰めて調べてないけど、とりあえずそーなるんじゃないかなー、ということだけ書いて放り投げる。


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