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旭化成 3040件の調査状況 きょう公表10月30日 6時37分
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旭化成建材が請け負った工事で建物を支えるくいのデータが改ざんされていた問題で、親会社の旭化成は30日、この会社が過去10年間にくいの工事を請け負った3040件の調査の進捗(しんちょく)状況を公表することにしています。自治体の調査でデータの流用の発覚が相次ぐなか、会社側がどこまで全容の把握を進めているかが焦点となります。
横浜市のマンションで“傾き”が見つかり、くいの工事のデータが改ざんされるなどしていた問題では、横浜市のマンション以外で旭化成建材が請け負った工事でのデータの流用が、自治体の調査の結果、相次いで明らかになりました。
これを受けて旭化成は29日夜、横浜市のマンション以外に、28日に明らかになった北海道釧路市の道営住宅や29日に発覚した横浜市の公共施設で、会社側としてデータの流用を確認したことを明らかにしましたが、それ以外については、まだ確認できていないとコメントするのにとどまりました。
このため旭化成は30日、旭化成建材が過去10年間にくいの工事を請け負った3040件の調査の進捗状況を公表することにしています。
会社側では、くいの工事を含む建物の基礎事業を事実上、縮小する形にして、およそ150人を確認作業に充てていますが、それでも調査に時間がかかっているとしていて、会社側がどこまで全容の把握を進めているかが焦点となります。
これを受けて旭化成は29日夜、横浜市のマンション以外に、28日に明らかになった北海道釧路市の道営住宅や29日に発覚した横浜市の公共施設で、会社側としてデータの流用を確認したことを明らかにしましたが、それ以外については、まだ確認できていないとコメントするのにとどまりました。
このため旭化成は30日、旭化成建材が過去10年間にくいの工事を請け負った3040件の調査の進捗状況を公表することにしています。
会社側では、くいの工事を含む建物の基礎事業を事実上、縮小する形にして、およそ150人を確認作業に充てていますが、それでも調査に時間がかかっているとしていて、会社側がどこまで全容の把握を進めているかが焦点となります。